小金井市の皆さんが「水湧くプロジェクト」で、江戸東京野菜を使ったまち興しを実施していることから、仲間に入れていただいたことは、当ブログで紹介した。
このほど、「こがねい江戸の橋渡し 江戸生活文化体験PR館」として、「Kogane−Edo小金井水土里工房」が設営されたからと、皆さんからお招きをいただいた。
小金井市商工会が平成18年度に実施した、黄金井ビジネスコンテスト2006募集部門のひとつに、空き店舗活用の企画提案を対象としたチャレンジ店舗コンテスト部門が設けられ、採用者には、当該空き店舗が平成19年1月から3月末まで無料で貸し出されることになっていた。
これに、NPO法人ミュゼダグリが応募したが、企画提案は採用された。
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活用する空き店舗は東小金井駅前の店舗で、江戸東京野菜を始め小金井の地域資源や生活文化を発信するための拠点となる「江戸生活文化体験PR館」を作ろうと、ミュゼダグリの理事で法政大学工学部建築学科の永瀬克己教授が立ち上がったもの。
永瀬教授の店舗改装デザインを基に、永瀬ゼミ生達も実践の場を得たとして2月1日から取り組んできたが、3月6日完成した。
場所は、小金井市梶野町5-9-10の空き店舗、JR東小金井駅北口より徒歩約3分の空き店舗だ。
ため、小金井市経済課が「地域資源活用プロジェクト事業」の一環として、運営支援を行ったもの。

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小金井市は、豊かな水と緑ばかりでなく、「江戸東京たてもの園」「東京農工大学工学部附属繊維博物館」などの文化施設や大学などの地域資源にも恵まれている。

江戸生活文化体験PR館は、こうした同市の特長を活かし、地域資源と商店街を結びつけた活性化手法のひとつとして、江戸・東京の生活文化をテーマにした地域ミュージアムづくりを企図して設置したもの。
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永瀬教授のおかげで、ミュゼダグリの土井利彦会長、納所二郎氏、プロジェクトの内田雄二氏などは、達成感に酔いしれていた。