8日は、「高円寺演芸まつり」が開催されている「うおこう寄席」で、「江戸東京野菜と落語」について、話すことになっていたが、あいにくの豪雪で家を出たものの、帰りが心配になって引き返して、失礼してしまったことは、当ブログで紹介した。
女将の松井つるみさんに、断りの電話を入れた時、来週は来られないかと聞かれた。
なんでも「大竹さんに会いたかった!」と云うお客さんには、来週のうおこう寄席にくると云うから、とのこと。そんなお客さんがいたのなら「お詫びに来週行きます」と答えていたが、またまたその日が大雪となってしまった。
店の前の雪かきをする松井女将
当日の「うおこう寄席」は、柳屋紫文さんの三味線漫談と、お弟子さんの東京ガールズが音曲漫才で、〜柳屋紫文の会〜。
女将からは、「江戸東京野菜と落語」を話してもらえるかと云われたが、紫文の会を聞きに来たお客さんには、迷惑な話だからと、お邪魔するが、前回失礼をしたお客さんにお詫びに行くということで、電車の遅れは出ていたが19時頃に「うおこう」に着いた。

1階のカウンターに陣取って、お酒を注文、女将が演芸の後に皆さんに出すという江戸東京野菜の「食べ比べ」の料理を出してくれた。
左から、ノラボウ菜、伝統小松菜、そして青茎三河島菜のお浸しだ。
上の写真をクリツクする
新潟「村上の塩引き鮭に〆張鶴の酒浸し」(写真右上)、
お酒は、豊島酒造の「重兵衛」は辛口で美味い。(写真左下)
手酌でやっていると、その脇を、お客さんが柳家紫文の会が行われている2階に次々と入っていく。
時折、扉が開いた時に三味線が聞こえてくる。
そんな中で、前にお会いした方が、訪ねてくれた。
先週来られなかったことをお詫びをした。
上の写真をクリックする
前回の「うおこう寄席」では、女将がチラシを作ってくれていた。
そんな所へ、鶯原しずさんを女将から紹介されたが、ライター/エディターの名刺を戴いた。
写真を撮らして欲しいと頼んだら、これでよければ、と云うのでアップ。
鶯原さんは、「地球のココロ」に書いていて、これまで江戸東京野菜については、書いていなかったから、改めてインタビューをさせてほしいと申し込まれた。
彼女も、柳家紫文さんの芸を楽しみに来たようなので、改めてお会いすることになった。
早く戻らないと家に着かなくなると思っていたが、鶯原さんが聞き上手なものだから、20時を回ってしまった。
女将に礼を云って外に出た。
相変わらず雪は降っていて、ホームに止まっていた下りの中央線に乗り込んだが、高尾でポイント故障とかでいつになったら動くのかわからず、
結局今度は上りに乗り換えで中野から東西線で高田馬場へ向かい、そこから西武拝島線の各駅停車に乗ったが、降車駅のホームにも雪が積もり自宅まではラッセルで帰ったが、23時になっていた。