亀戸の香取大門通り勝運商店街の「発酵文化応援団」オーナーの喜連川覚さんが、今年は9日だと資料を送っていただいたことは当ブログで紹介している。当日は、何人かの方から、福分け祭りに行くと連絡をいただいていたので、楽しみにしていた。
例年伺っているが、年々境内に集まる参詣者は増えているようだ。

江東区立の第一亀戸小学校、第一亀戸幼稚園、第二亀戸小学校、第二亀戸幼稚園、香取小学校、水神小学校の代表の皆さんが自分たちが栽培した亀戸大根を持って参加した。
特に、第二亀戸小学校の田中孝宏校長は、同神社に伝わることも宝船を模して作った宝船に亀戸大根を積んで持ってきていた。
収穫祭が始まるのにあたって、巫女さんたちが、持参した小学生から、亀戸大根を受け取り祭棚に並べた。
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祝詞奏上
・・・・・省略・・明治と改まる少し前、文久年間より、この亀戸の里、香取神社のあたりにて、栽培されにし、お多福大根は大正の頃より、この地名にちなみて、亀戸大根と名付けられ、あまねく人々の食卓に・・・・
時は進みし、昭和の御代に宅地化が進み、亀戸大根を栽培せし農家はしだいに移り変わりて、今は葛飾の農家にてつくりたまえ・・・
・・・省略・・亀戸大根を持ち帰る人々に、神の幸あらしめ給え・・・・

NHK−BSプレミアム「ニッポンぷらり鉄道旅」で、3月27日(木)20:00〜20:59放送予定。 吉木りささんが写っていた。
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玉串奉天では、亀戸観光協会の福地憲一会長、勝運商店街の豊永勝稔会長など。
第二亀戸小の田中孝宏校長は挨拶の中で、亀戸ダイコンの栽培の意義、教育効果について話された。
また、水神小学校では芳賀亮作校長と保坂武副校長が付き添ってきたが、生徒の代表が「亀戸大根音頭」を作詞して、踊りを交えて披露した。
亀戸大根を栽培したことから、地元亀戸への愛が生まれたわけで、その教育的効果を実感した。
また、主催者のご配慮で、私まで挨拶の指名を受けた。

商店街の女将たちが、早くから準備に取り掛かり、亀戸ダイコンの味噌汁づくりが行われていた。

福分け祭りでは亀戸ダイコンが配られたが、今年は参詣者が多かったのが、100人ぐらいの方を残して終わってしまった。
亀戸大根の味噌汁には行列ができた。
また、升本の「福分け大根まんじゅう」
たけのこ、亀戸大根、小松菜、クコの実、松の実、椎茸が甘味噌仕立てで美味しかった。
江東区教育委員会の馬場係長と江東区立第5砂町小学校の銭元栄養教諭も来ていたのでお会いした。