2013年12月01日

伝統野菜は長老に聞け! 、練馬大根栽培の第一人者・渡戸章氏を訪ね再確認。


9月下旬、宇都宮大学名誉教授の宇田靖先生からメールをいただいた。

宇都宮大学の育種学と食品化学の両研究室を中心に、農学部の後援という形で、2004年から毎年「だいこんサミット」を開いていて、今年はその10年目に当たり、12月21日(土曜日)の13時から宇都宮大学の峰が丘講堂で開催されるという。

「だいこんサミット」では、全国各地のダイコンを活用した地域の取り組み、各地の種苗会社のダイコン育種の取り組み、試験研究所など研究機関での育種や栽培、利活用の研究活動、漬物製造業やダイコン加工業の皆さんの取り組みなどについて、全国各地から講演者を招いて、講演会と 総合討論、懇親会を開催してきたと云う。



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上のチラシをクリックすると拡大する。
この「だいこんサミット2013」、10周年を記念して、江戸のダイコンにまつわる食文化等について講演を依頼された。

勿論、喜んでお受けした。



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テーマは「次代に伝えたい江戸東京野菜」だが、江戸東京野菜として決定されている大根は、練馬大根、伝統大蔵大根、亀戸大根、志村みの早生大根、汐入大根、東光寺大根、高倉大根があるが、どれもが白首だから副題は「粋な江戸っ子は白首大根」としてお受けした。

何のお話をしたらいいかと考えたが、昔から伝わる練馬大根の種採りに付いて話そうと思って、練馬大根栽培の第一人者で、長老の渡戸章さんから、昔聞いていた話の再確認に渡戸農園にお邪魔した。

それは、東京都農林総合研究センターに保存されている「練馬大根の細密画」を裏付けするもので・・・、




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練馬大根の採種圃場では、まず大根の葉を見て、特徴ある葉の大根だけを抜いていく。要するにその葉のもが採種の基本になるものだと昔聞いていたのだ。

そこで、「伝統野菜は長老に聞け!」とばかりに、採種用練馬大根の葉の特徴について、再確認した次第。

上の写真をクリックする
渡戸さんに練馬大根の畑の中で説明してもらった。
右手に持った葉は、大きく伸びて葉先が丸く大きい、これは「おかめ」と云って採種には使わない。左手に持っている葉先の小さいものだけを選んで抜いていくのだという。
間違いない。

研究者など大勢集まる中で、アカデミックな話はできないが、日頃話しているわかりやすい物語なども話そうと思っている。

実行委員会代表の育種学教室・金子幸雄教授には、当日の資料として「粋な江戸っ子は白・・・」の原稿をお送りした。



posted by 大竹道茂 at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介
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