昨年の12月に練馬大根のお芝居がしたいと浅草雑芸団の皆さんが云うので、それには練馬大根を知ることが重要だからと、練馬大根引っこ抜き競技会に参加してもらった。そして、浅草雑芸団の第2回 野菜園芸・食べる会が開催されたことは、当ブログで紹介した。
農業は奥深いことを雑芸団の皆さんも感じていたようだが、その最たる「うど栽培」の現状を学びたいと、成田重行先生(NPOおいしい水大使館代表) を通して依頼された。

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野菜演芸・旬を食べる「東京うど」が、3月18日18時半より東中野駅前の「Space & Café ポレポレ坐で開催される。

モノレール砂川7番で皆さんと待ち合わせ、生憎小雨の降る中を行列を作って須崎農園へ
丁度、奥さんと息子さんで、須崎さんの畑で栽培した根株を、芽を一つ付けて切り取る作業中。これは、今年、畑で栽培するのだという。
畑で栽培した後、霜に当てて枯らすことで、休眠させる、収穫までは、ここから。

須崎さんの家から、ぬかった畑の道を1キロ歩いて、雑木林に作られたウド室の前で、須崎さんからウドの話を聞く一行。
東京にも残る伝統的、短冊形の農地は、前にてん茂の奥田さんを案内した時に紹介している。
この後、全員が穴蔵に入ったが、外気と穴蔵内の暖かい温度さで、カメラのレンズが曇って、写真を撮ることはできなかった。
皆さん、ウドについて、色々と学んだようだ。
3月18日に開催される、野菜演芸・旬を食べる「東京うど」は、楽しみだ。
尚、当日はNHK出版の竹内透さんと、ライターの小野蓉子さん、それにカメラマンの大河内禎さんが来ていてポレポレ坐の皆さんの後に室に入り写真をとっていった。

須崎さんの畑を横切る平成新道添いにある、「甚五郎」で昼食。
武蔵野うどんを頼んだが、これは武蔵野の食文化「糧うどん」だ。
後日、皆さんからウドを食べた感想が寄せられました。
浅草雑芸談員の「ウド料理スチャラカレシピ」がそれです。