2015年08月15日

寺島ナスの故郷で発行された「てら・たま1号」を戴いた。


先日、八百屋塾の江戸東京野菜生産農家ツアーを案内した時、東向島の大喜青果の阿部敏さんが、寺島ナスのキャラクター寺島茄子之介のTシャツで参加目立っていたが、その時に、てらたま協議会が発行した「てら・たま1号」をいただいた。

阿部さんに、当ブログへの掲載につき了解をいただいた。




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折りたたみのコンパクトなものだ。

上の画像をクリックする
寺島・玉乃井協議会の中で、寺島ナスでのまち興しに尽力された方々が、思いを伝えている。
高木新太郎てらたま協議会会長、大喜青果の阿部敏さん、事務局長の牛久光次さん、「寺島茄子之介」生みの親の石川良男さん達だ。


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2015年06月07日

立教大学「東京の伝統野菜を学ぶプロジェクト」で、雑司ヶ谷ナスの栽培が始まった。


立教大学の大山利男准教授(経済学部経済政策学科長) が、江戸東京野菜の話を聞きたいというので伺ったことは、当ブログで紹介した。

「東京の伝統野菜を学ぶプロジェクト」を指導する大山先生からは豊島区の伝統野菜「雑司ヶ谷ナス」を栽培したいということで、苗の手配を依頼されていたが、

先日JA東京あおばで江戸東京野菜を担当している木内文彦課長代理を訪ね、入手できたとメールを戴いた。



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大山先生からのメールには、ポットに植えられていた雑司ヶ谷ナスの苗を、学内でプランターに定植したそうだが、さいわい大学で造園作業をしている方が親切で、プランター、土、堆肥まで準備てくれたというので、近くに指導してくれる方はいるようだ。

「まだ先のことと思っていたのですが,早くもふくらみ始めている実がいくつかあります。
さっそく食べ方の相談も始めています。」とあった。

プロジェクトの皆さんの笑顔が嬉しい。
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2015年05月25日

立教大学の3年生が、地元豊島区の伝統野菜「雑司ケ谷ナス」に注目。 東京の伝統野菜を学ぶプロジェクト


今年の1月に、NPO農の未来ネットの「サロン学習会」でお話をさせていただいたが、農業と市民とを結ぶ農業体験や大学生のインターシップを行っていて、立教など大学生も参加しているというので、それなりのパワーポイントを作って行った。
しかし、当日は指導者の方ばかりで、学生の参加はなかった。

先日、NPO農の未来ネットの田沼繁事務局長からメールを戴いた。
立教大学の大山利男准教授(経済学部経済政策学科長) が、江戸東京野菜の話を聞きたいというので時間を割いてほしいと云うもの。

今度こそ、学生さんに江戸東京野菜を伝えることができるのならと、同大池袋キャンパスに伺った。
大山先生からは、キャンパスマップが送られてきていて、タッカー門を入った12号館で待ち合わせた。




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同大には早めに着いたので、校内をぶらぶら、キャンパスマップに記されていたわけではないのに、
吸い寄せられるように、立教学院の創立者でキリスト教に基く教育を理想とした、チャニング・ムーア・ウィリアムス主教像の前に・・・・。

上の画像をクリックする
ウィリアムス主教像を背にして12号館に向かう左手がタッカーホールで、その壁際には、立教大学の創設者ヘンリー・セントジョージ・タッカー主教の胸像が・・・

12号館の前で、大山先生から声をかけて戴いた。

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2014年09月26日

「寺島なすサミット2014」が、東向島駅前商店街通りで開催された。


先日、墨田区の東向島駅前商店会活性化事業として東向島駅前商店街通りで「寺島なすサミット2014」が開催されるとご案内したが、

台風が発生していて天候を心配していたが、21日は秋晴れ、イベント関係者はもとより、楽しみにしていた市民の皆様もほっとしたところだ。

今回は「寺島なすを語ろう!」と云う、トークショーに出てくれと云うので、打合せのため少し早めに会場に着いた。

そんなところに、多摩八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が様子を見に来てくれた。



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12時から「寺島なすサミット」開催の主旨を司会進行の石上貴子さんが説明して始まった。

「寺島なすを語ろう!」のトークショーは、石上さんに一人ひとり呼びあげられてステージに・・・。

はじめにご登壇いただくのは、市谷にあります「江上料理学院副院長の江上佳奈美先生」です。
江上先生は学院での料理の指導、研究をはじめ、新聞、雑誌の料理欄の執筆や監修、またはテレビの料理番組でもご活躍されております。

          
続いて紹介されたが、「江戸・東京の伝統野菜の普及、復活に取り組んでいる」と・・・・
特に「寺島ナス」の復活と、東向島商店街での普及に協力したことも紹介された。

3人目は、プログラムの変更で、地元青果店「大喜青果」の阿部敏さん。
阿部さんは青果店として、東向島での寺島ナスの普及、消費拡大に尽力されていて、寺島ナスの利用店は20店舗に拡大したとか。

最後に、地元出身で、根っからの「寺島ッ子」成蹊大学名誉教授の高木新太郎先生。
ご専門は経済学だが、昔の地名、寺島や玉ノ井の歴史の研究にも取り組んでこられ、寺島ナスの研究もされている。

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2014年09月16日

9月21日(日) 東向島駅前商店街振興組合が「寺島なす サミット2014」を開催する。


先日、寺島ナスの故郷、墨田区東向島で「寺島なすサミット2014」を企画している森田秀一さん(インターセッション(有))が出先に訪ねてこられ、四谷駅ビルでお会いした。

企画案は前もって送っていただいていて、9月21日(日) に、墨田区の向島駅前商店会活性化事業として、東向島駅前商店街振興組合主催の「寺島なす サミット2014」が、東向島駅近くの東武博物館駐車場で行われることは知っていたが、

当日のイベントのひとつ「寺島なすを語ろう!」と云う、トークショーの段取りを打ち合わせたいと云うもの。



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当日の12:00から、他のゲストと一緒に、なんでも語ってくれと云う。

東向島駅前商店街振興組合が、この程開設したホームページには、商店街の笑顔がいっぱいだ。

是非、東向島駅前にお越しください。
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2014年09月12日

JA東京あおば女性協が9月8日「江戸東京野菜圃場見学会・試食会」を開催した。


練馬、板橋地区の農家女性で組織しているJA東京あおば女性組織協議会(女性協)が主催する、「江戸東京野菜圃場見学会・試食会」が9月8日(月)ホテルカデンツア光が丘で31名の参加を得て開催された。

この企画、JA東京あおばが、地元でもたくさん江戸東京野菜が栽培されている事を身近に感じてもらうために畑を見学し、江戸東京野菜の歴史を学び、そして食べようと、同JA女性協(相原厚子会長) に協力を求めたもので、同JA女性協としても栽培面積が増えつつある、江戸東京野菜を勉強をしようと、開催の運びとなったもの。

JA東京あおば石神井支店に集合した一行は、バスで内藤トウガラシの畑と雑司ヶ谷ナスの畑を見学、その後会場を、ホテルに移し、江戸東京野菜コンシェルジュの話を聞き、更に、雑司ヶ谷ナスのお料理を、和食・洋食・中華で戴いた。

当日は、江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会の佐々木昭理事がレポートしてくれた。



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練馬区の「区民講座」等で料理教室をしている齊藤朝子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ)が、練馬・板橋地区で栽培されている、伝統野菜を中心に「江戸東京野菜のお話し」として講演を行った。

講演では江戸東京野菜の定義からはじまり、それぞれの伝統野菜の歴史的背景や特徴を生かしたレシピを交えながら分かり易く紹介した。

また、江戸東京野菜を使っての小学校での食育体験や早稲田ミョウガ復活の話、種屋街道の話、これからの普及促進への思いを約40分にわたって話された。



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2014年07月20日

降雹の被害から、再生に向けた養生で「寺島ナス」が実り始めた。


6月24日に発生した局地的な降雹は、三鷹・調布の農産物にも大きな被害を与えたが、先日、その後の様子をうかがいに三鷹の星野直治さんのナス畑を訪ねた。

降雹の様子は、テレビのニュースで、繰り返し報道されたことから、当日は全国各地から夜遅くまで、お見舞いの電話が鳴りっぱなしだったと云う。

星野さんの畑では、主力の「千黒2号」(武蔵野種苗園/三芳交配)は勿論、江戸東京野菜の「寺島ナス」も壊滅的な被害を受けていた。
翌日には、ボランティアさんと一緒に、見舞いに来た東京シティー青果の担当が、傷のついた果実や、折れた枝などの後片付けを手伝ってくれたと話していたが、

東京シティー青果の石川勲会長は、わたしにまで電話をくれて、寺島ナスの被害につて心配をしていただいた。感謝!!です。


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先日、その後の回復状況を確認しようと、畑に伺ったが、青青とした葉が力強く茂り始めていた。

星野さんが手に取って説明してくれたが、へたの下の白い部分が、夜中に成長した部分で、太陽に当たってアントシアニンが生成されていくわけで、毎日々大きく成長している。

上の写真をクリックする
「午後から雨が降ると云う予報が出ていたので、米ぬかを肥料として撒いたところだ」と云っていた。
米ぬかなど、遅行性の有機肥料は、これからの生育には欠くことが出来ない。

降雹で穴の開いた葉も再生の役割を終えて黄ばんでいた。


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2014年06月26日

24日の14時半頃、調布から三鷹にかけての一部の地域で大量の降雹で農産物の被害甚大。


調布から三鷹にかけての一部の地域で、24日14時半頃から30分ほど大量の雹が降り、10センチ以上も積もり農作物が大きな被害を受けたことを夜のニュースが報じていた。

三鷹の北野や中原には、知り合いの農家も多く心配していた。
朝になってから一軒の農家に伺ったが被害の大きさに呆然としてしまった。

「先祖代々、この地で農業をしているが、初めての体験だし、これまで聞いたこともない」という。



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落ちたナスには、無数の傷が付き、雹の勢いの強さが分かる。

上の写真をクリックする
翌日の10時頃に伺ったが、ハウスとハウスの間には、前日の雹が凍ったままで残っていた。

屋敷杜の欅の葉は散らばり、柿も葉が落ち坊主状態。

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2013年11月19日

東向島の菓子遍路「一哲」が江戸東京野菜「寺島なす羊かん」を数量限定で販売。


寺島ナスの普及や商品開発をしている、墨田区東向島の菓子遍路「一哲」(03−6657−2962)の酒井哲治さんが、「寺島なす羊かん」が出来上がった。
酒井さんは、「寺島なすスイーツ甲子園」を開いて、区民の皆さんを巻き込んだ取り組みをしていて、当ブログでも紹介した。



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自家製で、寺島なす角甘露煮と小豆本練り羊かんを混ぜ合わせ、江戸味噌で味を整えた本格的な「寺島なす羊かん」が出来上がった。

酒井さんの話では、なるべく寺島なすをそのまま使いたいと、果肉の他に皮、タネ等も入っていて、食感としても味わい深い。
勿論、十分に煮上げられているから、軟らかい。
一度は食べてみないと、「寺島なす」を語れない逸品で、数量限定の300本だ。


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2013年10月13日

13日(日)、今朝の朝日新聞に江戸東京野菜を栽培する小中学校の取り組みが掲載された。


今年の春の事だが、豊島区立西池袋中学(尾崎重雄校長) の関口礼之先生に、6月から豊島区の伝統野菜・雑司ヶ谷のナスの栽培をしたいと依頼されたJA東京あおばが、その雑司ヶ谷ナスの苗を準備していたが、

それまでの間を使って、小松菜と春菊の栽培をしていたのは、当ブログで紹介した。
その後、行こう行こうと思っていたが、中々いいタイミングで伺うことはできなかったが、

雑司ヶ谷ナスの栽培は順調にいったようで、生徒諸君は、雑司ヶ谷ナスを料理して、市販の交配種・千両ナスとの違いも味わったようだ。




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尾久宮前小学校で、青茎三河島菜の栽培を進める鈴木恵理栄養教諭が、大手新聞社の記者さんの取材を受けたと伝えてきたが、播種の指導をした宮寺光政さんもお会いしたと云っていた。

また、それより前、砂村一本ネギの栽培をしている第五砂町小学校の銭元真規江栄養教諭の元にも記者さんが来られたと伺っていたが、

今度は、西池袋小学校の取り組みについても取材してくれたと、関口教諭からも連絡をいただいた。
上の写真をクリツクする

実は、その取材をされたのが、朝日新聞の斯波祥記者で、13日朝刊の地域総合・首都圏に掲載すると連絡をいただいた。

記事の中には、各校の生徒たちの声が素晴らしい、そして斯波記者は、小学校の食育指導をしている三國清三シェフにも会って話も聞いている。

飯能の野口勲さんにも、タネの様子も聞いていて、斯波記者が足で書いた力作だから、ぜひ読んでいただきたい。


斯波記者は、9月に開催した江戸東京野菜の入門編を受けていただいて、取材ポイントを絞られたようで、その後メールでやり取りもさせていただいた。

今回、各校の取り組を活字にしていただいたことで、先生方はもちろんの事、生徒やご父兄の理解も深まり、さらなる教育効果が高まる事だろう。

それより何にもまして、伝統野菜を次代に残すことの意義、江戸東京野菜コンシェルジの役割が多くの方々にご理解いただけたと思うし、
資格を取りたいと思う方々が増えてくれればと期待もしているところだ。

斯波記者、ありがとうございました。






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2013年08月25日

8月24日、9時30分 テレビ朝日「食彩の王国」は、寺島なすを余すところなく紹介した。


テレビマンユニオンの田中由美さんが、「食彩の王国」で、江戸東京野菜の「なす」を紹介したいと訪ねてきたことは当ブログで紹介し、VTRのセットをお願いしたが、素晴らしい番組に仕上がっていた。

番組は、「現代によみがえった、江戸の野菜」と紹介してくれた。



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寺島なすが、墨田区立第一寺島小学校で2009年に同校の開校130周年記念事業として復活された。

番組では、今年も継続して栽培している生徒たちが、「味が違うし、柔らかくて甘いし、旨い」と自慢げに答えていた。

東向島商店街の青果商・阿部敏さんは、寺島なすのキャラクターが描かれたTシャツを着ていた。

生産者の星野直治さんも、ボランティアさんたちと、屋外で田楽にして味わっていた。



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2013年07月26日

寺島なすで「スイーツ甲子園」を東向島駅前商店会の菓子遍路「一哲」が指導、入賞3点を商品化


東向島駅前商店会振興会が主催、寺島・玉乃井まちおこし委員会協賛による、寺島なす「スイーツ甲子園」が先日開催された。

寺島・玉乃井まちおこし委員会の阿部敏さんから、江戸東京野菜の「寺島なす」のレシピコンテストがあるからと、出席の要請があったが、先約があったので写真を送ってもらうことにした。



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上の写真をクリックする
この企画、寺島なすで作った最中「なすがままに」が、昨年6月に読売新聞で紹介された。菓子遍路「一哲」の酒井哲治さんが、「スイーツ甲子園」と名付けて、寺島なすでスイーツを創作したものを出品するように呼び掛けたもの。

レシピコンテストは、7月8日申し込み締め切りで、酒井さんの指導によるスイーツ無料講習会が6月22日(土)、隅田川高校で開催された。

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2013年03月12日

「天皇・皇后両陛下 御会食弁当」に江戸東京野菜の雑司ヶ谷ナスが田楽に


気候も暖かくなってきたからか、好きな天ぷらを食べに行きたいと実家の年寄が云うので、近くて行きつけのホテルの中にある「日本料理むさしの」に出掛けた。


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昨年の9月12日に、ホテルカデンッア光が丘で、江戸東京野菜の話をしたことは、当ブログで紹介した。

上の写真をクリックする
その一週間後、ホテルカデンッア光が丘の「日本料理むさしの」が、宮内庁からの御用命で「天皇・皇后両陛下 御会食弁当」を練馬産の野菜などを使って提供したと、JA東京あおばの渡邉和嘉常務から伺っていて、江戸東京野菜「雑司ヶ谷ナス」もその中に入っているということだった。


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2012年12月21日

2013年度から豊島区立西池袋中学2年で、雑司ヶ谷ナスの栽培授業が始まる。


2009年に、寺島ナスが墨田区立第一寺島小学校で復活を果たしたが、今日、夏果菜として5月から10月までの長期間にわたり実り続け、夏でも江戸東京野菜の話題が絶えない状況を作り出している。
江戸市民はナスが好きで、江戸近郊では寺島ナスの他にも、雑司ヶ谷ナス、駒込のナス、砂村ナス等が栽培されていた記録があることから、寺島ナスに次ぐナスのタネを探していた。
独立行政法人・農業生物資源研究所ジーンバンクに、雑司ヶ谷で主に栽培されていた、山ナスのタネが保存されていた。
そこで、2010年の暮れに雑司ヶ谷地区の小中学校に復活栽培の実施を打診していたが、当時、豊島区立千登世橋中学校の尾崎重雄校長が、担当の先生に聞いてみましょうと云って、お引き受けいただき、復活を果たした経過があり、当ブログでも紹介している



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その、尾崎校長先生から、先月の中ごろメールをいただいた。
先生は現在、豊島区立西池袋中学校に異動されていて、同校技術科の関口礼之先生(東京農大卒)が、授業で江戸東京野菜の栽培、特に、豊島区ゆかりの「雑司ヶ谷ナス」を育てたいと希望しているので、種か苗を譲っていただけないか・・・・・と云うもの。
尾崎校長先生には千登世橋中で取り組んでいただいてお世話になったが、この度は私を覚えていただいていて嬉しい限りだ。


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2012年11月19日

寺島なすの1年を振り返り、市民が集い懇親会が開催される。


寺島ナスの故郷、寺島・玉の井地区のみなさんが取り組む、まちおこし委員会の事務局長・牛久光次さんからメールをいただいた。
寺島・玉ノ井文化祭・懇親会を、11月14日(水)18時30分から、墨田区のコミュニティカフェ、「玉ノ井カフェ」で開催するので、寺島なすの1年の締めくくりとして、出席してほしいとあった。




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上の写真をクリツクする

1年の活動写真が貼られていた「玉ノ井カフェ」。
メンバーの青果商・阿部敏さんは、不祝儀で欠席したが、江戸東京野菜の伝統大蔵大根、青茎三河島菜、亀戸大根が取り寄せてあった。

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2012年10月10日

「第6回東京都食育フェア」に寺島ナスプロジェクトの阿部敏さんが出演した。


10月6〜7日 10時〜17時 代々木公園でケヤキ並木通り 79・80番テントは、東京都と明治製菓のブースで、東京産野菜をたくさん食べていただくために、江戸東京野菜も紹介され、寺島ナスも加熱して、柔らかくして、明治製菓の「チョコベジ」で食べられた

「展示ブースには、阿部さんが持参した、種取り用ナスの鉢に資料も展示していただいのでご存じの方や興味を持ってくださった方が声をかけてくださり・・・、
東京で野菜が栽培されていること自体ご存じない方も多く、そういう意味では皆さまに知っていただく機会だったかと思います。」
とメールがあった。




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6〜7日の両日、13時〜14時のステージイベントでは、野菜ソムリエのKAORUさんとのトークショーに、「寺島ナス復活プロジェクト」のリーダーの一人、大喜青果・阿部敏さんが新調した寺島なすのTシャツで出演、プロジェクトとして寺島ナスによるまち興しの取り組みについて話しをされた。

上の写真をクリックする
阿部さんは、新調した茄子紺の地に、寺島ナスキャラクター「寺島茄子之介」が描かれたTシャツを着てきたが、茄子之介が阿部さんに似ていると、評判だったようだ・・・・


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2012年08月11日

三鷹の星野農園で、「寺島なす」のバーベキューはワイルドだぜー。


前日に、三鷹の星野直治さんから電話をいただいた。
明日、東向島の「寺島なす復活プロジェクト」の皆さんが遊びに来るから、来ないかと云うもの。
実は、同プロジェクトの皆さんが、星野農園訪問ツアーでバーベキューをやるという話は聞いていて、私も参加しますからと言っていたが、肝心の星野さんにお話ししていなかった。失礼なことだ。




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同プロジェクトからは、大勢来るのかと思ったが、平日だったこともあり、商売をされている方々は無理のようで、青果商の阿部敏さんの道案内で5人がワンボスカーに乗って、
車が渋滞し2時間もかかったと、予定よりも1時間遅れてやってきた。

皆さん、一面ナス畑に驚いたようだった。
早速、畑で星野さんの説明を聞いたが、採りきれないで、規格以上に大きくなったナスが沢山あるのには、皆さん「もったいない。」

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2012年07月09日

速報!! NHK総合テレビ 7月9日(月) おはよう日本 寺島ナスでまち興しが、生中継されました。


かねてから、ご案内していた、NHK総合テレビ 「おはよう日本」が、東向島の平和通りの大喜青果・阿部敏さんの店の前から生中継された。

スカイツリーの下町 江戸野菜で町を元気に!!


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寺島ナス復活プロジェクトの動きをNHK-TVが察知、地元青果商の阿部敏さんが,地域で栽培している方々を指導している。

先日取材に来た、武藤友樹アナが商店街で朝水やりをする皆さんを紹介していく。

店の前で、阿部敏さん、高木新太郎先生、牛久光次さんたちがパネルを持って紹介していたが、皆さんいつになく緊張の面持ち。

上の写真をクリックする
「なすがままに」の寺島なす最中を創作した一哲のご主人もインタビューに一言、長平の寺島御膳に寺島せいろも並んでいたが、時間の関係か、インタビューはなかった。


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2012年07月07日

「寺島なす試食会と料理法探検」 笑顔ほころび「旨い!!」連発。


「寺島なす”復活”プロジェクト」の動きが活発化していることは、当ブログで紹介した。

今度は「寺島なす試食会と料理法探検」が7月4日東向島の玉ノ井カフェで開催された。
平日の16時からということで、当日の参加者は少なかったが、寺島なすへの思いの強い方々が集まり、

みんなで東武線東向島駅の高架下にある「寺島ナス展示用ポット」に実った寺島なすの収穫を行った。



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試食会に先立って、「生ごみから堆肥を作ってみよう!」の講座が行われ、講師にNPO法人有機農産物普及・堆肥化推進協会理事の会田節子事務局長を招いていたことから、会田事務局長(写真左から3人目)にもご参加いただいた。

(上の写真をクリツクする)
また、NHK総合テレビ「おはよう日本」の武藤友樹アナウンサーが取材に見えていて、収穫の様子を盛んに写真に収めていた。

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2012年06月27日

「寺島なすでおこす “まちおこし” の野望」墨田区民参加でパネルディスカッション。


東向島で「寺島ナス」でのまち興しが活発になっているが、お隣の墨田1丁目5−12の蕎麦屋の「長平」03-3612-0933 が、昨年メニュー化していた寺島ナスの「寺島せいろ」と「寺島御膳」を、寺島ナスが入荷し始めた今月中旬から再び売り出した。

伝統野菜は、季節限定の野菜だけに、夏の訪れを感じさせるメニューが定着しようとしている。




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上の写真をクリックすると「長平」


寺島なす「復活」プロジェクトがじわじわと進行する中で、寺島・玉の井まちおこし委員会では、20日の「寺島なす育成相談会」に続いて

22日には、区民参加による「寺島なすでおこす “まちおこし” の野望」のパネルディスカッションが墨田区役所内1Fミニシアターで開催された。
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