ユネスコ無形文化遺産に登録された日本食文化を「旬」の野菜を中心に紹介し、日本の農業や国産農畜産物への興味・関心を持たせ、地産地消や食の安全など食への関心を高め、消費活動を喚起しようと云う企画は、
”和食のプロから学ぶ「温故知新」セミナー” で、講師には、「日本橋ゆかり」三代目の野永喜三夫さんを迎え、ヘルシーで家庭で作る料理を紹介すると云うもの。
野永さんが自分のブログに掲載するからとスタッフが撮っていた。
この企画、
4月から〜来年3月まで、 毎月第3金曜日(12月は変更あり)12回の開催。
昼 12:00 〜 12:55まで、対象は、大手町で働くОL・サラリーマン・近隣居住者などで、参加費1,000円で定員40名だったが、会場は満杯だった。
今回は、伝統の技を使った “かながわ春キャベツ” ヘルシーNewレシピ で、三浦のキャベツが使われた。
昨年の11月に、大手町にある農業・農村ギャラリーの管理マネージャー川並三也さんから、26年度イベント講座について、相談されたが、和食の料理人を紹介して欲しいと云うもの。
日本橋なら大手町にも来やすいだろうと、日本橋「ゆかり」の三代目野永喜三夫さんに電話をすると「詳しく話を聞かせてください!」と云うので、川並さんに伝えていた。
今年の2月初め、日本橋「ゆかり」で打ち合わせをしたときに出掛けたことは、当ブログで紹介している。
今回は、三浦半島で生産される春キャベツ。
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JA三浦市の高梨正夫共販部長が、三浦の農業やキャベツについて話された。
JA全農かながわからは飯田進農産販売課長と岸山毅副審査役が見えていた。
他産地の寒球系(写真左)と比べ、春系のキャベツは巻が柔らかで美味しい。三浦ではサカタの金系201号を作っているという。

「店では、会席料理を出していますが、今日はおふくろの味、経済的なフライパンで出来る料理を作ります。」
野永さんは、「フライパンで和食」の本も出している。
ポイントは、キャベツなど野菜、肉の順に下ごしらえをする。
キャベツは、口に入る位の大きさに切る。
豚バラ肉は、片栗粉をまぶすが、一枚ごとに丁寧にまぶす手間がポイントで、肉が柔らかく炒められる。
フライパンに具材を全部入れてから、火をつける。
肉が固くならないように、フライパンが冷たいところから炒めていくのがポイント。
こちらも家庭で簡単にできるように、フライパンを利用。
ベーコンから脂が出るので油は引かないで、キャベツを炒める。
ミキサーに、炒めたキャベツの色の薄い部分や芯を入れ、豆乳を1/3ほど加えててミキサーをかける。
豆乳に炒めたキャベツを入れることで豆乳が奥深い味になる。
最後にミキサーに水を入れスイッチをオンにして、洗いその水を鍋に入れる。
後片付けもしやすいような段取りで料理をするのがポイント。
全てがセットしてから火を付ける。
参加された皆さんは、お料理をしながら話を続ける野永さんの言葉をメモしていた。

セミナーには、神奈川県産野菜が使われたお弁当がセツトされていた。
受付では、当日使われた三浦産の、金系201号が、150円で販売された。
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頂いた資料には「三浦の自然と健康野菜」のパンフレットも入っていた。
早速、野永さんはブログにアップしていた。
受付の左奥に、松山雅佳広告企画部長と私が写っていた。
次回は、5月16日に、東京産の野菜で、野永さんのセミナーが行われる。
申し込み手続きはここから。