2013年11月17日

数日前、「種から種へつなぐ 〜育てて守る在来種・固定種の種〜」が、手元に届いた。



今年の2月だったか、新宿区矢来町にある創森社の相場博也氏から原稿の依頼があった。
「龍谷大学経済学部で、農業・資源経済学がご専門の西川芳昭教授のお考えに沿って、タネに関わる方々に原稿をお願いすることになった。
そこで、江戸東京野菜もリストに上がっているので、お願いしたい」と云うもの。

当初、10月頃に出版の予定で、江頭宏昌先生、野口勲氏、松田俊彦氏にもお願いしているというので、時間的余裕もあるし、興味深い出版物になるだろうと喜んでお引き受けした。



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数日前、「種から種へつなぐ」〜育てて守る在来種・固定種の種〜 が、手元に届いた。

「第4章 在来種・固定種の種を守るための 多様な地域的展開」の中に、山形大学農学部・山形在来作物研究会の江頭宏昌先生、京野菜の松田俊彦氏などと、一緒に、

“有名店によるメニュー開発から学校教育まで広がる、
「江戸東京野菜」の復活運動”、
  “江戸東京野菜とは”
、”江戸東京野菜を探し続け、選抜し、種を採る”、 
  “子どもたちによる江戸東京野菜の復活活動”、
 “一過性のブームには終わらせない”、

として11頁(写真11枚)にわたって掲載されていた。



同誌の目次を紹介する。


第1章 作物の多様な品種の種・種子を、
それぞれの地域で守る意味 西川芳昭

第2章 内外のジーンバンクにおける 有用な遺伝資源の保存  河瀬眞琴

第3章 在来種・固定種の種を 見直し受け継いでいくために

種苗交換会や種子の冷凍保存、
種苗ネットワーク化による自家採種運動  林重孝
「育種」「生産」「普及」の連携による自然農法種子の品種育成事業 原田晃伸・巴清輔・田丸和久、                       
自家採種を勧める「変な種屋」の使命は、
「誰もが種採りをする世界」のための種まき 野口勲
                                 
第4章 在来種・固定種の種を守るための 多様な地域的展開
「在来作物」の再評価と利用〜山形在来作物研究会と周辺の取り組みから 江頭宏昌                               
人と人とのつながりが種をつなぐ「いわき昔野菜」の発掘・普及  富岡都志子

有名店によるメニュー開発から学校教育まで広がる、
「江戸東京野菜」の復活運動、大竹道茂
 
集めた種を貸し出し、2倍にして返してもらう、
お金で取引をしない「安曇野たねパンク」臼井朋子

土の清浄化と自家採種による種の清浄化〜秀明自然農法の取り組みから〜 横田光弘                               
京の伝統野菜の保全・利用促進活動
〜桂高等学校「京の伝統野菜を守る研究班」松田俊彦

ネイティブアメリカンの暮らしにヒントを得た、
伝統野菜復活と「家族野菜」というコンセプト  三浦雅之                           
伝統的な遺伝資源を保存・発展させ「食べる」楽しみを次代に伝えたい 小林保
地方は自然のDNAバンク「山のこころ」に苦情けながらの暮らし ジョン・ムーア 
種をあやし、種を採るなかで感じる小さな粒の神秘性、
すばらしさ、大切さ 岩崎政利                             

第5章 遺伝子組み換え作物と 種子消毒・輸入種子の脅威
遺伝子組み換え作物で種子・食料を支配
〜グローバル資本による利益優先主義の罠〜 安田節子
本当のことはわからない種子消毒とブラックボックスの輸入種子 辻万千子

第6章 在来種・固定種の種の「育てて守る」ということ  金子美登
posted by 大竹道茂 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介
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