「ダイナースクラブ イタリアン レストランウィーク 2013」のプレス発表とレセプションが25日、駐日イタリア大使館で開催された。
"日本におけるイタリア2013" ( ITALIA IN GIAPPONE 2013 ) が開催されている今、食文化も体感してもらおうと、関東を中心として120店舗(25日現在) のイタリアンレストランの協力のもと、『ダイナースクラブ イタリアンレストランウィーク 2013』を、11月2日(土) 〜 11月17日(日) の16日間にわたって開催する。
ウィークに先立ち、プレス発表が行われるからとスピンドルからご案内をいただいた。

開会にあたって、駐日イタリア大使館 イタリア特命全権大使のドメニコ・ジョルジ氏が、歓迎の挨拶を行った。
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続いて、特別協賛のシティカードジャパンの マルコ・レヴェルディートCEO。
協力、日本イタリア料理協会からは、落合務会長(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ )。
また、ウィーク参加シェフを代表して、ミシュランガイド東京2013において、イタリア人シェフで唯一2年連続で星を獲得したブルガリ イル・リストランテのエグゼクティブ シェフ ルカ ファンティン氏 が、それぞれ挨拶を行った。

レセプションでの、乾杯の発声は落合シェフ。
落合シェフは
日本では第一回となる「イタリアン レストラン ウイーク」が開催される運びとなり、私が会長を務める日本イタリア料理協会(Associazione Cuochi Cucina Italiana=A.C.C.I.)も協力できることをうれしく思っています。
A.C.C.Iは1988年に設立された、イタリア料理のシェフの団体で、現在、約130名のシェフと約70社の賛助メーカーで構成されています。
設立当初は、“本場イタリアの味を日本でも提供したい”としていましたが、オリーブオイル、パスタなども選ぶことのできない時代からのスタートでした。
イタリアン レストラン ウイークでは、次世代を担う若手のシェフたちが中心になってイベントを盛りあげ、日本のイタリア料理界が大きく飛躍する機会になれば、この上ないと思っています。
期間中は、たくさんのレストランと個性豊かなシェフたちが、みなさまをお待ちしています。
イタリアの食文化の奥深さとバラエティを広めることができるこのイベントに、ぜひご参加ください!

ドメニコ・ジョルジ大使は、開催中の ”日本におけるイタリア2013" に触れ、
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壁に掛けられた絵画を指して、1613年、仙台藩の武将支倉常長率いる慶長遣欧使節団が石巻から出港、1615年にローマに到着した。
「日本におけるイタリア2013」は、出航からちょうど400周年を迎える記念の年に開催されるわけで、この後、この絵は仙台に送り皆さんに見ていただくと紹介した。
イタリアワインは3千年歴史を持っている。
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大役を終えて、落合シェフもほっと一息。
料理研究家でタレントのベリッシモ・フランチェスコ氏も招かれていた。
1枚と云ったら、笑顔をくれた。この後、僕のスマホでも撮ってもらえますかと手渡された。
「イタリアンレストランウイーク」開催の意図は、現在活躍中のシェフはもちろんだが、次世代の若手シェフに光をあてていき、シェフたちはイタリアの魅力を改めて伝えていく。
また、孤高のシェフが多いイタリアン業界で日本初のシェフ共同開催イベントとして実施すると云うもの。
イタリア料理は日本人になじみやすいという点もあり、イタリアの食材やワインの素晴らしさとイタリア料理シェフの芸術を通じて、イタリア文化、伝統をより深く訴求しようとする本企画には、関係者から大きな期待が寄せられている。
参加レストランはこの中から店に相応しい価格を選んで提供しますが、レストランの通常営業の価格よりもお得感のあるコースの内容となるす。
イタリア料理ではシェフたちの個性を色濃く出すレストランが多く、彼らの料理に対する考え方を尊重する意味で価格幅を大きく設定しました。
本イベント期間中、人気の高級店の一流シェフや新進気鋭のシェフの料理などいろいろなイタリア料理を手ごろな価格で楽しむことができます。
ダイナースクラブ会員先行予約は10月19日(土)です。
イタリアンレストランウイーク
公式サイトhttp://www.itrw.jp/
事務局TEL.03-3409-5563(9:30-18:00)

イタリア大使館には、江戸時代の大名庭園が残されていた。
この地は、伊予松山藩の中屋敷だった歴史がある。
この屋敷を今日まで有名にさせているのが、元禄16年に発生した、あの「赤穂浪士」の事件で、
大高源吾(忠雄)、貝賀弥左衛門(友信)、岡野金右衛門(包秀)が
当時の藩主・松平隠岐守(定直)に、預けられた屋敷として知られている。