新年のご挨拶に、早稲田ミョウガの栽培をお願いしている井之口喜實夫さんのお宅に伺った。
昨年は、春のミョウガタケ栽培、晩夏から秋まではミョウガノコの生産、それに伴ってのテレビや新聞の取材対応に、さらに早稲田ミョウガ栽培の拡大や普及、消費の拡大にと、お骨折りを戴いた。
今年は、昨年好評だったミョウガタケの栽培を早めると聞いていたが、丁度ご子息の勇喜夫さんと一緒に、作業中だった。
何をされているのか伺うと、軟化栽培をする室(ムロ)の壁土が崩れないように土止め板を作っているととのこと。
フォークリフトで使う、壊れたパレットを入手して、それを利用して作っていた。

今年は、早めの栽培と云うので、ハウスの中に室を作っていたが、大変な作業だ。土止めができると、後は休眠中の根株を室に植え付ける作業で、明日にはおナウと云っていた。
したがって、収穫は3月下旬になると云う。
井之口さんは、早稲田ミョウガの栽培についても研究熱心で、早稲田の皆さん方の期待に応えるべく、色々と考えてくれているが、
本来のキャベツ栽培では、永年の研究から東京を代表するキャベツ農家だ。
一昨年キャベツの立毛審査会で農林大臣賞を受賞したことは当ブログで紹介したが、
昭和62年の佐藤隆大臣、平成7年の野呂田芳成大臣、
平成9年の島村宜伸大臣、平成13年の武部勤大臣、
平成14年の大島理森大臣、平成17年の中川昭一大臣、
平成23年の鹿野道彦大臣、平成24年の郡司彰大臣、
これはすごい。