都政新聞の「東京育ち美味探報」の取材先の相談は、毎回、細川奈津美記者からリクエストがあるが、今回は農家ではなく、荒川区とのコラボで荒川区の伝統野菜・青茎三河島菜を栽培している都立農産高等学校(後藤哲校長) に伺うことで、担当の佐々木希彰先生に忙しい中、時間を割いていただいた。
NPOミュゼダグリの見学会としては、納所二郎会長(江戸東京野菜コンシェル) と上原恭子理事(江戸東京野菜コンシェル) が参加した。
当ブログでは、「里帰りした三河島菜」として、カテゴリにまとめてあるが、都立農産高校での青茎三河島菜の栽培のいきさつは、荒川区観光振興課の谷井千絵課長が、区の観光資源としてとらえた青茎三河島菜を、荒川を渡ってすぐの葛飾区亀有にある都立農産高校の佐々木先生に会って栽培を依頼したことから始まる。
同校の取り組みは、第64回 日本学校農業クラブ全国大会クラブ員代表者会議で紹介している。
谷井課長は、11月末に生育状況を見に同校を訪れ、我々が行くのを知って、担当の三宮捺湖さんとわざわざ来てくれた。
同区のホームページには「復活! あらかわの伝統野菜」だより、として現在1号〜10号まで掲載しているが、これからのイベントなどについて情報を戴いた。
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荒川区のイベントに合わせて、10月7日に播種したもの
細川記者も葉をいただいて食べていたが、癖がなく美味しいと・・
同校では園芸部 1年生、2年生、68名が取り組んでいる。
『復活!あらかわの伝統野菜』 2013年秋冬に向けたプロジェクトについて
目的:観光振興及び地域振興のための新たな魅力づくり
手段:伝統野菜(青茎三河島菜)を使用したメニュー展開
区内における三河島菜メニュー提供店舗の開拓
区内外に向けた積極的なPR、認知度アップ

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無農薬栽培のトンネルは青虫とよとう虫にやられていた。
佐々木先生には、来年の夏場は、三河島枝豆の栽培をお願いしたら、やってみようと云ってくれた。
当日は、荒川区と都立農産高校の取り組みが取材できるからと云ったら、読売新聞の越村格記者も取材してくれた。
@ 21日(土)日暮里マルシェで販売(都立農産高校)
区は、事前PR(区報、HP、ポスター&ちらし作成ほか)と
当日の手伝い
A 研究会の開催
「三河島菜研究会 IN 荒川」
都立農産高校園芸部と区の担当による研究会
12月20日(金) 山吹ふれあい館
H試食会 1〜2月の間に、区民向けに区内協力店舗で行う
・協力飲食店:これから募集
B 仙台芭蕉菜を取り寄せ
(上記試食会のどこかで食べ比べできれば)