八王子市の伝統野菜に「川口エンドウ」があるという話は、八王子市犬目の濱中洋子さんに伺ったことで、写真を送っていただいたので2010年に当ブログで紹介した。
その後、生産者の草木弘和さんとは、電話やメールで情報交換していたが、2012年の春に畑に伺った。
先日、八王子にお住いで江戸東京野菜コンシェルジュとして普及活動に携わっている福島秀史さんから、草木さんの畑に行ってきたと、川口エンドウのお裾分けをいただいた。

草木さんが保存されていた昭和52年に八王子市川口農協が「川口農協30年のあゆみ」の、表紙に「特産川口豌豆」とある。
しかし、昭和52年にはすでに共同出荷は終わっていたそうだ。
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写真右が、草木さん。左が手伝う福島さん。
いただいた「川口エンドウ」には、福島さんがデザイナーに頼んだ、ロゴマークが張られていた。
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福島さんが夕方、我が家まで川口エンドウと、日本絹莢豌豆、それに所沢方面で生産されている交配種をいただきました。
改めて、さっと茹でていただいたが、川口エンドウは、シャキシャキとした食感と甘味は、他のものとは明確に異なるもので、美味しくいただいた。
現在、八王子市犬目にあるJA八王子市園芸センターに出荷しているという。