先月から、大手町の農業農村ギャラリーで始まった日本橋ゆかり三代目の野永喜三夫さんの「和食のプロから学ぶ 温故知新セミナー」、先月は神奈川産春キャベツで、当ブログで報告したが、
今月は東京の食材で、八王子の新玉ねぎだ。
今回の企画が、ギャラリーの川並三也さんから提案されたときに、この季節、どこでも買える食材を使って、お料理をするのが基本というので、江戸東京野菜と云いたかったが、
そこまでの生産量はないから、一般野菜で対応するとなると全農東京に集めてもらうしかないいだろうと、昨年11月、立川にあるJA全農東京都本部の清水幸治本部長のところへ、川並マネージャーと近藤美由紀管理栄養士を案内して行ったが、清水本部長は、趣旨を理解してくれて協力的に対応していただいた。

今月は、東京の食材として、八王子市高月の「新玉ねぎ」と、「高月清流米」が用意された。
高月清流米は、多摩川の上流、八王子市と昭島市に架かる拝島橋から上流の八王子市側一帯が高月地域で、栽培していて「道の駅 八王子滝山」で販売していて、人気のお米だ。
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写真左から、JA全農東京都本部の児玉宏審査役、高月清流米の生産者澤井孝行さん、
JA八王子の中村芳博係長、本多正男さん。
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新玉ねぎと蒸し鶏のおろし玉ねぎ和えと、新玉ねぎのトマトスープのレシピ。
高月清流米について、説明する澤井さんと、八王子の農業については中村係長が・・・。
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新玉ねぎと蒸し鶏のおろし玉ねぎ和え、新玉ねぎトマトスープを料理する、三代目野永喜三夫さん。
手元の見えにくいところは、会場に用意された2台のモニターを見つめていた。
T時間内でのセミナーなので、皆さんお弁当を食べながらの受講。野永さんが家庭で出来るようにわかりやすく説明しながら料理する。

高月清流米を使ったお弁当が用意され、
各人には、新玉ねぎと蒸し鶏のおろし玉ねぎ和えと、新玉ねぎのトマトスープをカップに入れて配られた。
お土産には、参加者1人に1個の新玉ねぎが配られた。
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出来上がり見本としてセットされた料理を、野永さんは自分のブログ用に撮影していた。
先月、野永さんを、早稲田ミョウガのミョウガタケを栽培している井之口喜實夫さんのお宅に案内したが、そのことは当ブログで紹介している。
セミナー終了後は、料理の技術面を聞こうと、野永さんの周りを囲んだ皆さん。
また、会場の後部には、JA東京南新宿ビルの建て替えに伴う、建設プロジェクト委員の皆さんがギャラリーとしての活用法を視察していた。
今回は、他に取材が入っていたため、江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会役員の佐々木昭さんが取材してくれた。