最近、江戸東京を話す時に、必ずプロローグで話すことがある。
それは、6月6日に、フランスのフランソワ・オランド大統領が国賓と来日したことだ。
安倍晋三首相は、オランド大統領一行を迎えて、7日、日本政府主催のランチミーティングを行っていてる。
当日は、三國清三シェフが率いるドリーム・チームにより、両国の多彩な食材を使っての文化交流が行われていて、そのことは、当ブログで紹介した。
当日の写真は農水省から頂いたもので、その中には料理の写真はなく、三國シェフもお持ちではなかったが、先日、三國シェフが、家庭画報の国際版(2013年秋/冬号) に詳しく掲載されたからと、1冊送っていただいた。
家庭画報では、2011年に、葉画家の群馬直美さんが描いた江戸東京野菜を1年間掲載されたことがあった。
そして翌年、家庭画報の国際版で群馬さんの作品の一部が紹介され当ブログでも紹介しているが同誌による世界への発信は2度目になる。
上の写真をクリツクする
“ 江戸東京野菜で、お・も・て・な・し” の料理は、
「リムーザン牛と神戸牛の西京漬けロースト、木の芽味噌ソース、五種の江戸東京野菜添え」だ。
同誌の80頁から85頁までの6頁を使って、「大統領の午餐会 日仏交流のArts de la Table」
「テーブル上の文化交流」などの見出し。
同誌では、江戸東京野菜の生産者として奥多摩ワサビの千島国光さんが、
「奥多摩のわさび栽培は400年もの歴史がある。『千島わさび園』の千島国光さんは、8年かけて手作業で石垣とトロッコを整備した。」と語り、
また、東京うどは『須崎農園』の須崎雅義さんで、「ウド栽培歴40年以上、地中に掘った8個の穴倉で、光を当てずに育てる「軟白うど」を育てている。」とある。