6月の初めに、アロマテラピーの教室を開いている栗原冬子さんからメールを戴いていた。
お母様と世界遺産石見銀山の「群言堂」(りげんどう)に行ってきたと云うもの。
7月末には、お仕事でバリ島にも出かけたようで、ご活躍で何よりだ。
そんなやり取りの中で、石見銀山「群言堂」の松場大吉会長が東京にみえるので、紹介したいという。
栗原さんは、江戸東京野菜の普及には何かと応援をしていただいていて、今回の件も、石見銀山の築230年の武家屋敷「他郷阿部家」で、松葉大吉会長と夕食を一緒した際に、江戸東京野菜の話をしてくれたそうで、松場会長が江戸の伝統野菜に興味を持ってくれたと云うもの。
ありがたい話した。
4月にも、栗原さんにお気遣いいただいていて、当ブログで紹介している。
上の写真をクリツクする
何でも、JR中央線西荻窪駅から2分の所には支店があって、そこでは、栗原さんが2度、和の香りのセミナーを開催しているという。
松場会長は衣料品がご専門と伺ったが、(株)石見銀山生活文化研究所を25年前に立ち上げ、ユネスコの世界遺産登録以前から、地域興しに取り組まれていたようで、現在は東奔西走、講演に行かれているという。
また、in shop等、札幌から熊本まで全国に20数店を出店し、西荻の「 Re:gendo」(倉橋美香子店長)は、kurashiをコンセプトにしているが、こだわりのお料理も、田中哲司料理長が調理している。
同店では、故郷島根で獲れる魚介類などを取り寄せて使っているそうだが、野菜等は東京の地場野菜を、それに物語のある江戸東京野菜も旬の時期には使いたいと云っていただくなど、
栗原さんの紹介と云うこともあって、終始好意的なお話をいただいた。
古い武家屋敷「他郷阿部家」は、建物の居心地、地元の食材を活用したお料理は、良い思い出になったと栗原さんも話されていた。
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西荻店も私が育った昭和30年代の文化住宅の良さを残し、当時の暮らしを伝えていく寛ぎの場所となっていた。
これには、石見の大工、石州左官など、職人さんたちが何か月も住み込みでリフォームしたと伺った。
改めて、ゆっくりと伺いたいと、思っている。
栗原さん、ありがとうございました。
群言堂会社設立25周年を記念して、9月15日、山形のアル・ケッチャーノ奥田シェフを招いて「石見銀山で食の未来を考える一日」を開催するという。
現在キャンセル待ちの受付中とか