先日、「とうきょう元気農場生産組合」の暑気払いの席で、隣に座った八王子市小比企町の中西真一さんから、うちのおやじがキッチンが走るに出て、在来のしょうがを紹介したと云う話を聞いていたので、今度畑に伺いますと云って別れた。
数日後、江戸東京野菜の八王子市担当の福島秀史さんと京王線北野駅のロータリーで待ち合わせて出かけた。
中西さんの畑は、福島さんが調べてくれて、車で先導してくれた。
車は、北野街道を西の方に行くので、昔来たと思っていたら、小比企町の交差点まで来て思い出した。
東京都農林水産振興財団に勤めていた時に、丘の上の市民農園を見に来たことが何回かあった。
中西真一さんは、7日の八王子市永福稲荷神社例祭の「生姜まつり」と、8日、9日のあきる野市二宮神社の「生姜祭り」用の荷づくりに忙しい様子だったが、生姜畑に案内してくれた。
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小比企町の交差点から登り坂の行き着いたところに、中西さんのお宅があったが、ここからは見晴らしがいい。
遠くゴルフ場のネットが見えるがあの手前が、磯沼正徳さんの「磯沼ミルクファーム」だ。
写真の左端が、京王線のめじろ台駅方面だそうだ。
東京にこんな自然が豊かなところがあったのかと思うところだ。伸び伸びする。
中西さんは、我々に自慢の「八王子しょうが」を食べてくださいと手渡してくれた。
話には聞いていたが、綺麗なしょうがだ。
江戸っ子が、「粋だね !」と云いそうなしょうがだ。
「八王子しょうが」の特徴は、筋っぽくない、辛味が少なく、むしろ甘みを感じる。
しょうがの色が淡い黄色で、根本のピンク色とのバランスが美しい。
良い食材があると、東京のどこへでもすぐ飛んで行く、押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんに、美味しいしょうががあると電話をしたら「明日にでも行きます ! 」といっていた。
同 しょうがは、南多摩農業改良普及センター(荒木俊光所長)の、宇津木栄司普及員が指導されているようで、これまで同市の加住地区5人、小比企地区3人、中野地区1人、川口地区1人、石川地区1人の11人をまとめて、生産体制を整えているようで、

遠く、ポツンとあるビルは八王子駅に隣接する41階建てサザンスカイタワー八王子の20階以上が見える。
真一さんのしょうが畑を眺めていたら、遠くから自転車に乗って農道を近づいてきたのが中西伸夫さんだった。
先日の暑気払いでお会いした、ひよどり山で大蔵大根(F1種)を栽培する方だ。
伸夫さんもこの上に畑があると云っていたが、ひよどり山と同じような環境なので、ひよどり山の大蔵大根も楽しみだ。