このほど、全国9万人の農業クラブ員の情報誌「リーダーシップ」2013 秋号が送られてきた。
表紙に、「特集2 首都圏大会ガイド」としてあった。
平成25年度 第64回日本学校農業クラブ全国大会は、関東地区学校農業クラブ連盟が主催し、23日(水)から東京都で大会式典・代議員会・クラブ員代表者会議が開催される。
中でも、全国から代表の皆さんが集まる、クラブ員代表者会議は、東京都立農芸高等学校が準備を進めているが
クラブ員代表者会議の中で行われる講演会の講師として、大会事務局長の都立園芸高校・徳田安伸校長から依頼文書をいただいている。
講演は、一週間後の23日(水)13:20〜14:50。
講演会場 東京都立農芸高等学校 体育館
対象は次世代を担う クラブ員代表者会議参加農業高校生約280名と引率顧問110名と伺っている。
これまで、実施責任者の高橋元幸主幹教諭と実施主任の秦野俊夫主任教諭と打ち合わせをしてきたが、江戸東京の伝統野菜に取り組む東京の農業系高校についても紹介するつもりだ。

都立農産高校では、荒川区観光振興課の要請を受けて、園芸部の生徒達が佐々木希彰教諭の指導のもと、同区の伝統野菜・青茎三河島菜を栽培、合同で調理の研究会を実施している。、
都立農業高校では、都市園芸科の大谷敦子教諭の指導で、地域に伝わる東京ウドの栽培や、府中市の歴史に残る御用ウリの復活に取り組み、食文化を地域社会に広めるとともに、貴重な遺伝資源のタネの採種も行われている。
都立瑞穂農芸高校では、食品科の横山修一先生の指導で、志村みの早生ダイコンを栽培し、江戸の昔から伝わる、「べったら漬け」に加工し、販売も行う予定だ。
市場は青首大根一色の中で、べつたら漬けの素材も青首大根となっているが、江戸の食文化の一つぺったら漬けは伝統野菜の夏大根・志村みの早生ダイコンで漬けてきたもので、
試食させてもらったが、良い味を出していた。

最近の話題として、気仙沼かつお&早稲田ミョウカのイベントが、早稲田で行われているが、全国の皆さんにも、見ていただくための、井之口喜實夫さんがオアシスに刺して、展示用の「大振りの早稲田ミョウガ」を作ってくれている。
この大会、千葉県で情報処理技能競技会・家畜審査競技会・平板測量競技会、埼玉県で農業鑑定競技会、神奈川県で意見発表会とプロジェクト発表会と、首都圏の各県で実施される。