2014年03月04日

新宿区立鶴巻小学校での早稲田ミョウガの定植作業が行われた。

地元小学校への早稲田ミョウガの定植については、まず鶴巻小学校で国分重隆校長、永井清友副校長と地元、鶴巻西町会の廣井伸行会長と鶴巻北町会の大山峻会長、新宿区の清田副所長を交えて話し合いがもたれたことは、当ブログの「追録」で紹介した。

その後、早田宰教授が定植日の日程調整をしてくれたが、2月26日14時30分大山会長など、地元の関係者の都合を優先して井之口喜實夫さん、勇喜夫さん親子が、トラック(1.5t)で資材を持ち込み花壇を早稲田ミョウガ園としての改造が行われた。


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国分重隆校長、永井清友副校長は、出張などで不在だったが、地元の大山会長や、岡戸和夫(榎町地区協議会副会長)さんを初め環境美化委員会の皆さんが見守った。



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早稲田ミョウガを定植する場所は、何度か井之口さんが学校に足を運び確認をされているが、ミョウガが生えているところがあるという花壇で、その場所になった。

同校の南側になるが、周りにある民家で日光がどの程度あたるかわ定かではない。
校庭に面していないことから、球技のボールが飛びこむことは無いようだ。

上の写真をクリックする
花壇の片隅で休眠中のミョウガが見つかった。

皆さんの話だと、同校は戦災で焼け、周辺民家の瓦礫なども基礎部分に入っているとかで、このミョウガが、早稲田ミョウガかどうか定かでないと云うので、井之口さんが畑で栽培検査をしてくれることになった。



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花壇には、アジサイが数本と、卒業生が植えた球根が幾つかあったが、大切に掘り起こしたので、用務員さんが後で移植してくれることになった。



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早田先生もお手伝い。

井之口さんの構想で、斜面になっていた花壇を、ホームセンターで購入したカラー平板で土止めをして、早稲田ミョウガの地下茎が伸びやすいように、平坦にした。



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上の写真をクリックする
ホームセンターで堆肥を購入しよう見ると生の状態なので、井之口さんの完熟堆肥を持ち込んでくれた。

園芸用の配合肥料と、酸性化している土壌を改善するため石灰を播いて、トラックで持ち込んだ耕運機で攪拌してミョウガ園が出来上がった。



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最後に、早稲田ミョウガの地下茎を定植することができた。

上の写真をクリックする
井之口さんの話では、このままで4月の初めには、芽が出てくるだろうと云う事だった。

地元の皆さんは、簡単に穴を掘ってミョウガを植えるくらいに思っていたようだが、作業工程を見ていて、本格的にミョウガ園づくりに取り組んでいただいたことに感謝しきりだった。

生徒達がどのような反応を示すかが、興味深いが、すでに地域の皆さんは大喜びで盛り上がっている。
大山会長は育成日記をつけるそうだ。

この事は、すでに早田先生が、ブログ・早稲田ミョウガ保存会に掲載している。

追録

当日は、NHK出版の竹内透さんと、ライターの小野蓉子さんが初めから来ていたが、その後、早稲田の高田牧舎で取材を受けた。
posted by 大竹道茂 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ
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