2010年05月26日

今朝の讀賣新聞都内版に、「こんにちは江戸東京野菜」が掲載された。

昨年、墨田区立第一寺島小学校が取り組んでくれた「寺島ナス」の復活の経過が今朝の讀賣新聞都内版に「こんにちは江戸東京野菜」「東向島 寺島ナス」として掲載された。

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白鬚神社の社務所で売っている「寺島ナス」のストラップ(500円)。


白鬚神社の境内には「寺島ナス」についての説明板が建っている。
平成9年に建てられた当時、町名変更で「寺島」の名が無くなってしまった東向島の人たちが注目した。

「こんなに、住宅が密集しているところに農業があったんだ!」と。

建立後10数年の経過の中で、「寺島ナス」が同地域の名産であったことを知らない人はいなくなっていた。



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2010年05月21日

日本橋の久松小学校でも伝統野菜の栽培にトライ

中央区日本橋久松町にある区立久松小学校(酒井寛昭校長)から伝統野菜の寺島ナスの栽培がしたいという依頼があった。

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久松小学校は創立が明治6年(1873)、今年で137年の伝統校。
小学校の歩みをみると、華族の久松定謨・町年寄 森津久兵衛等の尽力により、創立したということもあってか、90周年には昭和天皇・皇后が、100周年には、皇太子時代の今上天皇と美智子妃がお見えになっている。



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2010年05月11日

日本橋の小学校から江戸東京野菜の栽培指導の依頼

中央区日本橋本石町の区立常盤小学校から江戸東京野菜を栽培したいと、栽培指導の依頼文書が届いた。
 この学校、明治6年に幼童学所として創立した名門であることは沿革が示している。
昭和4年に建築されたこの校舎は、東京都選定歴史的建造物にも指定されている。
近くには、日本銀行、日本橋、三越などビルが林立する中にある。

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ときわ松」のモニュメント

昨年「月刊「日本橋」が実施した、「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」にも参加、金町コカブの栽培を実施したが、今年はさらに腰を据えて長期にわたって栽培したいと云うので、昨年から日本橋のプロジェクトに関わっている小金井の農業後継者と共に、10日同校に伺った。


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2009年05月21日

幻のナス復活へ 伝統野菜「寺島ナス」を授業で栽培


江戸東京野菜の品種を一品でも増やそう、しかも野菜の少ない夏果菜を増やしたいとのことで、ジーンバンクのデーターをネットから調べていたら、蔓細千成が保存されていた。

蔓細千成は江戸ナスとも言われたもので、寺島ナスとして栽培されていて、かつての寺島、今は東向島だが、ここでの復活は実現したいと、新聞にその思いが掲載されたことは当ブログで紹介した。

このナスを、寺島の地、東向島の第一寺島小学校で栽培してもらおうと、昨年来高橋英三校長先生にお願いしてきたのだ。




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 5月7日当日は、この取組を支援する、農林中央金庫とJAバンクが実施する「JAバンク食農教育応援事業」の一環で、JAバンク東京信連の佐藤洋一東京支店長(左)がプレゼンターを務め、生徒代表からは感謝の言葉が述べられた。
写真右はマイクを持つ和田浩二副校長

上の画像をクリックする
開校130周年事業として、全校生徒で取り組むことになったことから、全校生徒の前で贈呈式が行われた。


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2008年01月05日

江戸野菜 復活目指す “ 幻のナス ” が東京新聞に掲載された。


江戸東京野菜の情報をメディアが取り上げてくれるようになったことを追い風に、新たな取り組を模索していたが、2007年の秋に、東向島の伝統野菜、寺島ナスを復活させるプロジェクト立ちあがったと云う情報が、JA東京中央会の担当から寄せられた。

寺島ナスの「江戸東京の農業」説明板は、農協法施行50周年記念としてJA東京グループが1997年に地元の白鬚神社に建立したが、これを読んだ地元の商店主などが、まち興しに生かそうとしているようだ。
実は、すでにそのタネは、農業生物資源研究所にあることを調べ上げていたので、協力したいと思っていたが、その後連絡がなかった。

そんな折に、東京新聞の松村裕子記者が、最近の江戸東京野菜がメディアへの露出度が高めていることから、私を訪ねてこられた。

最近の情勢として東向島で大学教授が寺島ナスでの「まちおこし協議会」を提案したとの情報を得たことから、その活性化を促そうと、松村記者に話題を提供し掲載していただいた。



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お正月の仕事始めに、東京新聞の一面6段をカラーで掲載いただいた。
上の写真をクリックする。

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