会場のテーブルにうず高く積まれた、江戸東京野菜の亀戸ダイコンと滝野川カブ。
この野菜、板橋区の区民農園で、板橋グリーンカレッジOB会の第3支部長 今井登さんと、運営委員の舩木久二さん、本部の小池さんが苦労して栽培したものだ。
それにしても、固定種の特徴で大きさが不揃いだか、苦労されて、前日、一日がかりで収穫、寒い中洗って会場に運んだようだ。
この野菜、集まった会員の皆さんのお土産になるんだとか。
この集まり板橋グリーンカレッジOB会第3支部(会員数340余名)の講演会・忘年懇親会。
板橋区グリーンカレッジは、いわゆる同区が実施する高齢者大学校で、受講者同士のネットワークは卒業した後もOB会を結成し活発な活動をされている。
会員の加山義信さんの進行で講演会が開催され、ご依頼を受けて、演題は、食の安全、地産地消『江戸東京・伝統野菜の今』。
今回の開催は、今年の3月、「板橋区健康づくり協力店制度普及講演会」に招かれたおり、
健康づくり協力店として、出席していた、同区前野町「山吹亭」の山崎晴代さんが、江戸東京野菜の話が面白かったと同OB会に紹介してくれたことから実現したもので、今回、山崎さんは会場にお見えになっていたので、お礼を申し上げた。
講演の中では、板橋区の、志村みの早生大根の小学校での取り組みや、品川カブを使った品川区での町興しの事例、さらに、山積みされた「亀戸ダイコン」「滝野川カブ」についての物語や、食べ方などについてもお話しした。

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忘年懇親会では、OB会本部の会長・宇賀俊夫氏(写真上右)と、今井第3支部長(写真上中) が挨拶。
本部の馬場浩子さん(写真左)が乾杯の発声をされた。
しばらくして、ビンゴやカラオケで皆さん楽しまれた。

今井支部長(左)と舩木さん(右)が、訪ねてきたのは、8月9日だったか、講師の依頼にみえた。
わざわざ来られて、OB会の活発な活動を話されていた。
12月に開催予定だと云う事だが、会場を押えるには10月初めに開催される区の抽選会で希望日を引き当てなければならず、お受けしたが未定の状況であった。
それが、一番くじを引いて、12月13日 午前10時40分〜12時が決定した。
開催までの間、舩木さんさんには何かと情報をいただき感謝いたします。
当日、板橋区健康生きがい部健康推進課栄養推進担当の船橋久美子係長がお見えになった。
3月にお世話になった時には、前任の磯野嘉代子係長だったから、初めてお会いしたものだが、係長からは数枚の写真を戴いた。
食育として今後、健康づくり協力店などの協力を得て、地元の伝統野菜、志村みの早生ダイコンを一般区民が食すことができる機会を作っていきたいと考えていると云う。
大根の販売は、7月5・6日に開催された「エコライフフェア」で初出荷されたものだ。
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また、当ブログでも紹介しているが、JA東京あおばの板橋地区の取り組みが、フェアで事例として掲示されていたようだ。