JA東京みどり江戸東京野菜意見交換会が、9月6日、生産者の皆さんが出席しやすい19時から、開催された。
江戸東京野菜の意見交換会は、毎年、生産者を集めて開催されている。
同JAが、江戸東京野菜の栽培に取り組み始めたのは、2007年からで、収穫し販売を始めたのは、その年の暮れからだ。
これは当時課長だった、原省三部長代理が高橋信茂組合長の意図を汲み、人選して始まったもの。
今年、5月17日(金)プレオープン、そして23日(木)「ファマーズセンター みのーれ立川」(042-538-7227)は、グランド オープンした。
JA東京みどりでは、立川市、昭島市、国立市、東大和市、武蔵村山市の生産者が持ち寄った新鮮野菜などを販売している。
開催にあたって、挨拶に立った吉澤一三専務が、皆さんへ お願いがあるとして・・・・・
「みのーれ 立川」の販売農産物をさらに充実していくために、江戸東京野菜生産者に、販売品目の充実と、安定供給をお願いした。
また、JAでは、目玉商品として金町こかぶによる、新たな商品開発を行っていて、増産についても依頼していた。
右から順不同、みのーれ立川運営委員長の金子波留之さん、
江戸東京野菜生産グループ会長・清水理作さん、
同JA吉澤専務理事、清水繁雄さん、
下段右から、JAの豊泉地域振興部長、栗原一男さん、清水丈雄さん、
原 部長代理
吉澤専務から、みのーれ立川を、生産者目線で、仕切るのではなく、消費者目線の販売を心掛けてもらいたいとの言葉に対して、
生産者たちから、江戸東京野菜のコーナーを作ってほしいとの要望が出された。
江戸東京野菜生産に励みが付くばかりか、今話題の江戸東京野菜のコーナーが出来れは、地域外から車で来るお客様も見込めることから、「みのーれ立川」にとっても、プラスだとして、
吉澤専務は「作りましょう!」と即答し、確約した。
「みのーれ立川」を担当する、同JAの地域振興の豊泉部長は、「農産物を見て、味わえる」施設も作りたいと、構想を語った。
現在、同JAの生産者は、伝統小松菜、亀戸大根、金町コカブ、のらぼう菜、寺島なす、東京うど、早稲田ミョウガ、拝島ネギの8品目を栽培しているが、
私から栽培品目の拡大をお願いし、「江戸東京野菜コーナー」設置に向けて取り組んでいただけるよう、これから播くものとして、
伝統大蔵ダイコン、品川カブ(東京長カブ)、しんとり菜、青茎三河島菜、汐入大根(二年子)なら間に合うと5品目を、アドバイスしておいた。
同JAの江戸東京野菜についての取り組みは・・・・
伝統小松菜を栽培してくれた馬場正明さん、亀戸大根の清水理作さん、金町コカブの清水繁雄さんによって始まったもので、当ブログで紹介している。
2010年7月15日には、新たに、寺島ナスの栽培が清水丈雄さん、金子波留之さん、栗原一男さんの圃場で始まった。
特に、2010年の夏に、亀戸大根の栽培技術が向上したことから、亀戸の割烹升本との契約栽培が始まった。
上の写真をクリックする
翌年には、亀戸大根では第一人者の、葛飾区の鈴木藤一さんのお宅に伺い、栽培についてのノウハウを伺っている。
金町こかぶは、清水繁雄さん
高橋信茂組合長も、地域振興の素材として江戸東京野菜に注目している。
立川のナス栽培と云えは清水丈雄さんで、寺島なすの畑を見せてもらっている。