「三河島枝豆の収穫をするので来ませんか!」と、西東京市の矢ケ崎宏行さんから、電話をもらった。4月25日に定植作業をしたものだ。
これまで、何人かの方に、栽培してもったが虫が入ったりして、上手にできず、まだ食べたことが無かった。
「野口のタネ」に注文したら、丁度「切れている」と云うことで、そんなことを話していたら、滝山農業塾の世話人をされている金子操さんが、後日、「使ってください」と云って持ってきていただいたタネだ。

枝豆は、莢がふくらんでそろっていて、中の豆が大きく緑が濃い、そして、枝と枝の間が短く、莢が密についているのがよいとされている。
三河島枝豆は現在の荒川区荒川。かつては、同地で盛んにつくられていて、東京市場をにぎわせていた。
品種の特徴は、中生で枝数が多く、毛は白色、1莢に三粒の豆がそろっている優れた品質のため、三河島枝豆は、全国でつくられていた。
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矢ケ崎さんの畑では、例年栽培している交配種の脇に三河島枝豆を定植したので、その違いが明確だ。
草丈が高く、葉の色は薄め。
私が伺ったとき、「今しがた、押上 ”よしかつ” の佐藤勝彦さんが持って行ったばかりです」、と矢ケ崎さん。
交配種との食べ比べをすればよかったが、味の特徴はわからなかったが甘くて香りがよく美味しかった。

栽培をお願いしていた内藤カボチャ「カボチャも出来たから、食べてみてください」といただいた。

真桑瓜も試作してもらっていて、先月、伺った時は、まだ青かったが、
色づいたのがふたつと、まだ青いのがひとつ転がっていた。