都市大学付属小学校(重永睦夫校長) の4年生による、第7回ミクニレッスンは、10月に初めて屋上菜園が使える状態となったことから、昨年同様の品種で種まきを行い、小平の江戸東京野菜の栽培農家・宮寺光政さんの指導で、トンネルをかけての栽培となった。

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一部の作物を除いて、ほぼ順調な生育を見せ昨年とは雲泥の差であった。
屋上から、昨年までの畑(写真右) は、ブルーのネット沿いの細長いスペースだったが、近隣の建物の陰になって、陽の光はあたっていない。
収穫作業は、松木直也プロデュサーの進行で始まった。
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桐組(担任・橘志保先生)40名が、
桐組1班 江戸東京伝統野菜「後関晩生小松菜」
桐組2班「スイスチャード」
桐組3班「京菜」は、水菜で販売されている。
後関晩生小松菜、京菜は順調な生育を見せていた。
江戸東京野菜の、伝統小松菜(後関晩生)について、命が今日まで伝わってきていることを伝えた。
しかし、スイスチャードは、茎が、赤、橙、ピンクと色が美しく、サラダには向いているが、播種する時期が遅く生育が不十分だった。
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桜組1班江戸東京野菜伝統野菜「青茎三河島菜」
桜組2班「二十日大根」
桜組3班「サラダ法蓮草」を播種している。
青茎三河島菜は、江戸東京野菜で、桜組でも今日まで命が繋がっていることを伝えた。
二十日大根は、播種から42日経過していることから、「す」が入ることを心配したが、寒さが増していることからか、生育が抑えられ、赤、ピンク、白のラディシュが収穫された。
サラダ法蓮草は、シュウ酸が少なく、スイスチャードと同じで、サラダには向いているが、播種期が遅く、生育が不十分だった。
来年は、スイスチャード、サラダ法蓮草(共にフダン草)の播種を、早い時期に時間が取れるか、また無理な場合は、シントリ菜やルツコラなとにすることも検討。
尚、同校でも伝統小松菜と青茎三河島菜については、ミクニプロジェクト長の滝澤宣頼教諭が採種をしたいということで、一部を残し継続して栽培することになった。
栽培がうまくいかないと、ミクニレッスンの調理にも影響が出るので、もしもの時のために宮寺さんが、同じ日に播種をしていて、栽培していたものを持参していた。
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プロが適切に栽培していると、こうなるということで、生徒達には見せる予定だ。