2021年05月24日

希望に満ちた第二人生をスタートさせた2期生の仕事ぶりを「東京農業アカデミー八王子研修農場」で見てきた。


小学校のクラスメイトとは今だに毎年集まっていることは
紹介している
が、
2019年1月に開催して以来、コロナ禍の中で中止となっているから、
メールや電話で思い出話をしていて、それが癒しになっている。

先週、昔話の中で俳優の田村正和さんか亡くなった! と友人。
特にファンでないから、あそう!と返事をしたが、
彼は77歳で我々と同学年だと教えてくれた。

友人とはお互い、あと10年は頑張ろうと話していたが、
急に彼の死が身近に感じてきた。

伝統野菜は時間との戦いだ、今のうちに生産者に聞いておかないと
わからなくなってしまう。と講演では話している。

亀戸大根の第一人者・葛飾高砂の鈴木藤一さんは3年前に、
東京ウドの須崎雅義さんは同年代だったが昨年1月、
東京の伝統野菜を守り抜かれた方は亡くなられたが、
お二人にはいろいろと教えていただいた。






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サラリーマン生活等がひと区切りついて希望に満ちた第二人生を
スタートさせた方々の仕事ぶりを見てきた。
東京農業アカデミー八王子研修農場」の小寺孝治農場長に、
先日お会いしてきた。

八王子研修農場は、中央高速八王子インター料金所の南側の山、
ひよどり山の東部にある。

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今年入られた2期生5名がトマトの定植作業をしているところで、
小寺農場長から江戸東京野菜の大竹と皆さんに紹介された、
皆さん、江戸東京野菜を知っているようだった。

2期生も大勢の受講希望者の中から5名が選ばれたわけで、
就農に向けて充実した講座をこなしていた。


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2021年05月10日

JA東京あおばの「ふれあいの里」で、渡戸章さんが出荷していたので、お宅に寄ってみた。


先日、11日の内藤カボチャの授業のために、車で西新宿小学校に
苗を持って行ったが、その帰りに、

練馬区桜台にある、JA東京あおばの
総合園芸センター「ふれあいの里」に、久しぶりに寄ってみた。





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同JAの中でも、花のコーナーが一番広く、
地域の花農家が生産した各種の花が並んでいた。

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「母の日」のギフト用のラッピングコーナーが設置され、
職員が忙しくしていたが、

フラワーアレンジメントや、ブーケ等を、遠くに住む
お母さんに贈るのか、ソーシャルデスタンスをとって並んでいた。



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2021年05月02日

南大泉の永井農園では、ひ孫に初めて男の子が生まれたそうで、鯉幟が泳いでいた。



南大泉の永井昭さんは、子どもが好きなこともあり、さつま芋堀り体験で、都内の幼稚園の子どもたちが、やってくる。

2月に来た時には、今話題の「鬼滅の刃」のキャラクターをハウスの脇に立てたことを紹介した。

先日、畑の横を通ったら、鯉幟が泳いでいた。




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永井さんに伺うと、ひ孫が生まれたとのこと。
何でも、永井さんのお子さん、お孫さんは女の子で、

ひ孫に男の子が初めて生まれたそうで、おめでたい話し。



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2021年04月03日

西武立川の駅からの帰り道、川野農園の川野さんは、カリフラワーの定植作業をされていた。


3月の下旬に、西武線で帰ってきたら、川野農園の畑に、大型のトラクターが停まっていた。

畑は、トラクターでならされていたが、川野好司さんはひと仕事を終えて、どこかで休んでいるのかと思っていたら、トラクター越に、西武線の線路脇の草を刈っているところだった。




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この畑で川野さんが作業をしているときは、邪魔になってはいけないから、声をかけることはないが、昨年初めて、ブログの追伸で紹介した。

当ブログでは、ウドの栽培と、キャベツの花を紹介している。
食育の授業で、結球したキャベツがどのようにして花が咲くのかを教えるために、
結球したキャベツの中から葉を突き破って花芽が出てくる写真を使っている。


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2021年03月29日

清瀬市の並木猛さんからセルリーの収穫が始まったと連絡をもらったので、出かけた。


清瀬市の並木猛さんからセルリーの収穫が始まったと連絡をもらった。
並木さんのハウスには、2月9日に今年の栽培の状況を聞こうと伺っていて、当ブログで紹介している。

2月の時点では、それまでの寒さの影響もあり、予定は聞いていたが、今日から収穫を始めたと、電話をいただいたのは1週間も早い3月24日だった。

当ブログでは、例年通り4月初めに収穫すると紹介していたことから、当研究会の渡邉和嘉副代表と、コンシェルジュの森川洋一さんから、連れて行ってほしいとの電話をもらっていた。

ひとりなら、翌日には行けるが、皆さん、4月初めのつもりでいたようで、早いことから調整が難しく26日の午前中に渡邉さんと伺い、森川さんはひとりで30日に行くということになった。
当ブログを見た、テレビ局も30日に取材に来ることになったという。





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渡邉さんは、並木さんが伊藤仁太郎さんの愛弟子と知って、栽培の様子を見たいからだそうで、
森川さんは、書き込みに「近所のフレンチのシェフが、店で使いたいと言われ・・・。」とあった。

渡邉さんとは西武線の駅で待ち合わせをして、車に乗せてもらって並木さんのハウスに・・・。
ハウスの入り口に、並木さんのお母さんが、椅子に座っていて、地域の方々に販売していたが、並木さんに会いに来たことを伝えると呼んでくれた。



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2021年03月16日

江戸東京野菜の栽培をしている練馬区大泉にある村田農園の周辺を歩いてみた。


練馬区大泉の村田農園の近くに、柿の栽培地がある。
「果樹あるファーム ”柿狩り園“ の荘埜園がそれで、季節になると子供連れの家族でにぎわう。

後継者の晃一さんは、イチジク栽培をしていて、当ブログでも紹介している



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村田農園の帰りに荘埜農園の角を曲がるところで気が付いた。一本いっぽんの木肌がつやつやしていた。手前の黒い樹と比べると、明らかに違う。

同行の、渡邉和嘉さんがいうには、古い木肌を一本いっぽん高圧洗浄機と同じような農業の機械で水流で削って、皮を剥いだという。

柿木の肌は革質化して、でこぼこの古い木肌には、害虫が人んでいたりするので、昔は金ブラシなどで削っていたようだが、最近は5-6年に一度、高圧水流を使っているという、

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2021年03月06日

東京の代表的ハーブ農家、ニイクラファームに、飲食店の料理長などが見学にやってきた。


今年の2月に、三國清三シェフから、リッキービジネスソリューション(株)が、東京の農業の視察をするというので協力してほしいと電話があった。
三國シェフは、東京の代表的ハーブ農家、ニイクラファームや、奥多摩わさび、秋川牛などの名前を挙げたので、奥多摩まで行ってきたことは紹介した。

東京の代表的ハーブ農家、ニイクラファームは、オーナーの新倉庄次郎さんが40年ほど前に野菜栽培から先進的農業として、ハーブ栽培に切り替えた先駆者で、洋食、和食に限らず名だたる料理人に提供している。

西武新宿線田無駅のホームの端から、ニイクラファーの農地がみえるが1.65ヘクタールで、ハーブで46種、野菜類14種類が出荷されている。.



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今回は、東京のレストランシェフなど15名が参加された。

オーナーの新倉さんにはご無沙汰していたが、収穫作業をされていた。
皆さんには、後継者の大次郎さんが説明をされた。

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リッキービジネスソリューション(株)、澁谷耕一代表取締役(右下)

露地栽培の冬葉のセージを囲んで、大次郎さんが説明。
枯れ草と間違えるが、葉は生きていて水分がとんでいるぶん、
味は濃い。



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2021年02月20日

あきる野市でブランド牛「秋川牛」を育成している竹内牧場の竹内親子にお会いしてきた。


先日、奥多摩ワサビの現状を紹介したが、その流れで、あきる野の竹内牧場に立ち寄ったもの。

前回来たのは2016年で、三國清三シェフが料理人人生30年を記念して、出版した「ジャボニゼ」の撮影で来て以来だった。

その後、六本木のグランドハイアット東京の4階、鉄板焼き「けやき坂」の本多良信シェフが、オリジナル黒毛和牛の「けやき坂ビーフ」として、使ってくれている。






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お父さんの孝司さんに、久しぶりのご挨拶だったが、新型コロナの影響で、牛肉の需要が低迷しているだけに、元気がなかった。

渡邉和嘉さんは、かつて練馬で竹内牧場の堆肥を買っていたことがあったので、竹内さんも覚えていた。

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子牛の購入価格は上がっていて、去勢牛で90万、メス牛で80万と言っていた。
オスの去勢牛は大きくなるから、値が高いが、竹内さんはメス牛を買い、大きく育てる。

「仲間が、竹内さんは何を食わせて大きく育ててるんだ。とよく聞かれるが、俺は大きく育つメスを見る目があるんだ」と語っていた。

今年も、岩手から黒毛和牛のメスを30頭ほど購入してきたが、年間を通して何回も行って30頭ぐらいずつ買ってきて、安定生産、安定出荷を心がけていた。

牛には旨い水を飲ませていると、同牧場では、湧水を飲ませている。

収入の安定確保から、最近は芝浦と共に横浜にも出荷しているという。


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2021年02月12日

城北地区に続いて2005年9月に行われた城南地域の都市農業ツアー。


23区内の農家女性のリーダーに東京各地の都市農業を知ってもらおうと実施したバスツアーを、
23年度の江東地区、24年度の城北地域、と紹介してきたが、25年度は9月28日に城南地域で行われた。

事務局長の渡邉和嘉さんが、杉並、中野、世田谷の担当者と相談して、世田谷区砧にある次大夫堀公園民家園、等々力公園、世田谷のリンゴ園、そして中野区鷺宮のトマト栽培のコースを回った。





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世田谷区の野川沿いに次大夫堀公園民家園がある。

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旧安藤家住宅主屋、旧秋山家住宅土蔵、消防小屋と火の見櫓、
旧加藤家住宅主屋、旧城田家住宅主屋 、旧谷岡家住宅表門 など

移築されていて、行ったときは稲穂が実っていた。





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2021年02月11日

自家採種のセルリーを栽培している清瀬市の並木猛さんのハウスでは、順調な生育を見せていた。


清瀬市で自家採種のセルリーを栽培している並木猛さんのハウスでは、例年通り4月はじめの収穫を目指して管理が行われていた。

並木さんは、師匠故伊藤仁太郎さん(江戸川)の愛弟子だったことは、2004年2月のバスツアーで紹介していが、今でも、仁太郎さんの教え通りの栽培法を忠実に守っている。





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丁度、水やりが終わったというので、ハウスに入れてもらった。
ハウスは奥から手前に傾斜しているようで、足元は水が溜まっていたが、状況を見て1週間に一度たっぷりと潅水し、収穫1か月前からは5日に一度の潅水となる。

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最初の頃は、葉がとげとげしい感じだったが、土づくりとして堆肥をたっぷりと入れているので、最近は土に馴染んだ感じで、とげとげしさが最近はなくなったとか。




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2021年02月10日

江東地区に続いて2004年11月に行われた城北地区の都市農業ツアー。


都市農業ツアーの企画を検討する中で、2003年度の2004年3月に江東地区の代表的農業者と、江戸からの農業技術を伝える ”つま物栽培” の現状を、東京23区内の農家女性に見てもらった。

この企画は、事務局長をされていた渡邉和嘉さんで、
JA東京あおば出身ということで、渡邉さんが生産者などに依頼した。

第2回は2004年度11月8日に城北地区で開催されていて、板橋区と、練馬区の練馬地区と大泉地区の農業を見て回っている。

23区の代表ということで、皆さんが集まりやすいところで、丸の内のJAビルに集合してバスで、板橋区に向かった。





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城北地区は、JA板橋、JA練馬、JA石神井、JA大泉の4JAが、2009年に合併してJA東京あおばを組織していた。

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JA東京あおばの高島平支店のファーマーズショップ「にりん草」に向かった。
にりん草は板橋区の花で、この辺りにさいていた可憐な山野草だが、支店を作るにあたって店を金融店舗と経済店舗を並べたことから二輪の意味合いもあると伺っている。

支店長された、渡邉和嘉さん(現江戸東京・伝統野菜研究会副代表)は、都心に最も近いマンモス団地の高島平団地に、近い店舗として板橋の生鮮野菜や花など、産地と直結した都市農業を団地の皆さんに知ってもらいたいと、ファーマーズショップを前面に出した設計を提案している。

その後、この店をきっかけに、新しい店舗設計の模範となっている。



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2021年02月04日

南大泉の永井農園が地域に貢献する農業を、園主の永井昭さんは常に模索している。


先日、南大泉の永井昭さんを紹介したが、2018年以後、ご無沙汰をしていた。

久しぶりに電話をすると、地域に貢献する都市農業の実践者として、いつも地域のことを考えていた。




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この時期は、端境期で、畑にはネギが残っている程度だったが、ドラえもん、アンパンマンなどがハウスの脇に立ててあった。

数年前は、ドラえもんの風船だった。

子どもたちが畑に、興味を持ってくれるようにだとか



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2021年01月24日

昨年、福神漬用のナタマメ栽培をしたが、2013年に南大泉の永井さんが栽培している写真が出てきた。


このところの自宅待機の中で、報告していない情報を紹介している。

昨年は、江戸東京野菜で福神漬けを作ろうと、
ナタマメの採種を行ったことは紹介した。
色々と分からないことが多かったが、教えてくれる方が見つかった。

古いデータを見ていたら、南大泉の永井農園の永井昭さんが
ナタマメを栽培していた写真(2013年8月23日撮影)が出てきた。

その時は、詳しく聞いていないが、永井さんは友人からもらった
と言っていたので、改めて電話をして聞いてみた。

播種するのは、4月から6月で、収穫は8月初旬から中旬で、
この写真は採種用だという。

したがって、渡邉さんはぎりぎり間に合った。
連作や酸性土壌はだめで、石灰を蒔いて耕しておくという。






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写真のように大きくなると毒性が生ずるという。
福神漬で食べた、10p〜15pの若採りは問題ないが、
完熟したものは毒抜きが必要だという。

2-3日水に浸してあくを抜き、水に少量の塩をいれて5分ほど沸騰、
粗熱をとってから再度沸騰を2-3回繰り返すことで毒は抜ける。

胡麻和えや、サラダなど食感が楽しめるそうだ。、

福神漬に入れることも分かった。
日本には江戸初期に、薩摩藩に伝わり、
現在は鹿児島が大産地になっている。

鹿児島では成長が早いことから、昔から縁起の良い野菜と
云われていたことから、福神漬に使われているという。


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2020年11月27日

立川市西砂川で野菜栽培をしている石川智一さんが東京べかなを収穫したからと持ってきてくれた。


立川市西砂川で野菜栽培をしている石川智一さんが東京べかなを収穫したからと持ってきてくれた。
内藤カボチャの石川公一さんの後継者で、東京べかなは、30年前には端境期対策として石川農園では栽培していたという。

智一さんは情報収集では怠りなく、facebookを見ていたら、東京べかなの記事が掲載されていたので栽培してみる気になったという。



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ハウスに蒔いて栽培していたが、収穫できるまでになったので持ってきてくれたもの。



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2020年11月23日

明治神宮の新嘗祭に、楼門と回廊に野菜の宝船が並んだ。


明治神宮農林水産物奉献会は、首都圏の篤農家が、明治神宮を中心に戦後のわが国食糧事情を好転させようと結成された組織・足食会(そくしかい)が、その後、変遷してきたが、今日、JA東京グループ会長の城田恒良氏が会長を務めている。

毎年1月2日に明治神宮で開催される、同奉献会総会において、新嘗祭における宝船奉納が決定するが、今年はローテーションによって、南神門の両サイドに、今年はJA東京中央の千歳地区と、JA東京みどりの国立地区が決まっていた。




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22日は天候も良かったことから、七五三の参詣者も多かった。

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南神門の左手はJA東京みどりの宝船、右手はJA東京中央の宝船。

宝船は新嘗祭が終わると、ばらして施設などに配られる。
宝船の前にある野菜や花も・・・・


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2020年11月09日

今年もキャベツ部門でトップの東京都知事賞を受賞した井之口さんの収穫現場を見せてもらった。


練馬の井之口喜實夫さんが、東京都の農産物品評会のキャベツ部門でトップの東京都知事賞を受賞したことは報告したが、

今、秋冬産のキャベツの収穫真っ最中と聞いたので、目白通り沿いのキャベツ畑に行ったら、後継者の、勇喜夫さんが一人でキャベツを切っているところだった。





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畑の脇に車を停めてカメラを構えていたら、それに気づいた勇喜夫さんがこちらを見た。
作業中の忙しいときに、邪魔してしまった。

収穫しているのは、、知事賞を受賞した、日本農林社の「藍宝」だった。
寒球系で、加熱すると甘みがあり美味しいと云うことで、業務用に使われる。

かつて、イオウ病の抵抗性品種として、ますだのYR錦秋を栽培していたが、「藍宝」が出てからは、これを使っているという。

3年ほど、JAあおばの奨励品種「青琳」を作っていた。形状が良く、色も濃いことから栽培したが、昨年から品評会には「藍宝」に戻している。



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2020年11月05日

第49回東京都農業祭が、立川の東京都農林水産振興財団の施設内で、三密を防ぐことから一般都民に非公開で開催された。


新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐことから、
三密になりやすい各種イベントは中止を余儀なくされているが、

毎年11月2日、3日に明治神宮で開催される東京都農業祭は
中止となったが、
農業祭の中で行う「農産物品評会」は、栽培技術の向上から実施、

三密を防ぐため一般都民には公開しないことから、
入場制限ができる(公財)東京都農林水産振興財団の広場で、
開催された。




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2日午前中に、品評会に出品する農産物の搬入が、午後から審査、
3日(祝火)は出品者等が見に来られていた。

会場では、中央会の関係部署の水口均さんや
東京都の鈴木勉総括課長代理などにお会いした。



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2020年10月28日

住宅地に隣接した畑で、落花生を収穫して新住民に販売を始めた村田さん、今後、消費者の要望に応えて作物を栽培していくという。


柏木小学校の帰りに、私鉄の駅から自宅までの道すがら、
近所の方々と話をしながら落花生の収穫作業をしている
村田健一郎さんに会った。

始めて村田さんを紹介したのは、
ジャンボカボチャを線路沿いで栽培していた時で、それ以来だが、
農業後継者として頑張っている。

よく見ると、大きな落花生がたくさんついているので、
近所の人たちが、珍しがって話しかけていた。




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何と云う落花生か、近所の方々との話に割り込んで、名前を!聞いた。
“おおまさり” と云うそうで、茹でて食べる種類の落花生だそうだ。




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2020年10月13日

砂村節成キュウリを栽培している日野市の小池さんが採種作業をすると云うので伺った。


中央線日野駅近くで砂村節成キュウリを栽培している小池則行さんが、
採種作業をすると云うので伺った。

小池さんは、砂村節成キュウリについて、調べてくれていた。
このキュウリ、江戸川で日本一のセルリーを栽培していた、
伊藤仁太郎さんが栽培しいたものだという。

伊藤仁太郎さんは、昭和50年代に、
江戸川区農業委員会の会長をされていて、圃場も見せて頂いたが、
ハウスでセルリーを栽培していた。

セルリーの後作として、ハウスで「モロキュウ」を栽培していた。
昭和47年頃、この砂村節成キュウリの若採りを行っていたようで、
直径1.6から1.7pで長さ9pをA級品としていた。

小池さんは、露地栽培で9月の時点では大きくなりすぎたので、
砂村節成キュウリとして販売したが、7月に販売するときには、
砂村節成キュウリとした上で「モロキュウで食べてください」
と印字しているという。




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小池さんは、これまで10年、毎年採種をしてきた。

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屋外にある流しでの作業なので、西陽が当たって、
明暗がはっきりして光のバランスが悪く、
写真がきれいに撮れなかった。

両サイドをカットしてから、半分に割った。


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2020年10月04日

23区に1件だけの小泉牧場では子牛が3頭生まれていた


今月初めに、久しぶりに小泉牧場に立ち寄ったことを
ブログとFacebookで報告したら、

勝さんのFacebookの友人たちがヒットしてくれて、
シェアしたり、勝さんへのコメントもたくさんいただいた。

北海道から戻ってきたホルスタインは、9月中旬には子牛を生む
と聞いていたが、都合がつかないでいた。

先日、小泉牧場の前を通りかかったので寄ってみた。






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丁度、休憩のようで牛舎に居たのは研修生。
子牛は生まれたのかを聞くと、
27日に黒毛和牛の雄が生まれたと云うので、見せてもらった。

上の画像をタップする
そこへ休憩していた、勝さんが来てくれた。

詳細を伺うと、生まれたのは、ホルスタインのメスが9月17日で
8ケ月後には北海道十勝本別町の山田牧場(乳牛育成専門牧場)に
送り込むという。

次に生まれたのは、黒毛和牛の雌と雄で、F1だ。
雌は23日、雄は27日に生まれたという。

黒毛和牛は8ケ月したら前橋にあるスモール市場に出荷し、
肉牛生産者が肉用牛として育てる。

「11月には6頭生まれる予定ですから、また寄ってください」
との事だった。
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