練馬区農業振興課の岩松係長と担当の三浦さんが、訪ねてこられた。
何でも、今年は、板橋区の西部地域にあたる練馬、石神井、大泉地区が、練馬区として独立して60年になるというので、独立60周年に当たり、区として記念事業を11月17-18日の両日実施する方向で検討していることから、イベントの企画について協力してくれと云うもの。
お二人が見えたのは、事前にJA東京あおばの渡邉和嘉部長が、同区に私を推薦してくれていたもの。
練馬区では、農地が宅地化し区民は70万になろうとしている。
中でも練馬を代表する練馬大根は、1bもする長さのため抜くのが大変で、生産量は1万数千本と少なく、殆どの区民が食べたことかなかった。
練馬の子どもたちに練馬大根を食べさせたい。農家に練馬大根の栽培を依頼すると、決まって抜いてくれるならの返事。誰に抜いてもらおうか、
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JA東京あおば農業祭会場で実施される他のイベントとしては、渡邊部長が提案した、全国大根見本市、練馬大根創作料理コンテストが決定した。
大学の後輩であるJA東京あおばの渡邉部長は、私をよく訪ねてきては、東京農業のことを情熱的に語っていった。
実は、今年の初め、「スイカの種やサクランボの種を飛ばすことが、メディアで話題にするんだから、東京にもそういう「農業風物詩」があるといいんだが・・・・」と語っていた。
どちらかともなく「練馬大根を引っこ抜く」ことだって、競技にすれば話題になるんじゃないかという話になった。練馬大根を区民に抜いてもらおう!!

今日、東京都綱引き連盟の副会長を拝命していたので「綱を引く」のと、「大根を抜く」のは同じ筋肉を使うことから、綱引きチームに参加させたり、連盟の公認審判員に審判をやらせようと、発想が次々浮かんだ。
また、渡邉部長は練馬区長との意見交換の席上で、志村区長に対して、練馬区立の小中学生は、練馬の伝統野菜、練馬大根を食べた事のない子供が多く、最低でも一年に一度は、給食に出して欲しいと要請して、実施が決定した。
そこで、提案した企画は、「練馬大根引っこ抜き選手権大会」だったが、区サイドでは、そのイメージがつかめなかったようで、「これまでも収穫体験として、区民の皆さんを募集して抜いている」と云っていたが、これはスポーツだと伝えたことで「練馬大根引っこ抜き競技大会」に落ち着き、競技の中で「選手権の部」になった。
「第1回 練馬大根引っこ抜き競技大会」はここから。