野菜の学校でお世話になっていた、園芸研究家の御倉多公子さんから7月上旬に、メールをもらった。
何でも、今年で3回目を迎える「季節の野菜のガーデニング講座」の講師をしてきたが、今年は御倉さんの希望が叶って、江戸東京野菜のガーデニング講座を実施することになったから、協力して欲しいというもの。
これまでは同講座は江東区東大島で 秋の野菜と春の野菜で開催してきたが、同区は、高層マンションやアパートに住む方が多く、緑を通して街の緑化はもちろんのこと、住民どおしのコミュニティーづくりにも役立っているとかで、毎回、キャンセル待ちがでるような人気の講座だそうだ。

30分ほど前に会場についた
この講座、江東区土木部管理課CIG推進係が主催し、企画運営をNPO Birthと、牧野ふみえさん率いるNPOグリーンワークスが協力している。
上の写真をクリツクすると入念な打ち合わせ。
同区土木部管理課CIG推進係の高橋寛係長、NPO birthの宮菜由貴子さん、中澤佳保里さん、吉田彩さん。
NPO グリーンワークスの、三浦香澄さん(理事)と東方陽子さんは、すでに江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座入門編を受講していただいたし、
江東区にお住いのお二人は、第五砂町小学校で行われた砂村一本ネギの播種も見に来ていて、江戸東京野菜の持つロマンを感じ取ってくれていたようだ。
前回の5日には、御倉さんの「ベランダガーデニングの基礎」があり、その後、江戸東京野菜の試食として「寺島なす」を食べていただいたという。
受講者には食彩の王国「寺島なす」は見ていただいていたようで、どこで買えるかが、話題になっていた。
近くでは、東向島の八百屋で売っているという情報が、伝わっていたが、当ブログではカテゴリ「寺島なす」にまとめてある。
今回は、江戸東京野菜の「のらぼう菜」を使った寄せ植え。
のらぼう菜のタネは野口種苗から取り寄せたもので育苗したもの。

「江戸東京野菜とは」
「江戸東京野菜には物語がある」
江東区には、農地はないが、その分皆さん野菜作りには熱心で、
そんなこともお話したが、当ブログで報告してある。
亀戸香取神社の福分け祭りに、促成栽培の発祥の地
「江東区立小・中学校の江戸東京野菜栽培の取り組み」としては、
亀戸大根の第二亀戸小学校の取り組みや
砂町小学校での砂村三寸ニンジンの復活や第四砂町中学の取り組み。
そして、第五砂町小学校の砂村一本ネギの取り組み。
上の写真をクリックする
会場は亀戸駅から1分の「カメリアプラザ(亀戸文化センター) 6階 第三研究室」。
講座は 14:00より16:30だが、私の出番は、14:15〜14:45。
会長の牧野さん(写真右上)には、これまで大田区の伝統野菜、馬込半白キュウリや馬込三寸ニンジンの普及でお世話になっている。
私の後は、御倉さんの寄せ植えの実習で、説明のあと、
大きめのプラスチック鉢に、のらぼう菜を春菊(アブラナ科のコンパニオンプランツとして)鑑賞用トウガラシを寄せ植えした。
ちなみに第3回目(9月30日)は、亀戸大根の種まきセット(大きいので持ち帰り)と小さいポットに 後関晩生の種まき実習をすると云う。