都市大学付属小学校(重永睦夫校長) の4年生が受けているミクニレッスンで、野菜の栽培や、東京の農業のことでお手伝いをしている。
昨年から、屋上菜園を使って江戸東京野菜などを栽培しているが、
2014年度の取り組みに当たり、畑の状況などについて小平の宮寺光政さんと一緒に見に行った。
これまで、滝澤宣頼先生が、プロジェクトの責任者としてお世話になったが、今年度は配置換えで、橘志保先生がプロジェクトリーダーになったということで、橘先生が迎えてくれた。
ミクニレツスンの松木直也プロデュサーも出張先の仙台から戻って合流した。
屋上菜園に行って驚いた。
昨年12月に、採種をするために伝統小松菜と青茎三河島菜を残していたが
屋上菜園は鍵をかけて、生徒が授業以外に立ち入れないようになっていることから、3月から4月にかけての作物が抽苔する時期に、滝澤先生もお忙しかったのだろう管理がおろそかになっていたようで、トンネル栽培のビニールを打ち破って、花が咲いてしまった。
橘先生に見てもらったが、青茎三河島菜の硬くなり始めた莢は、小鳥が啄ばんだ形跡が見られた。

伝統小松菜も、伸び放題だったから、同じアブラナ科だから、交雑してしまったろう。
今年の採種は、伝統小松菜の中でも、世田谷の伝統野菜「城南小松菜」に絞ってはと思っている。
都立農業系の高等学校が、江戸東京野菜の栽培に取り組んでいるが、そのきっかけを作ってくれたのが、2011年度に都立園芸高校の3年生、由井和也君達だった。
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その、由井君が、江戸東京野菜を中心とした流通の仕事がしたいと云うが、手始めに栽培や食育を学ぶために宮寺農園の門をたたき学んでいたが、都市大学付属小学校の取り組みも手伝ってもらうために同行した。