2013年11月20日

新宿区立大久保小学校の内藤トウガラシ、今年は大豊作。


今年の10月に、新宿区立大久保小学校(冨井正嗣校長) の4年生からメールをもらった。

<大竹道茂様へ>
はじめまして 新宿区立大久保小学校 四年一組の安そよん 矢野みずき 田村蓮です。今 総合で唐辛子の調味料を作ろうと考えています。
ぜひ大久保小に来てアドバイスをください。お願いいたします。
都合のいい日を教えてください。宜しくお願いします。




1-1013.jpg


担任の吉川 亘先生からは、
「現在4年生児童が内藤唐辛子を育てており、今年は大変豊作で、なんと4000個以上の内藤唐辛子を収穫することができました。

子どもたちは、江戸東京野菜の一つである内藤唐辛子を地域に広めたいと考えており、現在調味料を作ろうというアイデアを考えています。

調べ学習の中で、大竹様の名前が、なんと児童の方から挙がってきました。
つきましては、以下の通り、児童がアドバイスをいただきたいと考えていますので、もしお時間よろしければ、ご来校していただくことは可能でしょうか」というもの。

上の写真をクリツクする
左上写真 冨井校長と吉川教諭。左下写真は、一時寒くなったが再び暖かくなったことで再び花が咲き始めた。



2-1-1001.jpg

4年生は、1クラスで42名、多くても35名ぐらいのクラスが多いだけに、教室はいっぱい。みんな楽しみにしてくれていたようだ。

同校が取り組む、内藤トウガラシの栽培は、これまで前任の先生方と情報交換をしていたから良く知っていて、その経過をまずお話しした。

2010年に、当時の4年生は、トウガラシ饅頭を作った。

2011年には、内藤トウガラシにとどまらず、江戸東京野菜でカレーライスを作っている。

先輩たちの取り組みを紹介した後、東京の農業、そして、新宿の伝統野菜について、早稲田ミョウガの発見や、同区柏木小学校が取り組む「鳴子ウリ」の栽培についても紹介した。

そして、内藤トウガラシの話について話したが、特に「七味唐辛子」売りの話もした。
生徒には、常に「知ってる人!」と問いかけながら話を進めた。

皆良く知っていて、反応よく答えてくれた。

20分ほど残して、質問を受けたが、次から次へと、質問が続いた。

中でも「現在、一味唐辛子はできたが、ふりかけを作りたいので、アドバイスをしてほしい」と云うもの。

とっさに思いついたのは、七味唐辛子のように、ミカンの皮、青のり、胡麻等を入れて、7色にならなくてもいいから、大久保小独自のふりかけを作ったらどうですかと、アドバイス。

帰りに、代表の女子が、「ふりかけが出来たらまた来て試食してください」と云ってくれた。



3-1005.jpg

「私たちが作った、一味唐辛子を味わってください!」と云うので、手の平にとって、舐めてみたが、辛かったことを、顔の表情で表したら、生徒たちは喜んだ。

帰りに、お土産に一味を入れ物ごと戴いた。

内藤トウガラシの記事も、10日を越えたので、新たにカテゴリー「内藤トウガラシ」を設けたので、そこにまとめた。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/80962611
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック