早稲田ミョウガでミョウガタケを栽培している井之口喜實夫さんから、10cmぐらいだが伸びてきたと電話で伺っていたが、「AFCフォーラム」に早稲田ミョウガのことを書いたが、井之口さんの名前も入れてあるので、1冊持って伺った。
1月の初めに伺った時、ムロの土止めを作っていたが、ハウス内に掘られたムロは、大きなシートで覆われていたが、シートをどけるともう1枚と、ムロ内が乾燥しないように保護ざれていた。

井之口さんは、早くから準備をしてくれていたので、のぞいてみると、ミョウガタケが伸び始めていた。
上のシートを剥いでもらった。
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昨年よりは、2ヶ月早く伏せ込んでもらっているので、2月23日に新宿御苑で開催されるスタディ&カフェの料理には、間に合いそうだ。

ハウスの脇に、もう一つムロが作られていたが、こちらは先のムロの収穫が終わる頃に収穫が始まるように時間差の栽培をしているという。
特に、先のムロは、落ち葉などを入れて丹念に踏み込むことで、発酵熱が生じて地熱が上がり順調な生育をしているのに対して、こちらは踏み込みなしと云うから、自然に地温が上がるまではこのまで、時間差が成立するようだ。
研究熱心で、これまでの長い経験から、井之口さんならではの技だ。
帰りに、自家製の蒟蒻を土産に戴いた。
井之口さんは、自家用に蒟蒻玉を栽培していて、玄関には亡くなった井之口さんのお母さんいね子さんの作品「蒟蒻の押し花」がかかっている。
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自家製蒟蒻だから美味しく頂いた。