7月に、中野サンプラザで講演をしたときの懇親会で、席が隣同士になった杉並の高橋延治さんと、練馬の榎本和夫さんから、2人が会員の「東京杉並ロータリークラブ」例会で、卓話をしてくれないかとの依頼があった。
ロータリーからのご指名は、4月に東京武蔵野RCからあり、吉祥寺のホテルで卓話を行ったことは、当ブログで報告したが、様子はわかっていたのでお受けした。

会場は、西新宿の超高層ビルが立ち並ぶ一角にある「ヒルトン東京」。
西武線で西武新宿まで行き、歩いて青梅街道の鳴子坂側からホテルに向かった。
今年は、近くの新宿区立柏木小学校で鳴子ウリの復活栽培を行っている。
上の写真をリックする
例会は、ロータリークラブ慣例のセレモニーから始まり、君が代、ロータリーソング。
そして、季節の歌として「赤とんぼ」を全員で歌った。
東京杉並ロータリークラブの伊藤博康会長からは、昼食をいただきながら、江戸東京野菜はどんなものなのか、お話をさせていただいたが、セレモニー後に、私を紹介してくれた。

卓話は30分。
会場が新宿と云うこともあり、早稲田ミョウガの捜索から、かつお祭りまで、早稲田大学の皆さんにおせわになったことなどを話をした。
上の写真をクリックする
卓話では、杉並の農業について触れた。
上高井戸の鈴木宗孝さんは、周年でトマト栽培をしている。
また、井の頭線高井戸駅から望むことができる栗林で栽培されている「くり」は、オテル・ドウ・ミクニでも使われている逸品。
清水の井口幹英さんは、大蔵大根は杉並の源内つまりが元だということに着目して、杉並の伝統野菜を復活すべく、取り組んでいる。
また、東京大学西東京農場に勤める、手島英敏さんは、杉並の伝統野菜「高井戸きゅうり」の復活に取り組んでいることなどを紹介した。

気分よくお話をさせていただいた。
写真右から、大澤健太郎幹事、伊藤会長、高橋延治氏(今月の責任者)、榎本和夫氏(社会奉仕委員長)。
上の写真をクリックする
今回も、初めてお会いした方々と名刺交換をさせていただいた。
写真右の尾崎政雄理事は、誕生月と云うので皆さんにお祝いされていたが、帰り際、早大OBだそうで、早稲田ミョウガの話は興味深く聞いたと挨拶に来てくれた。
クラブ広報・週報委員長の大森将年氏は、小金井にお住まいだが、江戸東京野菜の取り組みについてはご存じなかった。
中野の宝仙寺さんの富田道生住職、前会長の森実氏。
メキシコで日本料理店を出している石川晴敏氏からは、食材としても興味を持っていただいた。
後日、同クラブから、週報2013/9/19 vol.26 No.8 が送られてきた。
「江戸の歴史・文化を次世代に伝える江戸東京野菜」上の写真をクリツクするとPDF