2009年03月28日
財団法人・東京都農林水産振興財団では、平成20年度の取り組みを資料化。
財団法人東京都農林水産振興財団は、かつての東京都農業試験場(現・東京都農林総合研究センター) を組織内に持つ財団で、さらに広く、消費者や子どもたちの農業に対する理解の促進や食育活動を通じて、健康な心身と豊かな人間性を育むことも、事業のひとつになっている。
平成20年度からは、かつて役員として席を置いていた東京都信用農業協同組合連合会からの寄付を受け、「都民と進める食と農の体験事業」を実施してきた。
これまでの、1年間の事業実績をまとめた「都民と進める 食と農の体験事業実績集」を発行したもの。
昨年4月から財団法人・東京都農林水産振興財団にお世話になって、食育アドバイザーの肩書をいただいたので、江戸東京野菜の復活普及をとおして食育授業させていただいた。
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まずは、江戸の文化年間に記された成形図説にも掲載されている「品川カブ」を使って、品川区立小中一貫校「伊藤学園」の9年生を対象に実施した。
そもそもは、品川カブは東京シティ青果の野田裕さんに託したもので、野田さんが品川カブを探していた北品川の青果商大塚好雄さんに提供したことから始まった。
また、来年度からは、墨田区東向島が「寺島」であった時代の産物「寺島ナス」の栽培が、第一寺島小学校で実施されることが決まっていて、三鷹のナス農家・星野直治さんが苗を作ってくれていて、今後指導も戴けることになっている。
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