2013年10月01日

「第2回 早稲田かつお祭り」が、29日から早稲田大学周辺商店連合会の主催で始まった。


「第2回 早稲田かつお祭り」が、29日から早稲田大学周辺商店連合会(北上昌夫会長)の主催で始まった。
、早稲田大学の気仙沼支援のひとつとして、早田宰教授の発想に北上昌夫会長のW商連の皆さんとが合意して、昨年から始まったもの。



1-1キャプチャ34.JPG

上の写真をクリツクすると拡大。


早田教授の都市居住環境論研究室の皆さんや、平山郁夫ボランティアセンターの皆さんが、西早稲田の居酒屋「かわうち」の店先に集まった。
写真左端に、早田教授と北上会長。



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29日は、居酒屋「かわうち」、和食・酒処「酒食三昧・紅梅」、居酒屋「やってまれ酒場 稲郷」、で試食会が行われたが、学生たちは、早稲田通りに面した居酒屋「かわうち」の店先で、気仙沼の水産加工品などの販売を行った。

上の写真をクリックする
試食会では、店主の渡部雄一さんのが、気仙沼の戻り鰹に、井之口喜實夫さんが栽培した早稲田ミョウガを “つま” に使われた。

写真右下は、先日、早稲田鶴巻町の天祖神社で行われた式典で献納されたミョウガだか、今年は根株が良く育ったことから大きいミョウガ収穫できた。

試食会用には、早稲田みょうが栽培の第一人者、井之口さんが5Kgを持ち込んだ。

練馬の谷原交差点から早稲田までは30分の距離だから、新鮮なものが提供できる産地だ。
30日からは、8Kg単位で納品する予定だという。



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早稲田ミョウガは、晩生のミョウガだから、ふっくらしたプロポーションで、他産地のほっそりとした早生物との違いは明確だ。

上の写真をクリックする
先日、スーパーに寄ったら、高知産、秋田産、群馬産が売られていたので買ってきたが、どれもが早生ミョウガのほっそりとしたもの。
高知は養液循環栽培、群馬は高設栽培と、施設栽培が主流になっている。

群馬の代表的なミョウガは “陣田ミョウガ” だったが、現在“群馬のみょうが”と一括りになって流通しているそうで、市場では幻となってしまった。

秋田県は能代産の白神ミョウガが有名だが、ここは露地栽培だ。

そして、NHK-TVの「月刊やさい通信6月号」で見たが、こんな栽培があったのかと驚かされたのが、全国8割を占有する高知県のミョウガだ。

番組では同県須崎市でミョウガ栽培をする大野彰氏が紹介していたが、
何でも、30年前は数軒で露地栽培だったが、ハウス栽培にしてから1年中出荷できるようになり、12個パックで業務用だった。
91年から3個パックの家庭向きにしたことで市場を占有できたという。
しかも98年からは、最新の水耕栽培にしたことで年4,500トン、年商52億円と云うからすごい。

最新の養液循環栽培方法は高度な技術が用いられていて撮影は非公開で、番組では見ることはできなかった。





posted by 大竹道茂 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ
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