2014年02月27日

 ”あっぱれ野菜! STUDY & CAFÉ “は、「国民公園協会 新宿御苑」を会場に開催された。


NPOミュゼダグリが実施している ”あっぱれ野菜! STUDY & CAFÉ “ は、初めて、新宿御苑の、「レストランゆりのき」で開催した。

昨年の、12月に国民公園協会 新宿御苑の本荘暁子さんを訪ねて、内藤清成の屋敷であった新宿御苑の歴史を学び、「レストランゆりのき」で、御苑ゆかりの野菜や江戸東京野菜を使ったお料理ができないかお願いしたことがあったが、業務課長の伊藤秀雄総料理長に、前向きに考えて戴き、実施の運びとなったもの。

定員30名で募集を行なったら数日で一杯になったほどの人気の企画となった。



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新宿御苑の歴史については、本荘さんに、2010年8月、”福羽逸人の偉業をたどる皇室庭園「新宿御苑」の物語” としてお話頂いている。

特に、2004年に福羽逸人の孫・福羽永芳氏とその夫人との偶然の出会いから、逸人が書いた回顧録を発見.
2006年の新宿御苑開園100年の記念事業として「回顧録」を出版することとなった、と云う話は、何度聞いても良い。
本荘さんのとっさの判断が、新宿御苑の歴史に新たな物語の頁が加わった。

この事は、NHK総合テレビで紹介され、最近ではNHKラジオ深夜便でも取り上げられ、アナウンサー須磨佳津江さんの『花が好き!自然が好き!』に掲載されている。



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集合は、新宿御苑ビジターセンターに10時半だったが、東京マラソンの開催で、都庁から大ガードを抜ける靖国通りは、選手たちが駆け抜けて行った後だがしばらくの間、警察官が大勢でて通行止めが続いていた。
そんなことも予定に入れて、皆さん楽しみにしていたらしく、おいでになっていた。



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内藤家のお屋敷地から明治時代の農業試験場
新宿御苑の祖 福羽逸人の功績
樹木の未来を見据えた庭園づくり
偶然に導かれた「回想録」との出会い。についてお話しいただいた。


「CAFÉ」、
「大饗の献立」は ここから



追録

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福羽逸人が明治26年に発行した蔬菜栽培法を見せていただいた。

明治39年に仙台で、吉野平八が最近 蔬菜栽培法を発行している。
これには、三河島菜 「仙台にては芭蕉菜と称す」云うと記されていた本だが、内容が、東京等の農業をベースにしていることから、福羽の教えを地方に広めるために発行されたものと思われる。



posted by 大竹道茂 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学・NPO等の活動
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