内藤トウガラシの普及推進を行っているNPO法人おいしい水大使館・内藤とうがらしプロジェクトの成田重行リーダーが、商品開発に努力されていて先日、新宿御苑で「新宿・内藤とうがらし弁当〜江戸東京野菜添え〜」は、当ブログで紹介した。
成田先生の依頼で昨年から内藤トウガラシの栽培を行っている練馬の渡戸秀行さんの畑に5月下旬に見に行ったが、連作を避けて場所を変えて栽培していた。

成田先生、小松屋の秋元社長、遠忠食品の宮島社長、園主渡戸さん。
そんな畑に、内藤トウガラシの商品開発を検討してくれている佃煮屋さんを9時にお連れするからと、成田先生から電話をもらった。
先約があったが、大事なお客さんだから時間の調整を行って、私も出かけて行った。
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成田先生の案内で遠忠食品の宮島一晃社長と柳ばし小松屋の秋元治社長が予定より早く渡戸ファームにみえ、石神井川近くの畑にお連れした。
宮島社長と初対面のご挨拶で名刺交換をしたが、宮島社長から「前にお会いしている」と云われてしまった。
何でも、一昨年、ミクニマルノウチで開催された「東京やさい試食交流会 〜Tokyo Vege Party〜」で、お会いしていると云う。失礼しました。
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遠忠食品は、各種佃煮総菜清造卸を行っていて、国産葉唐辛子の佃煮をいただいた。
青梅の柚子や、新島の島トウガラシを使ったりで、東京食材を使った佃煮も製造している。
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もう一方、日本橋で季節の佃煮を販売している「柳ばし小松屋」の秋元治社長が見え、お土産に人気の「かつお小町」と「きゃら蕗」をいただいた。
「柳ばし小松屋」は、数年前に、日本橋女学館へ江戸東京野菜の指導に行ったときに、時間があったので神田川が隅田川に注ぐあの辺りを歩いた時に写真を撮っていて、追録で紹介している。
秋元社長!、今後ともよろしくお願いいたします。
今回もそうだが、「江戸東京野菜」は、人と人を紡いでいくんだなーと改めて感じた。
内藤トウガラシの葉唐辛子は、バター炒めて食べるとその香りが食欲をそそるが、伝統の「佃煮」として復活してくれればいいのだが・・・・
一行は、この後、西東京で栽培している矢ヶ崎宏行さんの畑に向かった。
矢ヶ崎さんの畑では、宮寺光政さんも来ていて、生産者サイドからの要望もお願いしたようだ。

園主渡戸秀行さんの渡戸ファームは、エコファーマーの看板が目立っていたが、
今年3月を持って、マークの使用が修了し、新たに東京都エコ農産物認定制度を導入した。
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これにより、「認証番号120032」と、マークは江戸東京野菜の商標登録マークの看板が掲げられた。