2012年06月22日
"すみだ川アートプロジェクト" の皆さんが、寺島ナスを試食、「とっても美味しかった!」とメールあり。
"すみだ川アートプロジェクト" の皆さんが、企画した「江戸野菜・寺島ナスを食す会」は当ブログでもご案内したが、楽しく開かれたようだ。
この企画の代表・根本さんの栽培した寺島ナスを食べたいと、予約させていただき、楽しみにしていたのだが、あいにくの台風4号接近。
しかも、帰宅時間が台風接近のピークにぶつかる予報なので、せっかくだったが、失礼させていただいた。
プロジェクトの皆さんはお住まいがお近くだったようで、予定通り開催されたと、番頭の上原聴子さんが写真と感想をメールで送ってくれた。
この会には、「寺島ナス復活プロジェクト」の青果商・阿部敏さんも参加され、報告してくれた。
写真は阿部敏さんが持参した寺島ナス。
写真をクリックすると根本さんの栽培した寺島ナスの収穫。
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2012年06月14日
「寺島ナス」栽培の輪が、隅田川流域で大きな広がりを見せている。
寺島・玉ノ井まちおこし委員会では、地元の伝統野菜「寺島ナス」を地域の皆さんと栽培しようと、苗を希望者に頒布したことは、当ブログでも紹介した。

委員会のメンバー曽我高明さんが、メールで、苗を購入いただきました根本さんという方が、寺島ナスの写真を送ってくれたととのメールをくれた。
その根本さん、寺島なす復活のプロジェクトに賛同してくれて、谷中のご自分のスペースで展開しているようで、活動の輪が広がっている。
上の写真をクリツクする。
根本さんは「すみだ川アートプロジェクト」のメンバーで、
6月19日 「江戸野菜 寺島ナスを食す会」を開催する。 勝手連の動きは、うれしい限りだ。
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2012年05月04日
墨田区の玉の井通り商店街「びつくり市」で寺島ナス栽培希望者に苗を配布。
寺島・玉の井まちおこし委員.が展開している「寺島なす復活プロジェクト」は、先日、勉強会を実施したことは当ブログで紹介した。
同プロジェクトでは、玉の井通り商店街のびっくり市に合わせ「玉ノ井カフェ」で、寺島なす苗の配布受付(参加費500円)を実施した。

なす苗の配布は、寺島なす復活プロジェクト最大イベントの一つで、29日と30日の14時から、寺島・玉の井まちおこしの店(玉ノ井カフェ)の前には、事前のPRが行き届いて行列ができるほど。
受付で栽培希望者は名前と連絡先を書いて、参加費を払い引換券をもらって苗木置き場で受け取るというもの。
連絡先を書いてもらうのは、今後、プロジェクトが開催するイベントなどの情報を伝えるもので、両日用に用意した接ぎ木苗400鉢( 三鷹の星野直治氏仕立て )は参加希望者に全て渡った。
両日、会場の玉ノ井カフェには、寺島ナスの写真など資料が貼られ、昨年試作した復活プロジェクトのメンバー( 写真 帽子は阿部敏氏 )が説明役にあたり、熱心な市民からの質問攻めをさばいた。
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2012年04月27日
寺島・玉の井まちおこし委員会が展開する「寺島ナス復活プロジェクト」が動き始めている。
4月25日(水)18時から玉の井カフェで、『江戸東京野菜と寺島なす復活について』の講演を依頼されていたので、少し早めに東向島に出かけた。
東武鉄道東向島駅の高架下に並んだフラワーポットに見本の寺島ナスが植えこまれていた。
25日の講演会の案内や、29日の寺島ナス頒布会日程も知らせていた。
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2012年04月24日
寺島なすプロジェクトの皆さま 今週は、いよいよイベントが開始されます。
寺島なすの勉強会の話は、先日当ブログで報告した。
このほど、寺島なすプロジェクトの事務局長 牛久光次さんからメールが届いた。
チラシやポスターを作ったというもの。
来る4月25日(水)PM6時〜7時半に玉ノ井カフェにて、『江戸東京野菜と寺島なす復活について』の講演を依頼されていたもので、第一寺島小学校で始まった復活の話をするつもりだ。
先日も、同校の須藤太郎校長先生に、地元で「寺島なすプロジェクト」が結成されたと報告したが、喜んでおられた。
29日(日)PM2時〜4時には第1回目の寺島なす配布会を玉ノ井カフェで行とうという。
当日はいろは通り商店街のびっくり市で、いろは通りは通行止めになり、天気も良さそうなので、大勢の来客が見込まれるという。
開催時間帯は育て方講座や生ごみで堆肥をつくる方法なども盛り込む予定だとか。。
2012年04月15日
墨田区の寺島・玉の井まちおこし委員会が「寺島なすの勉強会」を開催する
2009年に墨田区東向島の第一寺島小学校の高橋英三校長先生に、寺島ナスの復活をお願いしたが、地元の白鬚神社の今井達宮司さん、向島百花園の佐原滋元氏などのご支援もあり、第二寺島小学校、第三寺島小学校、寺島中学、都立墨田川高校などに、苗を配布して地域が一体になって復活をサポートした。
第一寺島小学校・開校130周年記念事業として取り組まれた以後、後任の須藤校長が引き継ぎ、寺島ナスの栽培は行われている。

右から役員の牛久光次さん、阿部敏さん、坂本武彦さん、曽我高明さん
このような中で、墨田区の「寺島・玉の井まちおこし委員会」(高橋一夫会長 )は、東京スカイツリーのオープンに合わせて、寺島・玉の井独自のカラーを出したいと、数年前から、江戸東京野菜の「寺島ナス」が話題になったことで、注目していた。
昨年は、商店街で試作も行い、商店街を訪れる方々の反応も良く、手ごたえを感じたことから、今年は、区民を巻き込んだ活動の準備が始まった。
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2011年09月04日
フードジャーナリストの向笠千恵子さんが江戸東京野菜の「雑司ヶ谷ナス」に注目。
フードジャーナリストの向笠千恵子さんから電話を戴いたのは、8月の末だった。
江戸東京野菜が栽培されている畑に連れて行ってほしいと云いう。
数年前だったら、この時期は、谷中ショウガの終わった後だから端境期でお断りをしていたが、
2009年に第一寺島小学校で「寺島ナス」の復活が行われてからは、5月の末から10月末まではナスは成り続けるから、この時期でも自信を持ってご案内できた。
しかも、今年からは雑司ヶ谷ナスが、豊島区の千登世橋中学校で復活され、そのバックヤードとして、二人の農家も栽培しながら支援している。
そこで、「雑司ヶ谷ナス」の栽培農家、練馬区南田中の榎本多良(かずよし)さんに電話をして了解を得ておいた。
台風がノロノロと北上していて、心配をされていたが、夕方までは持ちそうなので予定通り、JA東京あおばの石神井支店で待ち合わせをして、畑に向かった。
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2011年07月09日
初物の伝統野菜「雑司ヶ谷ナス」を試食した千登世橋中の皆さん。味が濃い!!
豊島区立千登世橋中学校で展開されている雑司ヶ谷ナスの復活は、ようやく収穫期を迎えた。
7日、授業の終わった16時から同校の圃場に集まったのは、栽培を行っている生物環境科学部と初物のナスを調理する家庭科部の皆さん。
これまでの経過については同ブログで紹介してきた。

皆さんが、ハサミを持って収穫を行った。
雑司ヶ谷ナスの収穫は中間試験の後の予定で、試食も実施することになり、家庭科部の皆さんの協力を得て皆で試食会となったもの。
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2011年05月26日
雑司ヶ谷大鳥神社に「雑司ヶ谷ナス」のポット植えをJA東京あおばが奉納
平成9年に農業協同組合法施行50周年記念事業としてJA東京グループが都内に50本の「江戸・東京の農業」の説明板を立てたが、
「雑司ヶ谷ナス」は雑司ヶ谷大鳥神社の理解を得て、豊島区を地域に持つJA東京あおばが境内に設置している。

説明板の詳細は、JA東京中央会のホームページに掲載してある、説明板をクリックする。
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2011年05月13日
豊島区立千登世橋中学校で地元ゆかりの雑司ヶ谷ナスの定植作業が行われた。
このことは、当ブログでも紹介してきたが、5月9日同校体育館で開かれた朝礼で、地元JA東京あおばの榎本高一代表理事組合長から、同校の生物環境科学部に雑司ヶ谷ナスの苗が贈呈された。

平成11年に、雑司ヶ谷中学と高田中学が統合して生まれた千登世橋中学校で雑司ヶ谷ナスが復活出来ることには意義がある。
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2011年05月12日
私立日本橋女学館が江戸東京野菜でサイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)に取り組む
「このたび独立行政法人 科学技術振興機構主催のサイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)に”江戸東京野菜の遺伝子レベルでの比較と連作障害について”の講座名として、今年度初めての応募でしたが選んで頂くことができました。」
との電話をいただいた。

その後、担当の成栗里美先生からもメールをいただき、苗やタネの調達方法などについての相談や、江戸東京野菜の学習についても協力依頼があったので、4月30日に科学部の皆さんにお話をさせていただいた。(写真をクリックする)
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2011年04月23日
雑司ヶ谷ナスの栽培に豊島区立千登世橋中学・生物環境科学部の皆さんが圃場作り。
先日、雑司ヶ谷ナスを何処の場所で栽培するか、
その確認と、今後のスケジュールの打ち合わせを行ったが、20uの圃場が確定したことから、敷地内に生えている笹の地下茎を抜いて土地を耕す作業が行われた。

同校の所在地は、神田川の河岸段丘にあたりその南斜面に校庭を作ったようになっている。
圃場のあるところは、学習院と隣り合わせになっていて、自然豊かなビオトープ( 写真をクリックする )があり。
このアップダウンを利用して運動部員の体力作りのコースにもなっている。
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2011年04月19日
豊島区立千登世橋中学校で伝統野菜・雑司ヶ谷ナスの復活準備。
伝統野菜の雑司ヶ谷ナスを復活させようと、昨年から準備を進めてきたが、豊島区雑司ヶ谷地区も小・中学生の減少から学校の統廃合が進み、雑司ヶ谷を冠したがっこうは無くなってしまった。
そこで、雑司ヶ谷地区の児童が通う、小・中学校に復活をお願いしたところ、豊島区立千登世橋中学校の尾崎重雄校長先生にお引き受けいただいた。

写真をクリックすとる圃場から校庭を見下ろすことが出来る。
昨年、12月8日に、尾崎校長先生にお会いして、稲津貴広先生をご紹介いただいた。
稲津先生は、同校の生物環境科学部( 部活動 )とグリーンフォレスト( 委員会活動 )の指導をされている。
JA東京あおばの渡邉和嘉部長と一緒に稲津先生に栽培場所を確認した。
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2011年01月14日
"すみだ食育good ネット」が墨田区と共催。「寺島ナスから広がる食文化の可能性」の講演会が行われる。
久しぶりに浅草に行ったが、スカイツリー人気なのか、何時になく人が多いのに気が付いた。
講演は2時からだが、事前にパワーポイントのセッティングやら、担当の方々との打ち合わせで13時に伺うと云っていたので、昼食もそこそこに、駒形橋を渡って・・・、早足で約束の墨田区役所に向かった。
駒形橋からは、墨田区を象徴する建物のそろい踏みかが見える。
スカイツリー、アサヒビールのモニュメントと、ジョッキをイメージしたビル、そしてその裏が墨田区役所だ。

クリックすると墨田区役所とスカイツリー、一階の「すみだリバーサイドホールのイベントホール」の入り口には大きな立て看板が用意されていた。
今回の企画は、墨田区と「すみだ食育goodネット」の共催で、開催される。
数日前に、読売新聞の江東版に案内が掲載されたことから、100人を上回る方々がお見えになった。
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2011年01月09日
=寺島ナスから広がる食文化の可能性=、すみだ食育goodネットが12日に開催。
昨年の11月に、墨田区福祉保健部で保健計画担当主査をされている秋田昌子さんからメールをいただいた。
「墨田区」と「すみだ食育goodネツト」が主催する講演会で、寺島なすを含め、江戸東京野菜を通して産業・文化・農業等、各分野との相互のつながりを深めている話をしてほしいと云うものだった。
実は、秋田さんとは、2009年11月に開催された日本食育学会のシンポジウムでパネラーとしてご一緒したことがあった。
当日、秋田さんは、実践報告において「すみだらしい食育」を目指す民・産・学・官による協働・協創の食育推進活動として、<すみだ食育推進リーダーの組織化と活動成果>を、「すみだ食育推進リーダー会の中島マサ会長とともに発表された。

そんなことで墨田区の活発な食育の取組みは存じていたが、「すみだ食育goodネット」はクリックすると活発な活動を展開している。
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2010年09月03日
月刊日本橋」が特集で「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」総まとめ

この内容は、当ブログでも紹介したが、8月初めに、日本橋ゆかりで
野永喜一郎社長と東京青果鰍フ石川勲社長と3人で対談をしたものが、「江戸東京野菜のこれから」として掲載された。
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2010年07月02日
今年も寺島ナスが、第一寺島小学校で実った。
今年も、地元の由緒あるナスと云うことで引き続き栽培を行っている。
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昨年、寺島ナスの栽培指導を行った星野直治さんに今年も依頼して、7月1日、今年初めての栽培指導となったもの。
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2010年05月26日
今朝の讀賣新聞都内版に、「こんにちは江戸東京野菜」が掲載された。

白鬚神社の境内には「寺島ナス」についての説明板が建っている。
平成9年に建てられた当時、町名変更で「寺島」の名が無くなってしまった東向島の人たちが注目した。
「こんなに、住宅が密集しているところに農業があったんだ!」と。
建立後10数年の経過の中で、「寺島ナス」が同地域の名産であったことを知らない人はいなくなっていた。
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2010年05月21日
日本橋の久松小学校でも伝統野菜の栽培にトライ

久松小学校は創立が明治6年(1873)、今年で137年の伝統校。
小学校の歩みをみると、華族の久松定謨・町年寄 森津久兵衛等の尽力により、創立したということもあってか、90周年には昭和天皇・皇后が、100周年には、皇太子時代の今上天皇と美智子妃がお見えになっている。
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2010年05月11日
日本橋の小学校から江戸東京野菜の栽培指導の依頼
この学校、明治6年に幼童学所として創立した名門であることは沿革が示している。
昭和4年に建築されたこの校舎は、東京都選定歴史的建造物にも指定されている。
近くには、日本銀行、日本橋、三越などビルが林立する中にある。

ときわ松」のモニュメント
昨年「月刊「日本橋」が実施した、「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」にも参加、金町コカブの栽培を実施したが、今年はさらに腰を据えて長期にわたって栽培したいと云うので、昨年から日本橋のプロジェクトに関わっている小金井の農業後継者と共に、10日同校に伺った。
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