2014年05月14日

「江戸東京野菜四谷菜園の会」が発足、江戸東京・伝統野菜研究会として栽培指導を引き受けた。

絵本塾出版の尾下千秋社長はこれまで屋上菜園で野菜栽培に取り組んできたが、今年から、江戸東京野菜を栽培したいと、同好の志を集め、この日の勉強会とはなったもの。

先日、宮寺さんが下見をしたことは、当ブログで紹介している。
神楽坂にお住いの潟Cンフォセレクションの廣田加代美社長とご主人、潟Aグリコネクトの伊東悠介社長(公認会計士)、近くにお住まいだった主婦の鈴木邦子さん、そして、絵本塾出版の営業と施設管理を担当している四元博明さんが同社の一室に集まった。



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皆さんの合意を得て「江戸東京野菜四谷菜園の会」と名付けられた菜園。
その栽培指導を担当することになった、小平市の宮寺光正さん(江戸東京・伝統野菜研究会) が、10時半から野菜栽培の基礎から話が始まった。

尾下社長は、5年前から同社の屋上菜園で野菜の栽培を楽しんできたが、宮寺さんの話には「目から鱗」が多々あったようだ。

同社が実施する「ファミリーコーチPROJECT」を普及する廣田社長は、江戸東京野菜の栽培も取り入れたいと、宮寺さんに質問などをしていた。

また、神楽坂で八百屋「神楽坂野菜計画」の店を出す伊東社長。
鈴木さんは尾下社長が収穫した野菜をお裾分けに頂いたとかで参加、

四元さんは映像表現がご専門のようだが、農作業は大好きで、住み込みで同社・施設を管理していることから、作物の管理もしやすいと参加することになったという。

皆さん、熱心で、宮寺さんの話は終わらない。



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宮寺さんの話は、当初1時間程度の予定だったが、質問も多く、窒素、リン酸、カリの話から、交配種の話にまでに亘り、
昼を過ぎたところで、廣田さんのご主人と鈴木さんは、予定があるからと先に帰られ、菜園での定植作業は、ポイントを皆さんにお伝えするにとどまった。



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屋上の四谷菜園は、風が強かった。
馬込半白キュウリの支柱の立て方、寺島ナスの定植の間隔など、菜園に毎日目の届く、尾下社長と四元さんに伝えた。

しかし、「野菜栽培は水田と異なり、「日曜百姓」では難しい。」 
作物と一緒に雑草も生育するわけだから、日々の管理が大切だということを皆さんにはお伝えした。

今回決まったルールは、
四谷菜園での作業は、同社営業中は何時でも自由だが、土曜、日曜は四元さんに連絡して開けてもらう。

菜園での水やりは分担で行う。

消耗品費や講習会費は、当日の参加者で均等に負担し、収穫した野菜はメンバーで均等配分する。



posted by 大竹道茂 at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境
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