インターネット検索サイトを運営するグローバル企業、ヤフー(株)の社員食堂で期間限として、江戸東京野菜の料理が提供された。
同社では、昨年から社員の健康管理も含めて、社員食堂の設置に向けてプロジェクトで検討してきたが、プロジェクトメンバーに志願した同社営業の大野憲司さんが、地産地消を提案、このほど江戸東京野菜が料理された。
大野さんは6年前から練馬大根引っこ抜き競技大会に出場し、かつて準優勝の経歴を持ち毎年リベンジに立ち向かっていて、
伝統野菜に興味を持ったことから江戸東京野菜コンシェルジュの資格も取得している。
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1月末に東京都港区六本木の同社にオープンした社員食堂「BASE6」は、約4,000人の社員が交流し、寛ぎ、新しい仕事のアイディア生み出す場所としても位置付けている。
大野さんは、江戸東京野菜を学ぶことで知り合った農家などとのネットワークで、伝統小松菜、金町こかぶ、亀戸大根、東京うど、のらぼう菜を仕入れた。

この度、大野さんは、江戸東京野菜コンシェルジュとして、社員の皆さんに江戸東京の伝統野菜を知ってもらおう、食べてもらおうと、積極的な提案をされたようだ。
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3日には、モデルでビューティーフード研究家の室谷真由美さんが、江戸東京野菜の特徴を初め、体の中から美しくなる野菜の取り方のレクチャーを行っている。
夕食は、社員同伴なら、社外の人も食事を楽しむことができることから、先日は、大野さんの江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座受講仲間が集まり、江戸東京野菜の普及活動の話で盛り上がったという。