ライフスタイルコーディネーターの栗原冬子さんから先月メールを戴いた。
新丸の内ビルの、蒸し料理レストラン musmus(ムスムス)の経営者が江戸東京野菜に興味をもたれているから、紹介したいと云うもの。
栗原さんには、西荻窪の「群言堂」もご紹介いただいたが、お蔭様で田中哲司料理長も気に入ってくれていて継続的に江戸東京野菜を含め、東京産の野菜を使っていただいている。

新丸の内ビル7階に上がって、思い出した。
「musmus」のあるフロアは、毎年、三國清三シェフが、暮れの30日に、出身地の北海道増毛町の産物を持ち込んで開催する、「増毛deナイト」を実施する会場だった。
約束の時間に遅れて、栗原さんをお待たせしてしまった。
上の写真をクリックするとムスムスにリンクする。
同じフロアに、ムスムスの他、「来夢来人」「TikiBAR Tokyo」を経営する(株)テーブルビートの佐藤俊博代表取締役と、丸の内ハウス事務局の玉田泉統括マネージャーを栗原さんからご紹介いただいた。
お話をしていて、江戸東京野菜については、前に私の話を聞いていただいていた。
それは、四谷のオテルドウミクニで「東京の地産地消」として開催された時で、「寺島ナスの料理を食べた !、」と思い出してくれた。
一度、江戸東京野菜を使ってみたいと思っていたところ、栗原さんの話で、詳しく聞きたいということになったとか・・・

三重県鈴鹿市の近藤ファームの完全無農薬の野菜を取り寄せ、蒸し料理に。
蒸した野菜を、味噌やオリーブオイルで戴く。
上の写真をクリックする。
浅草、豆源郷のお揚げを味噌漬け焼き(写真右上)
写真右下、日野菜カブ
玉田さんは、江戸東京野菜に興味を持っていただいて、復活された野菜の物語や、復活までのいきさつを、面白がってくれた。
栗原さんは、私のためにしばらく居てくれたが、お仕事があるようで、先に席を立たれた。
栗原さん、ご紹介をいただきありがとうございました。

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秋田山内のいぶりがっこをオリーブオイルで戴く。
奈良加藤商店の「うねび漬け」は、粕をかえて7回も漬けかえるという。
自家製豆乳を土鍋で・・・、生姜餡かけが美味しい。
戴いたのは、どれもが、こだわりの生産者のもので、素材を生かした料理はどれも美味しかった。
近いうちに、今収穫されている、世田谷の伝統野菜・伝統大蔵ダイコンや、荒川の伝統野菜・青茎三河島菜等を持って行こうと思っている。
帰りに、玉田さんから、丸の内ハウスのオリジナルトートバックを2種類、お土産にいただいた。
A4の資料が入るサイズにしてあるとか、丸の内のオフィス街ではお客様は喜びますね。
上の写真をクリツクする
右が、タイの漫画家タム君こと、ウィスット・ポンニミット氏の書下ろしによるもの。
左が、Paul Davis 氏書き下ろしオリジナルトートバックだそうだ。
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丁度、仕事で来ていたDiscover Japanの福持良之助係長(竢o版社) を佐藤社長が紹介してくれた。
同店も同誌で紹介されたそうで、福持係長は最新号を送ってくれた。
「コーヒーとお茶」の特集だったが、金沢カフェ(渋谷) の紹介もされていて、金沢の伝統野菜・加賀野菜を食べさせる店を紹介していた。
江戸東京野菜はご存じなかったようだが、讀賣の連載が始まることをお伝えしたら、大変興味深いテーマだと云ってくれた。