2022年08月23日

第1回「寺島なす☆祭り!」が、8月21日(日)に隅田公園そよ風ひろばで開催された。


寺島ナスでまち興しを展開している
NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会(牛久光次理事長)が、
一般社団法人てんてんと共催して、第1回「寺島なす☆祭り!」を、
8月21日(日)に隅田公園そよ風ひろばで開催した。

このイベント、寺島ナスを墨田区の伝統野菜として、墨田区民に
認識させようというもので、各種イベントが計画されていた。

13時から水口均さんと江戸東京野菜の話を依頼されていたので
天候が心配だったが、朝方7時には上がっていたので出かけた。





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この祭りのメインイベントは、N1(なすワン)グランプリで、
墨田区内の飲食店の寺島なすの料理を食べ比べて、
グランプリを決めようと云うもの。

16時から発表があったが、各店僅差で準グランプリは同点だったとか
グランプリは、ポンズハウスで、
寺島ナスの甘醤油糀漬けフリットだった。

左から、両国レガート宮内 洋店主(準グランプリ)
・ボンズハウス山口陽馨料理長(グランプリ)
・よしかつ佐藤勝彦店主(準グランプリ)。

上の画像をタップする
左から山本亨墨田区長・宮内店主(準グランプリ)
・山口料理長(グランプリ)・佐藤店主(準グランプリ)
山田昇墨田区商店街連合会会長・森山育子墨田区観光協会理事長



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2022年04月14日

寺島・玉ノ井まちづくり協議会の牛久理事長から“たもんじ交流農園”感謝の集いのご案内を頂いた。


たもんじ交流農園を運営している「寺島・玉ノ井まちづくり協議会
(てらたま協議会)」の牛久光次理事長から、
農園の感謝の集いのご案内を頂いた。
2018年のプレオープンにも伺っているので、仕事の調整をして伺った。

たもんじ交流農園は、てらたま協議会が2015年から、
"まちなかだからこそ創りたい!" と寺島ナスの栽培を中心に、

農地のない墨田区に市民農園を創ろうと廃校となった小学校の
校庭を利用しようと始まったもので、活動の中で鐘ヶ淵の
多聞寺の御住職が、200坪の駐車用地を区民が利用するならと、
無償で貸していただけたことから実現した。






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開会に先立って、真言宗智山派隅田山多聞寺の岸田正博住職が
ご挨拶をされた。

上の画像をタップする
会場は、今年一番の暑さで、参加者は日陰に入り込んで
セレモニーに参加していた。

牛久理事長は、たもんじ交流農園が開設からの経過について、
資料を読み上げて報告した。

岸田住職のご高配により借りられてから、墨田区の
「すみだ夢応援助成事業」を2017年から3年間活用することができ、
寄付を頂くなど交流農園を整備することができた。

これにより、2019年に開園式を開催する予定だったが、
新型コロナウィルスの感染拡大から延期となっていた。

蔓延防止策も解けて、ようやく開催出来た訳で、岸田住職をはじめ、
墨田区の山本亨区長、寄付をされた方々、支援応援をされた
皆さんに感謝を申し上げて締めくくった。


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2022年04月12日

墨田区の伝統野菜「寺島ナス」を、区民の皆さんに普及・栽培を支援している「てらたま協議会」の活発な活動。


墨田区の伝統野菜「寺島ナス」を、区民の皆さんに普及し栽培を
支援している「寺島・玉ノ井まちづくり協議会」の活動は、
江戸東京野菜の復活普及を実施している組織としては
代表的な組織の一つとなっている。

2015年、当時のてらたま協議会では、対外広報紙の発行を始めた。
牛久光次理事長も、寺島なす復活プロジェクトについて
述べている。

2017年には復活プロジェクトのベースになる“たもんじ交流農園”
創設に向けて、手応えを感じ笑顔で語っていた。




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2018年、プレオープンを実施して、常に話題を集めるような
企画を展開していて、江戸東京野菜のお話もしている。

2019年には、初めての方々でも栽培が出来るように、中央会の
水口均さんが指導に来ているし、

毎年、寺島ナス苗の販売を実施しているなど、
活発な活動を展開している。

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今年になって発行された、「たもんじ交流農園だより」1月号には
「本当の意味で「すみだの夢」を実現していきたい6年目の春」
を表している。


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2021年03月22日

東京都の代表的なナス農家・星野農園に、渡邉副代表と行ってきた。


寺島ナスの接ぎ木苗を作っている、星野直治さんを、当研究会の渡邉和嘉副代表と訪ねた。

渡邉副代表は、昨年星野さんから自根苗をいただいて栽培していたことは、当ブログで紹介している。

星野さんは、毎年3月には支援者の皆さんが接ぎ木作業をしているが、それを見たいというので案内した。





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渡邉副代表は、現役時代に星野農園で実習をしていたことがあり、10年ぶりの再会となったようだ。

上の画像をタップする

星野農園の入り口を曲がろうとしたら、そこに置いてある野菜のコインロッカーに星野さんが、ほうれん草を入れているところだった。

毎年ナスが栽培されているところは、すでに耕され、マルチが敷かれていた。
星野さんのところには、造園業者が選定枝などをチップにして、置いていくようで、それを畑にたっぷりと敷き込んでいるので、畑を歩くとふかふか。

大量の選定枝のチップを毎年畑に入れているが、畑は高くならないという。

星野さんの畑は、毎年ナスを栽培しいるから、連作障害を防ぐために接ぎ木苗にしているが、定植場所も、翌年は隣の通路に移し、前年の定植場所を通路にして連作障害に対している。


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2020年09月18日

18日、TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび/金曜たまむすび」で寺島ナスが話題になります。


寺島ナスの頭巾をかぶっての出演。
ラジオなのにと思うかもしれないが、さすが阿部ちゃん。
赤江さんや、玉袋筋太郎さんに大うけで、スタジオは盛り上がり
阿部ちゃんの熱弁と相まって、楽しい番組となった。

寺島ナスの頭巾は、講談の真打・田辺一乃師匠が手縫したもの。
阿部ちゃんお気に入りで、呼ばれれば被っていく。



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上の画像をタップする
寺島ナスの話、皆さん良く分かったと思います。


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2020年09月13日

生の寺島ナスは、青リンゴの味と梅澤冨美男さんが絶賛した!!、


9月12日の ”梅澤冨美男と東野幸治のまんぷく農家メシ!” NHKを見た。

農地のない、だから農家もない「ご当地メシ東京・墨田」で
江戸の伝統野菜が時を超えて復活していた! 寺島ナス




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9月12日 ”梅澤冨美男と東野幸治のまんぷく農家メシ!”
の再放送をNHKで見た。
農地のない、だから農家もない「ご当地メシ東京・墨田」で
江戸の伝統野菜が時を超えて復活していた! 寺島ナス

上の画像をタツプする。
地元で復活! 寺島ナスでおもてナス料理
@「寺島なすのオイル焼き」
A「寺島なすのだしそうめん」
B「なす皮のキンピラ」
C「寺島なすのコンポート」

さすが梅沢さん、寺島ナスを生で食べて、
青リンゴの味かすると云っていたが

「寺島ナスのだしそうめん」は、
寺島なすを細かく切って生で食べる料理で、
2人とも美味しいと云って食べていました。

このお料理も是非とも皆さんに食べていただきたい。


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寺島ナスの発祥の地、東向島の皆さんから熱い情報が伝わってきた。


寺島ナスの地元、東向島の大喜青果の阿部敏さんから
メールをいただいた。

江戸時代に寺島村と云われた東向島は、寺島ナスの発祥の地だった。
阿部さんは、地元の青果商で「寺島・玉の井まちおこし委員会
メンバーとして寺島ナスで町おこしに貢献されてきた。

特に、まちおこしの一環として、5月の連休前に東向島の市民に、
三鷹の星野直治さんが育苗した「寺島ナスの苗」を販売する。





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敏さんとアンジーさんご夫妻は
千住ネギ「浅草葱善」の田中庸浩社長との交流など
江戸東京野菜の普及に尽力している。

上の画像をタツプする。



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2020年05月28日

練馬区立光が丘秋の陽小学校の2年生が栽培する雑司ヶ谷ナスの定植ができた。


練馬区立光が丘秋の陽小学校(関根幸男校長)の2年生が、
毎年栽培する雑司ヶ谷ナスの準備をしなければ、
授業再開になった時に間に合わないのではないかと、
佐藤綾子栄養教諭に電話をしたところ、

5月12日(火)にJA東京あおばから苗はいただいております
とのことで安心した。




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毎年、児童代表にナス苗の贈呈をセレモニーとして実施しているが、
今年は新型コロナウイルスの感染拡大から臨時休校中、

特に学校からの要請がなかったようだが、JA東京あおばでは
江戸東京野菜担当の伊藤信和さんが、持って行ってくれたようだ。

児童に代わって担任の牧野先生と福田先生先生に贈呈。
佐藤栄養教諭が撮っておいてくれた。

上の画像をタップする
両教諭による定植作業。



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2020年04月30日

今年も寺島ナスを栽培するので、東向島の販売会に行ってきたと新村さんに写真をいただいた。


テレワークで、千代田区外神田の廃校になった中学校の屋上菜園で江戸東京野菜を栽培している新村るり子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)に、先日、最近の菜園の様子を聞こうとメールをした。

新村さんは「昨年は、寺島なすが大豊作でしたので、是非今年もチャレンジしたいものです」との返信。
そして翌日「今年も、東向島で寺島なすの苗木の販売会が29日にあるので行ってきます」と云う。

新型コロナウイルス感染の心配もあるので3密に注意して、マスクと手袋、自家用車でサクッと行ってきます。」と云う。

それなら、「販売会の様子を撮ってきてください」と、お願いをした。





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10時過ぎに到着しましたが、すでに数名の方が苗を求めにいらしていました。
皆さんマスク姿で、中にはフェイスシールドをつけての方もいらっしゃいました。

今回の販売会に関しては色々議論もあったそうですが、こういう時だからこそお家のプランターで楽しんでいただきたいと言うことで、開催されたそうです。


上の画像をタップする

昨年同様、たくさんの苗木が用意されていました。

昨年もお会いした、寺島・玉ノ井まちづくり協議会の(写真左から)高木新太郎理事長、小川剛理事、そして末林さん(会計担当)にもお目にかかりました。

緊急事態宣言の下、外出自粛中ですので長居はせずにすぐ失礼いたしました。今年も大切に寺島なすを育てていきたいと思っています。




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2020年04月20日

たもんじ交流農園の3年計画は完成し、新型コロナウイルス終息後のグランドオープニングセレモニーを待つのみとなった。


新型コロナウイルスの感染拡大により、当ブログもテレワークによる情報収集に切り替えている。

NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会(てらたま協議会)は、前身の「寺島・玉ノ井まちおこし委員会」が、江戸東京野菜の寺島ナス復活プロジェクトを結成して、まち興しが始まった。

その後、てらたま協議会の活動は広がりを見せて、2017年に、たもんじ交流農園の設置が計画された。

墨田区の「すみだの夢応援助成事業」に位置付けられたことから、墨田区の ”ふるさと納税” を活用していて、農地の無い特別区では参考にしてもらいたい。

2018年3月にはプレオープンが実施されている。

8月には、農園利用者に対して江戸東京野菜の入門講座を開催している。 

野菜の栽培指導は、江戸東京野菜推進委員会の水口均さん(江戸東京野菜コンシェルジュ協会監事)が、必要に応じて農園に伺っているという。

今年開催される予定だった東京オリンピックに向けて、
江戸東京野菜の青果(聖火)リレーも、練習されていた。





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たもんじ交流農園は、3年計画で整備をしてきたので、
2019年度は3年目だから牛久光次事務局長に写真を送って頂いた。

上の画像をタップする
13uの畑が24区画 
その半分をハーフとしているところもあるので、農園会員は28組。
その他、江戸東京野菜用が2区画とイベント用が2区画となっている。

農具や肥料置場等の小屋が二棟
芝生広場とウッドデッキ広場に交流広場(舗装)
枝垂れ桜、ビオトープ、柿の樹と葡萄の樹と棚、蜜柑の樹、お花畑
ピザ窯、芝生の小山も新設
入口の門には藍染めした暖簾
イベント用流し台、水や利用の雨水タンク
が完成している。

たもんじ交流農園は、本来は3月29日に3年計画の3年目ということで、
グランドオープニングセレモニーを行う予定だったが、
新型コロナウィルスの感染拡大を懸念し、延期となった。



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2019年09月07日

寺島・玉ノ井まちづくり協議会では「聖火リレー?」のリハーサルを実施したという。


NPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会の牛久光次事務局長からメールをいただいた。

「聖火リレー」のリハーサルを行ったと云うので、東京オリンピツクの聖火リレーの話かと思ったら、「青果リレー」だという。

この「青果リレー」は「寺島なす(青果)」を片手に持ちバトンにして、地域や団体をリレーでつないで街ぐるみの関係性を築くことを目的に、これまで2回行っているという。

昨年、実施した「江戸に浸かる」というイベントの一つの企画で、最後はイベント会場(旧向島中学校 校庭)をゴールにして山本亨墨田区長につなげる、オープニングイベントにしてきた云う。

今年の「江戸に浸かる」は、9月28日(土)、29日(日)で、
青果リレーは28日に実施される。






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たもんじ交流農園でのメンバー、
野島さん、末林さん、小山田さん、自転車での伴走は矢下さんと、カメラ担当の牛久さんたち。

上の画像をタツプする
今年は、3年目で、例年通りの会場の旧向島中学校をスタートし、東向島駅前商店街の寺島なすプランターがおかれているところを通り、墨田地区の、墨田児童会館などや、たもんじ交流農園に新たに御前裁畑跡地を通り、隅田川をわたる。というコース。

その模様の写真を送ってくれた。
今回は試走で、寺島なすは待たずに宣伝を兼ねてコース確認を行ったという。


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2019年08月06日

昭和の森の車屋で開催する、地産地消として寺島ナスの収穫体験が行われた。


昭和の森の車屋で開催する、地産地消としての収穫体験 & 一日限りの「特別会席」の案内は、5月に行っていたが、四季彩和倶楽部 第4回として開催したもので、江戸東京野菜としては拝島ネギに続いて2回目だ。

四季彩和倶楽部は、「昭和の森 車屋」を拠点として、江戸美学研究会が実施しているもの。

江戸東京野菜の収穫体験 & 特別会席の実施に当たっては、定植時の高温乾燥、そして梅雨明けが遅れていたので、ナスの生育が心配だったが、お願いしていたナス農家、清水丈雄さんの管理が適切だった。
しかし、1週間前に梅雨が上がったものの、その後猛暑日が続き、逆に収穫するのに、熱中症などの心配もするほどだった。




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当日は、9時15分に会場入りして、プロジェクターの動作確認を行ってから、お客様の集合を待った。

9時50分、バス2台に分乗して立川市幸町の清水さんのナス畑に向かった。

上の画像をタップする

片道25分だった。
ベッドボトルの冷たい水をもらってバスを降りたが、炎天下だったので、ナス畑を横切って、玉川上水際の日陰に移動して、清水さんを紹介し、清水農園の説明から始まった。
玉川上水から見た清水さんの畑は当ブログで紹介している。


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2019年05月17日

寺島なすの故郷を訪ねたが、定植後すくすくと育っていた。


連休明けの気候が安定する頃を狙って、野菜苗の定植が行われている。
寺島ナスの復活普及を推進している東向島のてらたま協議会(NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会)、が、たもんじ交流農園を昨年開設したことは、当ブログで紹介した。

今年の3月、江戸東京野菜講談の田辺一乃さんの真打披露宴でお会いした、NPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会の小川剛理事(中小企業診断士)から、

寺島ナスの定植作業をするときに、栽培指導してくれる方を紹介してほしいと依頼された。
後日、本人の了解を得て、江戸東京野菜推進委員会の水口均さんを紹介していた。




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東向島駅前通りのプランターには、今年も寺島ナスが栽培されていた。

上の画像をタップすると
寺島ナスの支柱には「たもんじ交流農園の耕作者募集中!!」
などの案内が貼られていて、
5月12日(日)「苗を植えよう!」が行われ、
農作業アドバイザーの水口さんが、江戸東京野菜の話をするとあり、

6月16日(日)「追肥と剪定をやってみよう」、
7月14日(日)「寺島なすを収穫しよう! (収穫祭)」に、
水口さん予定されていることが明記されていた。


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2019年03月21日

三鷹の星野農園で寺島ナスの接ぎ作業が始まった


寺島ナスの接ぎ作業が、三鷹の星野農園で始まったと聞いて伺った。

星野さんの農園には毎週土日に畑を手伝うボランティアさんが見えていて、接ぎ木作業に没頭していた。

東京を代表するナス農家の星野さんは、「千両2号」が主力ナスで、短期間で大きくて柔らかなナスを作る技術を持っていることから市場での評価が高い。

その星野さんが、伝統の寺島ナスを栽培してくれている。
揃いが悪い、一つひとつの収穫期間が短く、色ボケが生じるなどの欠点もあるが、栽培期間が5月から10月と長く、加熱するととろみが出て美味しいことから、夏の江戸東京野菜として需要が増加している。





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星野さんが、寺島ナスの苗を見せてくれたが、しっかり根を張って、葉も力強く開いている。

上の画像をタップする

この日は、ボランティアさんたち10数人が、接ぎ木作業を行っていた。
星野さんの千両2号と寺島ナスで4千本を接ぎ、苗の需要が多い寺島ナスは半分以上だという。



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2018年09月29日

テレビ朝日、「食彩の王国」第748回は「雑司ヶ谷ナス」が紹介された。


テレビ朝日、9月29日(土)、9時半から放送された食彩の王国は「雑司ヶ谷ナス」が放送された。

雑司ヶ谷は豊島区にあることから、ここをテリトリーとするJA東京あおばか、復活をさせたもの。
2011年に石神井地区の榎本多良さんに栽培をお願いした。





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上の画像をタップする

雑司ヶ谷の大鳥神社に農業説明板を建てたことから雑司ヶ谷ナスのイベントが始まった。

復活の取り組みから関わっているJA東京あおばの伊藤信和さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が取り組みを紹介。
イタリアンの神保シェフは、早くから江戸東京野菜に注目してくれたシェフだ。

江戸料理研究家の冬木れい先生は、江戸時代の料理を紹介。

そして種の伝達は都立瑞穂農芸高校の生徒たちが紹介された。

まさに、オールスターキャストで、雑司ヶ谷ナスが紹介された。


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2018年08月29日

豊島区雑司ヶ谷で「雑司ヶ谷ナスと鎮守の市」の地域興しが始まった。


雑司ヶ谷ナスの「江戸東京の農業」説明板が建っている、豊島区雑司ヶ谷の大鳥神社で、氏子の皆さんによる
「雑司ヶ谷ナスと鎮守の市」が7月29日(日)に開催されたことが分かったので、遅ればせながら紹介する。

雑司ヶ谷ナスについては、平成9年に雑司ヶ谷大鳥神社に説明板を建てさせていただいてから、雑司ヶ谷ナスのタネ探しが始まったが、農業生物資源研究所に保存されていたことが分かった。

豊島区立の雑司ヶ谷小学校か、雑司ヶ谷中学校で栽培復活を考えたが、少子化の影響か統廃合が進んでいて、雑司ヶ谷の名のついた小中学校はすでになくなっていた。

雑司ヶ谷地区の中学生が通学する豊島区立千登世橋中学校が取り組んでくれることとなった。

2011年5月に、JA東京あおばの榎本高一組合長が豊島区立千登世橋中学校に雑司ヶ谷ナスの苗を贈呈し、
雑司ヶ谷大鳥神社にもナス苗を贈呈している。





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大鳥神社のお祭りは、例大祭の他は、酉の市があるが、「雑司ヶ谷ナスと鎮守市」という新しい祭りが生まれたわけで、
農業説明板の建立から20年、雑司ヶ谷ナスによって地域興しがはじまったことは、率直にうれしい限りだ。

JA東京あおばがテリトリーの豊島区に、朝採りの新鮮野菜とJA東京あおばブランドの練馬大根ドレッシングなどが、販売されたほか、氏子有志によるお菓子などが販売された。



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2018年08月01日

たもんじ交流農園の7月のイベント「江戸東京野菜 初級編」としてお招きいただいた


たもんじ交流農園の7月のイベント「江戸東京野菜 初級編」としてお招きいただいたが、その前に、交流農園の様子が見たくて、東向島駅前の青果店大喜青果の阿部敏さんの車に乗せていただいて、ご案内いただいたことは当ブログで紹介した。

イベント会場は、交流農園隣の真言宗智山派 隅田山吉祥院多聞寺の寺務所で、主催のNPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会・高木新太郎理事長を始め、矢下春男副理事長、小川剛理事が見えていた。





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会場には、講談師の田辺一乃さんも来ていて、千住ネギと、寺島ナスの帽子を作ってきたと云う。
浅草葱善の田中社長が千住ネギを、寺島ナスは阿部敏さんが被ったが、これはイベントには欠かせないツールになる。

上の画像をタップする

何でも、5月に高円寺で内藤トウガラシプロジェクトの成田重行リーダーが、出番となったら突然赤い唐辛子の帽子をかぶって表れたことから、そのインパクトに驚いた一乃さんは、せっせと千住ネギと、寺島ナスの帽子2種を作ったと云う。



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2018年07月31日

「たもんじ交流農園」では、寺島ナスが今を盛りと実っていた。


今年の3月に、「たもんじ交流農園」の初年度の農園6区画がオープンしたことは、当ブログ紹介した。

その後、農園はどうなっているのか気になっていたが、事業運営をしているNPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会(高木新太郎理事長)の牛久光次事務局長から、利用者に江戸東京野菜の話をして欲しいとの連絡をいただいたのは6月初めで、

利用者の皆さんは、すっかり夢中で毎日畑に来ていますとお聞きしていた。





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当日は、まず、寺島ナスの普及活動の拠点となっている東武線東向島駅前のフラワーポットの状況を見たくて、駅前で青果商を営む阿部敏さん(大喜青果)に電話を入れると、今、浅草葱善の田中庸浩社長も、千住ネギの土寄せするので来ています、と云う。

上の画像タップする

駅前のフラワーポットには、寺島ナスが植わっていて、大きいものは収穫しているようで、小振りのナスをたくさんつけていた。

成田重行リーダーが進めている、内藤トウガラシも展示していた。



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2018年05月16日

JA東京グループでは、新採用職員に組合員農家の仕事を教えるために、この時期、農家研修などを行っている。


JA東京グループでは、新採用職員に組合員農家の仕事を教えるために、この時期、各JAが農家研修などを行っている。

JAの事業は、地域農家の生活に直接関係する事業を行っていることから多岐にわたっていて配属前に、各事業の体験をさせている。

JA東京むさし(高橋堅治代表理事組合長)は、三鷹市、小平市、国分寺市、小金井市、武蔵野市をテリトリーとするJAで、

先日、寺島ナスの定植後の様子を見に三鷹市の星野直治さんのお宅に伺ったら、JA東京むさしの地元三鷹支店配属予定者の新入職員が、トマトの支柱立ての勉強(作業)を行っていた。

ねぎらいの言葉をかけてから、話しを聞かせてもらった。




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定植が終わったところで、蔓が伸び始めていたが、トマトの蔓と支柱を縛り付けていく作業で、男性職員2名と女性職員2名が2日間の研修で、他に経済センターや緑化センターの体験学習もあると云う。

上の画像をタップする

昨年までは、内定者の時点で、農家研修などを行っていて、ナス農家の星野さんのお宅では、接ぎ木作業なども行っていたが、今年は採用後で、7月にも予定されているとか、。



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2018年05月11日

東向島駅前商店街では、地域の皆さんが楽しみにしていた寺島ナス苗の販売が行われた。


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東向島駅前商店街では、今年も寺島ナス苗の販売を行ったが、
地域の皆さんは、楽しみに待っていたようだ。
寺島ナスの栽培が、地域にすっかり定着したようだ。

上の画像をタツプする。
駅前のプランターには、29日に定植したと云う。



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