江戸東京野菜の商品開発を進めている企業からの相談が相次いでいるが、昨年の江戸東京野菜コンシェルジュの入門編に参加して、注目してくれたのが浅草・天長商店の竹中功営業課長だ。
当時、30種類だった江戸東京野菜の中から、使える物はないかを考えていただいたようで、昨年、お歳暮用に須崎雅義さんの東京ウド、岸野昌さんの伝統小松菜、加藤和雄さんの雑司ヶ谷ナスで「千粋」を売り出した。
お歳暮戦線が終わって後、岸野さんからお歳暮としていただいたが、美味しくいただいたので当ブログでも紹介している。

先日、JA東京みらいの高倉国昭さんから浅草天長の飯野弘達社長が会いたいと言っていると宮寺光政さんの元に連絡が入ったことから、宮寺さんに同行させてもらった。
飯野社長は、お歳暮の販売実績を踏まえで、今年も江戸東京野菜の新商品開発にも取り組みたい意向で、お中元用の品種選びや、生産者への依頼等について、宮寺さんなど生産者グループ等の意向を踏まえて検討を行った。
江戸東京野菜の栽培指導に力を入れている高倉さんも東久留米の生産者グループを中心に天長商店と協議検討を進めて行くと語っていた。