2013年11月02日

第6回 「子どもたちに笑顔を !」プロジェクトは、岩手県陸前高田市立小友小学校へ


三國清三シェフが代表を務める日本フランス料理技術組合と、東急グループ各社に日本バレーボール協会、その他有志企業による、東日本大震災の被災地支援の「子どもたちに笑顔を ! 」プロジェクトは、10月28日に開催された。

23日時点で台風27号、28号が発生しており、島根、京都、山梨から、また、仙台、弘前、岩手から参加されるシェフの皆さんも気をもんだようだ。

震災後の2011年6月、いち早く気仙沼市立階上小学校に向かった同プロジェクトは、5年計画でこれまで宮城県と福島県を訪れていたが、今回は前回3月の仙台市立荒浜小学校(東宮城野小学校内)より遠く、岩手県の陸前高田市立小友小学校で開催された。

今回は6回と云うことで、計画は後半に入ったわけだ。

昨年より3時間ほど早い20時に、赤坂エクセルホテル東急をバス2台に分乗して出発し、途中休息を取りながら日の出前に、岩手県陸前高田市立小友小学校に着いた。




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ハンバーグ好きの子ども達に、三國シェフは、野菜から食べなさいと云って回っていた。

上の写真をクリックする
シェフ達も、生徒達の席を回って、子どもたちとのコミュニケーション。

今回の対象は、小友小学校の1年生から6年生までの77人と先生方で93名、米崎小学校の5年生と6年生の50名と先生方で55名、それに地元関係者全員で156名。

さらにスタッフを含め、276名分の料理が用意された。





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上の写真をクリツクする
この地域はスポーツが盛んなようで、小友小学校の玄関を入ったところの壁に、
岩手県代表で全国大会の全日本バレーボール小学生大会に出場していたり、全日本学童軟式野球大会岩手県大会で優秀な成績を修めている。

校門を入ったところに、二宮金次郎の石像が建っていた。




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7時半から準備作業、
東急グループの杉田光治氏(中央)の挨拶で始まり、ミクニチームの松木直也氏から会場セッティングについて、説明があった。

上の写真をクリツクする
シェフグループは、厨房の設置に取り組んだが、三國シェフ、加藤完十郎シェフ(ザ・キャピトルホテル東急総料理長)、白幡健シェフ(京都東急ホテル総料理長)から挨拶があり、仕込みに入った。




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9時半、このプロジェクトがグランドで始まった。

バレーボールの授業で、
指導は、元オリンピック選手の大山加奈さん、妹でビーチバレー選手の大山未希選手、同じくビーチバレー選手の幅口絵里香選手。上の写真をクリックする。

小友小(紺のジャージ)、米崎小(緑のジャージ)の5,6年生が参加した。

東急グループの責任者・佐藤嘉一氏(東急電鉄営業本部部長) や、東京コカコーラボトリングの中野泰三郎氏(相談役) もグランドに足を運んだ。



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スポーツの盛んな地域だけに、生徒たちは積極的で、ビーチバレーの2選手のスパイクを受ける等、大山加奈さんも生徒達を褒めていた。

陸前高田のママさんバレーの皆さんもゲスト参加された。
生徒たちの元気な様子は、岩手放送や岩手めんこいテレビが取材していた。



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10時半から、体育館で、食育の授業が始まった。
佐藤誠喜校長の「子どもたちに笑顔を!」プロジェクトに対してお礼の挨拶があった。

上の写真をクリツクする
三國シェフを初め、29名の料理人が檀上に登場し、1人ひとり自己紹介。

引き続き、三國シェフは子どもたちに話しかけた。
舌には、甘い、酸っぱい、しょっぱい、苦い味、うま味を感じる味蕾(みらい)が 15,000もあります。
味蕾で感じたことは脳を刺激しますから、良く味わって・・・。

料理人たちが一生懸命作りましたから、料理は、まず見て観察し、匂いを嗅ぐ、触り、聞く、味わうと云う5感を使って、温かいうちに、料理を楽しんで食べてください。



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三國シェフは、常に会場全体を見回し、進行状況を見ながらソースをかけていた。

上の写真をクリツクする
特製ビツクハンバーグは、まず、ご飯に子どもたちが好きなカレーソースをかけ、その上にハンバークを乗せ、ハンバーグソースをかけるという、特製のダブルソースがかかっている。

野菜サラダは、サラダ菜、ブロッコリー、カリフラワー、赤・黄プチトマト、オレンジで、マヨネーズソースはオレンジ味。

スープはコーンポタージュにクレトンが浮いていた。
デザートは蓋付の玉子型の容器に入ったプリン。



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両サイドから、ライスの次にサラダが乗せられ、マヨネーズソースをかけ、カレーがかけられ最後にビツクハンバーグがカレーの上に乗せられ、ハンバーグソースをかけてもらって受け取るという流れ。

上の写真をクリックする
各料理人たちは持ち場、持ち場で手早く仕事をしていた。




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上の写真をクリツクする
校長先生も生徒達と一緒に味わっていただいた。




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料理のボリュームは下級生も上級生も、みんな同じだが、
よほど美味しかったのだろう、下級生たちもみんな完食。

上の写真をクリックする
野球部員など上級生の中には、お代わりで再度並ぶ生徒が何人もいた。



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東急グループからは、佐藤部長が文房具を、コカコーラからは中野氏がボールを、日本バレーボール協会からは大山選手達が、ボールを生徒たちに手渡した。

上の写真をクリックする
食後、小友小と米崎小の生徒代表が感謝の言葉を述べた




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小友小学校の生徒全員が壇上に上がり、お礼の歌として「空より高く」を美しい声で歌ってくれた。



子どもたちの歌を聞いたシェフの中には、「涙が出てきたと」という方もいた。




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上の写真をクリックすると全員の写真

三國清三、梅澤繁光、小川智利、水野宏尭、林一哉(オテルドゥミクニ)、赤松健二 (ピノロッソ)、山口雄三 (ランコントレ)、矢野研一(レガーレ)、塘泰三、宮崎寛之、岩澤宏哉 (ホテルマウント富士)、中川佳 (京都調理師専門学校)、山口拓哉 (六本木ヒルズクラブ)、山崎隆 (レストラン山崎)、相澤健冶、佐藤匠(ホテルニューキャッスル)、工藤弘城(弘前フランス料理研究会)、佐藤俊彦(グリコーンボーデン館ケ森)、石川一也、高橋光(仙台コミニュケーション専門学校)、松岡忠雄(メルパルク仙台)、斉藤亜由美(仙台アンパンマンミュージアム)、門間はるな(岩松旅館)

石井克明、渡邊昇一郎、水野博之(東急ホテルズ)、加藤完十郎、後藤浩実、安保光治、佐久間美宏、山口豊 (ザ・キャピトルホテル東急)、白幡健(京都東急ホテル)、加藤仁、森田正人、清水石あずさ(赤坂エクセルホテル東急)、碇元竜之(今井浜東急リゾート)、広瀬正人(新橋愛宕山東急イン)のシェフ等料理関係者の皆さん。順不同敬称略

今回は、江戸東京野菜グループとして、福島秀史さんと二人で参加させてもらい、集合写真の隅に入れていただいた。

次回の第7回は、来年3月10日、仙台で実施することが決まっている。


追録




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帰りに、「道の駅 高田松原」の前を通ったが廃墟となっていた。

上の写真をクリックする
Googleの写真で、小学校と奇跡の一本松との位置関係がわかる。



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小学校の南に広がる景色。
津波はリアス式の海岸線に住む人たちを呑み込み・・・。
写真右の広田湾からと、左の蛇ケ崎方面からの津波が写真中央の辺りで激しくぶち当たり、波が高く柱となって立ち上がったと云うから怖い。

小友中学校は小学校の近くにあったそうだが、被災し今はない。
したがって、同校の6年生達は、米崎小の6年生と一緒に米崎中学校に通うと伺った。

上の写真をクリックする
Googleの写真では左右が逆になる。



posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜
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