2013年12月10日

2013全国学校給食甲子園 文京区立青柳小学校の松丸奨先生が江戸東京野菜を使って優勝。


地産地消などを学校給食の中で推進するため、地元の食材で味や栄養価を競う「第8回 全国学校給食甲子園」の、決勝大会が、12月8日(日)、東京都豊島区の女子栄養大学駒込キャンパスで行われた。1〜4次予選で選出された全国6ブロック12校(含むセンター 以下同)の選手が、1時間という限られた時間の中で、日頃の成果を出すべく力を尽くした。

 2,266校の頂点、優勝に輝いたのは、東京都代表・文京区立青柳小学校の学校栄養職員 松丸奨さん、調理員 大野雅代さんで、初の男性栄養士の優勝となった。

献立の全てに江戸東京野菜が使用されている。


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上の写真をクリツクする


早々とスポニチが報道していた。

松丸先生には、昨年の品川カブの品評会でお会いしていて、それ以降、小平市の宮寺光政さんの江戸東京野菜を給食でも使ってもらっている。

今年東京都代表になり、関東ブロックから全国大会に出場すると報告を受けていて、11月22日の東京新聞が松丸先生を紹介していた。
「こだわりの一つは、江戸野菜。都内には有名な小松菜のほか、練馬大根、品川カブ、千住ネギ、馬込三寸ニンジン、寺島ナスなどの伝統野菜がある。「東京の食文化を感じてほしい」と、月に2度は給食に使う。」と書いてある。

また、校内でも江戸東京野菜の品川カブの栽培を始めていて、今年も23日、品川神社で行われる品川カブの「品評会」に出品するようだ。


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江戸・明治から現代への食を巡る物語
東京地場産物が織りなす食の歴史物語。

のらぼうめし
使用地場産物 のらぼう菜 伝統大蔵大根の葉 品川かぶの葉
江戸前つくねの宝袋
使用地場産物 馬込三寸人参 東京大豆 東京軍鶏肉
伝統つくだ煮和え
使用地場産物 練馬大根 馬込三寸人参 きゅうり れんこん 東京産キャベツ
すり流し小鍋立て汁
使用地場産物 伝統大蔵大根 馬込三寸人参 あさり マグロ
はちみつにんじんゼリー
使用地場産物 馬込三寸人参 金町小かぶ 武蔵はちみつ 東京牛乳


これまで東京代表としては、第2回の江戸川区立鎌田小が小松菜で、第3回の品川区立小山小が品川カブで、第5回の檜原村学校給食共同調理場が決勝に残っているが、優勝は初めての快挙で、江戸東京野菜の復活普及に携わる一人として、この上ない喜びだ。

松丸さん、大野さんおめでとうございました。

追録



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後日、松丸さんから資料をいただいた。表紙をクリックする






posted by 大竹道茂 at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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