2014年03月15日

すきや連の第17回 例会は鴨川の畔、京都「モリタ屋木屋町店」で開催された。


昨年、横浜で行われた第16回すきや連の例会が終わった後で、次回は3月に京都で開催すると伺っていたが、これまで遠くは第15回の例会で彦根まで行っていたので、京都までなら行けるだろうとスケジュールは押えていた。

2月に、すきや連の住吉史彦事務局長(浅草「ちんや」のご主人) から第17回の会場はモリタ屋木屋町店とのご案内をいただき、喜んで申し込みをした。



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上の写真をクリツクする。
鴨川に架かる三条大橋から望める、「モリタヤ」。
本店は四条猪熊だが、木屋町店は、石畳の細い路地を、京都の風情に浸りながら行く・・・、

夕暮れの鴨川が望める2階のお部屋をご用意いただいていた。



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モリタ屋の案内によると、維新まもない明治2年、京都で初の牛肉専門店「盛牛舎 森田屋」として創業している。
創業者の森田卯之助が嵯峨に牧場を構え、牛肉と牛乳の販売を始めたのが最初だとある。

現在は、水と空気のきれいな京都府下、丹波・和知高原に専用牧場を有し、優れた資質の黒毛和牛に愛情・情熱を注ぎ飼育しているという。



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恒例により、住吉事務局長の、拍子木が入り開会、

上の写真をクリックする
向笠千恵子会長のご挨拶。
「モリタ屋」の吉岡浩人社長から、歓迎の挨拶があった。





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吉岡社長の紹介で始まった卓話は「京野菜」

上の写真をクリックする
卓話講師
全農京都府本部 副本部長・農畜産部長 山田保氏
京野菜を世界ブランドへ
昨年、全農京都がベルサイユ宮殿で京野菜による晩餐会を主宰したと云う話から入り、京野菜を世界を発信したという。

特に観光とタイアップ。世界から京都へ入洛するお客様に、京野菜を初め京の農畜産物、京の酒でおもてなしをする取り組みを開始しているとか、

ホテル・飲食店に協力を頂き、常に「京づくしメニュー」でおもてなし頂ける店の拡大を進めているい云う。
30分と云う短時間だったが、京都の食材を京都の飲食店に普及したいという、山田部長の思いは滑舌も良く、充分に伝わってきた。



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初参加の方や久々参加の方々が紹介されたが、加賀市山代温泉で九谷焼の窯元・須田菁華先生が紹介された。

<乾杯>
乾杯は、2011年に第8回の例会会場となった、京都「三嶋亭」の三嶌太郎社長。
京都市の「乾杯条例」にしたがい、日本酒で乾杯となった。
お酒は京都伏見の「玉乃光」

参加者が50数人と多く、乾杯の後は2階と1階に分かれての会食となった。




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椀物
    甘鯛 道明寺蒸しうぐいすあん

写真上左は、長芋とワラビの割り醤油 蒸しウニ添え

写真上右は、筍、木の芽味噌和え

写真左下は、和牛そぼろのちらし寿司

写真中下は、よもぎ豆腐

写真右下は、桜鯛の大和焼き
            
 


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お待ちかねの「すき焼き」は、モリタ屋専用牧場で飼育した京都牛。

上の写真をクリツクする
担当は、京美人の坂口直美さんが美味しく作ってくれた。
彦根「千成亭」の上田健一郎社長が、モリタ屋の流儀を専門家の目でご覧になっていた。

まず初めに、ザラメと牛脂で、厚めのお肉を焼いていく・・・。
厳選された卵で、大きなお肉を、2枚ほど戴いた。軟らかい!!


阪口さんに誰となく割り下は・・・、「醤油と味醂と・・・・企業ひ・み・つ!」に、皆さんうちも企業秘密だ!、と大笑いで、楽しい会食となった。




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野菜は、春菊、笹欠き牛蒡、葉ねぎ、玉ねぎ、
焼き豆腐、麩、しらたき、

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関東だとネギは、軟白の白ねぎが多く使われるが、
葉ねぎは京野菜の九条ネギだろうか、ネギの甘さは玉ねぎを使っている。



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カメラを渡して写真を撮っていただいた。
右から、「千成亭」の上田社長、ホテルニューオータニ「岡半」の柴田進吾会長と、柴田伸太郎社長。そして写真左が羽鳥裕子薬剤師。

上の写真をクリックする
写真中央が、右から、「三嶋亭」の三嶌社長、向笠会長、全農京都の山田部長、村山造酢の村山忠彦社長、九谷焼の窯元・須田先生。

写真右上は、右から築地さとうの佐藤健一社長、熊本「加茂川」の山下みき社長、前橋「牛や清」の藤井紀美江社長、スローフード江戸東京の諸井行子さん。

山下社長にはしばらくぶりの再会だった。
2011年11月に熊本で九州伝統野菜フォーラムが開催された時に、向笠先生の紹介でお邪魔して以来だ。

藤井紀美江社長のお店は第8回の定例会会場になっている。

写真左上は、松阪「かめや」の西村委代女将、住吉事務局長、モリタ屋の吉岡社長、名古屋からオリエンタル・ナウの星野見左子社長。
住吉事務局長は早速ブログに書いている。

写真中右は、隠岐潮風ファームの田仲寿夫社長。田仲社長には彦根で同席させていただいた。

写真中下は、左から東京會館和食の鈴木直登総料理長、仙台・加藤精肉店の加藤英子氏、前回お世話になった横浜「荒井屋」の荒井順子社長と荒井亮一専務。

鈴木総料理長には、向笠先生のお誕生会にお誘いいただいたが、そのことは当ブログで紹介している。

写真左下は、上田社長と東近江市の肉牛生産者・中川晶成氏。



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最後は、うどんで〆。

上の写真をクリックする
デザートは果物で



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閉会は、地元三条大橋東で1750年来、脇役としての京のお酢を守り、食文化を支えてきた「千島酢醸造元」村山忠彦社長が会を絞められた。

上の写真をクリックする。
閉会に先立って、次回は8月5日(火)夕刻、伊勢市「豚捨」での開催が報告され、森大亮代表取締役が、歓迎する旨の挨拶があった。

吉岡社長、美味しく頂きました。ありがとうございました。


追録




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すきや連の二次会は、お茶屋さんへのツアーだという、
「一見さん断り」の世界だから、こんな機会はまずないと思い、皆さんの仲間に入れていただいた。
お茶屋さんは、中京区先斗町三条下ル「舛之矢」。

上の写真をクリックする
舞妓さんと、芸妓さんの踊りを楽しませていただいた。

写真下左が、「舛之矢」の女将、舞妓さんたちがおかあさんと呼ぶ西村宜子さん。
もう一見さんとは言わせない。(笑)





posted by 大竹道茂 at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介
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