2023年03月10日

「新・ごちそう帳シリーズ」は千住ネギで、葉のグリーンムースがポイント。


2020年の秋、新型コロナの感染拡大の中で、更科堀井「四季の会」の
世話人の江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長と、
あとりえグーを主宰する林幸子先生から、「四季の会」開催については
先が見えない状況だが、蕎麦屋さんと生産者を支援していこうとの
発想から生まれた「蕎麦屋さん&生産者さん支援する会」を
立ち上げた。

「新・ごちそう帳シリーズ」として、
2020年12月、第一回は「品川カブ」
2021年5月に第二回は「東京うど」

2021年9月に、第三回寺島ナス、
2021年11月には、第四回は、
伝統小松菜、亀戸大根、馬込三寸人参の三種を使った。





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昨年の10月の更科堀井「秋の会」が開催されたときに、
ほし先生から第四回以後「新・ごちそう帳シリーズ」が、
しばらく開催してなかった話が出ていたので、
先日、アトリエグーで試食会が行われた。

食材は「千住ネギ」で、林先生の創作料理は「千住ネギのムース」。

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桜エビと千住ネギのかき揚げと焼きネギ、
そしてネギのムースがポイント。



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2022年12月31日

井之口農園の江戸千住葱を薬味にして年越し蕎麦を食べるのが楽しみだ。


暮れの挨拶に、井之口喜實夫さんを訪ねた。
今年は、車を処分したことで、中々伺えずにいたが、
28日に伺った。
井之口さんと江戸東京野菜の話をしていると、
ついつい長居をしてしまう。

井之口さんに、江戸東京野菜の栽培をお願いしたのは、
早稲田ミョウガの捜索に同行して頂き、発見してからだ。

千住ネギは、江戸千住を2017年から栽培を始めている。






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井之口さんと、江戸東京野菜の取組について話している時に、
後継者の勇喜夫さんが、江戸千住を目白通り沿いの
ネギ畑から抜いてきてくれた。

太い根深ネギに驚いた。
今年は、ネギには気候も良かったからと云っていたが、
決してそんなことはない。
今年は暑かったり、長雨だったり作物に大きな影響があった。

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ただ、台風は1度、14号の被害はあまりなかったようだ。
通過した9月20日に、目白沿いのネギ畑を写真に撮っている。
防御も万全だったからだろう。

田中社長も見ていて、太くなるとネギは固くなるが、
井之口さんのは、柔らかくてそれがない。
ネギ畑の7割が太く育った一本ネギが出来たという。

話の端々に、栽培のポイントをつかんだような言葉は
キャベツばかりではない。



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2022年12月30日

昭島市立中神小学校の5年生が、拝島ネギの収穫を行い、生徒たちは笑顔で自宅に持ち帰った。


江戸東京野菜の拝島ネギを栽培している中神小学校(松井茂校長)の
5年2組では、収穫して家に持ちかえったという。

警備員さんが「どの子も大事そうに持ち帰りましたよ。」と
話していた。
5年生には、一昨年の4年生の時に拝島ネギの
座学授業
を行っていて、昨年の2月に播種を行ったもの。






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座学授業では、拝島ネギについては、初めて知ることはメモするように
指導していたので、持ち帰った中で、自宅では知っていることを
保護者等に話している事だろう。


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2022年11月25日

明治神宮新嘗祭の11月23日に、浅草葱善の江戸千住ネギが奉納され、御社殿回廊に展示された。


11月23日(祝水)明治神宮の新嘗祭に、今年も浅草葱善の田中庸浩社長が
江戸東京野菜の「江戸千住葱」を奉納、21日から回廊に展示された。

東京の農業者は、戦後の食糧難の時代に、国民の食を守ろうと、
世田谷区等々力の篤農家大平信彌先生が、
東京の農家に声をかけ、足食会を結成して明治神宮に奉納したのが
始まりで、その後、全国の農家などが明治神宮に奉納するように
なった歴史がある。





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明治神宮ご社殿の回廊に展示された、全国からの奉納産品。

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これから鍋料理が恋しくなる季節は、江戸千住葱のシーズンを迎える。




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2022年11月08日

拝島ねぎ保存会生産者連絡会が11月4日に開催された。


第3回 拝島ねぎ保存会生産者連絡会が11月4日、JA東京みどり
経済センター昭島店で開催された。

会議は、新会長の、井上茂夫会長の進行で行われ
副会長の岩田英雄さんも隣に座られた。

保存会では、9月に拝島ネギの栽培されている畑を
巡回する産地視察をおこなっている。

生憎先約があったので、参加できなかったが、事務局の
清水さんにお願いしてあったので、写真を頂き掲載している。



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前会長の木野秀俊会長が、拝島ネギを持ってこられた。
「江戸東京野菜、拝島ネギ保存会」の袋に入っていた。

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あと一度、土寄せを行うような事を言っておられたがよくできていた。

議題では
@ 昭島市産業まつり
   開催日11月20日(日)AMlO:00〜PM4:00
   場所 MOVIX昭島店

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2022年10月21日

昭島市立中神小学校の拝島ネギの栽培は、台風にも負けずに順調な生育を見せていた。


昭島市立中神小学校の5年生が栽培している拝島ネギは、
順調に生育していると、杉本幸司副校長から写真を頂いている。

夏休み中の、8月初めに同校を訪ねているが、猛暑が続く中で、
雑草なども除草され菜園は整備されていた。





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その後台風14号の来襲があったが、9月20日に杉本副校長が
送ってくれた写真の内、教室の前に植えられた展示用の拝島ネギは
校舎に当たった風が渦を巻いたようで、葉が折れ曲がっていた。

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5年生の拝島ネギは、強風による葉が折れる被害は少なかったようで、
その後、無理せずに管理をしていたようで・・・・


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2022年10月11日

足立区農業委員会が指導する、保木間小学校4年生の「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」に行ってきた。


足立区立保木間小学校の4年生が足立区農業委員会の指導で
実施している、「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が、今にも降りそうな
天候のために、多目的教室で実施された。

同校では、千住ネギのタネの贈呈式に続く、播種の授業は、
6月10日に実施された。



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自宅を出る時は、小雨が振っていたが、農業委員会の事務局とは東武の竹ノ塚で待ち合わせをしたときには、雨は上がっていた。

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当日は、農業委員会からは、荒堀安行会長と、地元委員として
横井善彦委員、宇佐美一彦委員、足立区産業振興係の篠崎務係長、
担当の川合真由さんが参加されることになっていたが、天気予報
としては雨だったこともあり、定植作業は中止で、
千住ネギの話を聞く授業だけとなった。



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2022年09月22日

拝島ねぎ保存会生産者の畑の巡回視察が行われた。


3月に拝島ねぎ保存会の生産者会議に、はじめて招かれた事は、
報告したが、その席で江戸東京野菜の現状を報告して、
産地視察を行ってはと提案した。

8月に開催された生産者会議では、産地視察の前に、
仲間の畑を見て歩こうとなった。
いずれにしても、この前向きな取り組みが始まった。
生産者会が動き始めた感じがする。




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岩田英雄さんは、昭島市の北部、西武立川駅の近くで
拝島第二小学校の3年生の、農業見学の指導など2015年から
されていて、当時から拝島ネギの紹介をしていた。

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岩田英雄さんは次期拝島ねぎ保存会の副会長に内定している。



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2022年08月11日

8月8日に開催された「拝島ねぎ保存会生産者連絡会議」に出席した。


7月末に、拝島ねぎ保存会から文書が届いたが、8月8日(月)2:00から
「拝島ねぎ保存会生産者連絡会議について」とあった。

拝島ねぎ保存会には、2015年に設立総会が開かれて以来の保存会の
メンバーだったが、「生産者連絡会議」として保存会の会議が
進められていたことから、呼ばれることはなかった。

2月から市立中神小学校で、拝島ネギの栽培授業が行われる事に
なったので、改めて保存会メンバーとして、3月24日開催の会議に
出席していて、拝島ねぎをとりまく情報を報告している。

今回の会議の議題では「光華小学校 拝島ねぎ定植授業について」
として報告することを、清水事務局長から依頼されていた。







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木野秀俊会長のあいさつで始まったが、生産者の、鈴木実副会長、
小町僖一さん、井上茂夫さん、鈴木勇作さん、谷部英治さん、
森田久夫さん、昭島市の飯島剣係長、JAの清水さんが出席された。

上の画像をタツプする
配布された資料としては、光華小学校での定植作業の写真の他、
JA東京中央会東京農業推進室からの平成4年度江戸東京野菜の
生産および出荷についての文書と、江戸東京野菜ガイド、
江戸東京野菜主要5品目栽培技術マニュアル、
ご当地!絶品 うまいもん甲子園第11回大会ー募集要項ー
が配られた。



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2022年08月04日

拝島ネギの栽培をしている昭島市立の中神小学校と光華小学校の畑の様子を見に行ってきた。


昭島市立の中神小学校と光華小学校では、拝島ネギの栽培を
しているが夏休み中のこと、この所の連日の猛暑で、畑はどう
なっているのか気になっていたので、様子を見に行ってきた。

夏休みなので、杉本副校長はいらっしゃらないと思っていたら、
午後から時間を割いて頂いたので、自転車で伺った。




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拝島ネギは、定植をした段階で、僅かな土を根元にかけて踏みつけて、
稲わらをかけただけで、まだ土寄せは行っていないことから、
心配をしていたが、ネギはさすがに強い。

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土は、焼けるように熱かったがネギはしっかりと
土をつかんで立っていた。
杉本副校長に伺うと、夏休みに入ってからは用務員さんが
見てくれているということで、ネギ畑の周りには
夏草はきれいに取り除かれていた。



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2022年07月27日

昭島市立光華小学校の4年生が、「江戸東京野菜と拝島ネギ」を学ぶ。


昭島市立光華小学校の眞砂野裕校長が、拝島ネギの栽培授業の実施に
前向きなお考えを持っていると、昭島市の松屋有紀子栄養教諭から
伺っていたのでお会いした。

拝島ネギの授業は早速、地元生産者にお願いして
4年生が定植作業を実施した。





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拝島ネギの座学を実施するにあたり担任の先生には、
生徒達がメモが取れるようにお願いしていたので、
興味のある話に生徒達は盛んにメモを取っていた。

上の画像をタップする
授業では「江戸東京野菜と拝島ネギ」のテーマで行った。

SDGsについて、「知ってるー」と云うので、
〜地球を大切に、人々に優しく〜
伝統野菜との関連について、説明を行った、



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2022年07月13日

昭島市立光華小学校の「命をつなぐ拝島ネギの栽培授業」が、地元の生産農家木野さんの指導で始まった。


昭島市の栄養教諭松屋有紀子先生に骨折りを頂いて、先日、昭島市立
光華小学校の眞砂野裕校長にお会いでき、昭島市の伝統野菜、
拝島ネギの栽培授業についてのお考えを伺うことができた。

お隣の中神小学校は、通学地域に拝島ネギ保存会の初代会長の
鈴木勇作さんがお住まいでもあり、後継者の寿昭さんに
栽培指導をお願いしている。

光華小学校では、昨年の食育授業で松屋栄養教諭が、拝島ネギの
話をしているようだが、栽培の具体的なところは、通学区域の
上川原3丁目で拝島ネギの栽培をしている、保存会会長の
木野秀俊さんの後継者・木野光太郎さん(同校のOB)と、
オンラインで畑と結んで、生徒たちに話をして頂いたという。




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栽培授業は何時実施するのか、伺っていなかったので、出先から
眞砂野校長に電話でお聞きすると、
本日(11日)、午後から定植を行うと云う。

電話をした11日の10時頃は、瀧野川八幡神社にいたので、
間に合うかわからなかったが、伺うつもりでいた。


一度自宅に戻り、自転車で学校に向かったが15時頃に着いた。
丁度、木野さんの指導で、1組が定植作業をしているところだった。

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プランターの苗を、木野さんに教えてもらった通り、引き抜いて、
一人数本、菜園に定植していた。
木野さんが、作ってくれた畝の谷間に立てかけるように置いていき、
銘々が根の部分に土をかけて、手で強く押した。



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2022年07月11日

昭島市立光華小学校の眞砂野校長にお会いして、拝島ネギの栽培をお願いしてきた。


昭島の伝統野菜・拝島ネギの普及に尽力を頂いている松屋有紀子先生、
(昭島市学校給食共同調理場・市立東小学校栄養教諭)から
電話をいただいた。

昭島市昭和町の光華小学校の眞砂野裕校長が、拝島ネギの栽培に
興味を示され、江戸東京野菜の話も聞きたいとの報告をうけた。

すぐにでも伺いたいと松屋先生に日程調整をお願いして先日伺った。





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眞砂野校長、学校給食課自校給食担当望月弓子係長(中)、松屋栄養教諭

現在、江戸東京野菜の出前授業は、10数年来取り組んでいるが、
昨年からの継続の中では、
江東区立の小4校、足立区立小6校、荒川区立小1校、新宿区立小1校
北区立小3校中1校、練馬区立小1校、私立高1校
世田谷区私立小1校、昭島市立小1校の20校で行っている。

特に江戸東京野菜の栽培を行っている授業では、
「命をつなぐ栽培授業」として実施していることも説明した。

江戸東京野菜は現在50品目で、更に増えようとしている。
東京都においても、教育委員会をはじめ、経済局から
支援を頂いている事を紹介した。

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校門を入ったところに菜園があった。桜の大木に囲まれていて、
秋口から栽培を始めるのか綺麗にしていた。



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2022年07月09日

昭島市立中神小学校での拝島ネギの栽培は、定植後も順調に生育している。


拝島ネギの栽培を行っている昭島市立中神小学校(松井茂校長)では、
杉本幸司副校長が2月に地元の拝島ネギの栽培農家鈴木寿昭さんに
依頼して播種を行っている。

その後、発芽したが、定植するにあたって揃いが悪いことから
鈴木さんの指導で生育の様子を見ることになった。

6月23日に定植が行われた。
23日はうかがえなかったが、その後順調な生育をしていると伺っていたことから、先日、杉本副校長に都合を伺ってお邪魔した。




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揃いが悪い時から見ると太く大きくなった苗が植わっていたが、
拝島ネギを栽培することから、各学年と調整したのか、
4年生のスペースは長くとられていた。

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生徒たちは定植を終えたが、苗はたくさん残っていた。



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2022年06月28日

足立区立西伊興小学校の「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」に、足立区農業委員会に依頼されて出掛けた。


足立区農業委員会が足立区教育委員会の協力を得て、区内の小学校
6校で「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」を実施しているが、
今年度はすでに、千寿双葉小と、保木間小、更に栗原北小学校で
種の伝達式が行われ、引き続き種が蒔かれ、栽培がはじまっている。

先週、西伊興小学校では、5年生が午後からの暑い中で、先輩の
6年生から受け取った千住ネギの種を、用意されたプランターに、
農業委員の指導で蒔いた。




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開会にあたって戸田道寿副校長から
「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」の主旨の説明があった、

上の画像をタップする
昨年、5年生の時に、千住ネギの栽培を行った6年生が
「種」をもって、体育館の壁側に待機していた。

タネの伝達式では、6年生が栽培での苦労話やら、西伊興小学校の
伝統として、千住ネギを栽培して、来年、5年生に渡せるように
頑張ってほしいと期待を述べて手渡した。


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2022年06月17日

足立区農業委員会が実施している「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」は、栗原北小学校で種の贈呈式と播種が行われた。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)が、区立小学校で実施している、
「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」は、例年7月に種の伝達を行って

播種をしていたが、昨年、収穫が思わしくなかったとして、今年は
前倒しで、6月の上旬から栽培授業が開催され、これまで、
千寿双葉小と、保木間小、更には15日に栗原北小学校も開催された。

生憎、農の機能発揮支援アドバイザーの派遣依頼は受け付けて
もらえない状況だったので、今回も事務局の川合真由さんから
写真を送ってもらった。







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6月15日、午後に実施した、栗原北小学校における、
4年生の千住ネギの栽培授業は荒堀会長のもと、
鹿濱徳雄委員と寶谷実委員が出席された。

三人は、足立区を代表する「つまも」の農家で、紹介している。

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同校の石川雅章校長は、4月に着任されたばかりで、荒掘会長が
農業委員会の取り組みを、事前に校長室でお伝えしたことから、

同校の栽培授業の意義について、生徒達に話された。




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2022年06月13日

足立区農業委員会が実施している「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」を、10日保木間小学校で行われた。


足立区農業委員会が実施している足立区立の小学校に対する
「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」は、先日、千寿双葉小学校における
授業を報告したが、10日には、保木間小学校(金泉隆一校長)の
栽培授業が行われた。

足立区の小学校では2015年に平野小学校、栗原北小学校、
千寿双葉小学校の3校で始まったが、2018年に西伊興小学校が加わり、
2019年度に保木間小学校が、さらに2021年度からは
栗島小学校が加わり、6校で今年度を迎えている。

先日、足立区産業振興課農業振興係の川合真由さんから、
当日の保木間小学校の写真を送って頂いた。





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座っている生徒右が5年生で、左が4年生。

保木間小学校の「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」は、
6月10日(金)に千住ネギの「種の伝達式」で始まった。

この授業で最も重要なセレモニーで、
昨年栽培を行った5年生の代表から、4年生の代表に手渡された。
5年生も全員が参加して、伝達式を見届けたが、
その思いはメッセージと共に4年生に伝わった事を実感していた。

挨拶をした荒堀会長は4年生達に、5年生になったら4年生達に、
種が渡せるように栽培してくださいと語り掛けた。

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当日は、足立区の農業委員からは、荒堀安行会長と、地元農業委員の
横井善彦委員、足立区産業振興課農業振興係篠崎努係長と、
担当の川合さんが参加された。




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2022年06月10日

足立区の伝統野菜「千住ネギ」の「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が6月6日、千寿双葉小学校を皮切りに始まった。


足立区農業委員会が足立区立の小学校に対して実施している、
江戸東京野菜「千住ネギ」の栽培授業は6校で行われる
「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」で、
6月6日千寿双葉小学校(星ア誠校長)を皮切りに始まった。

これまで同農業委員会が実施している千住ネギの栽培授業には、
都市農地活用支援センターが実施している
農の機能発揮支援アドバイザー」として派遣されているが、
まだ、農水省から予算が降りてこないからと、6月10日に予定された
保木間小学校の申請はできなかった。

先日、都市農地活用支援センターの会議で、今年度は6月7日から
派遣することになったようだが、10日の保木間小学校も行くことは
できなかった、両校には、変則だが定植の授業の時から伺う予定だ。

5月、6月は定植の授業が多く、会議では来年度からは6月中の申請
は、受付だけでも受けて欲しいと事務局には申し上げた。

先日、足立区産業振興課農業振興係の川合真由さんから、
当日の千寿双葉小の写真を送って頂いた。





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千寿双葉小の、「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」は、足立区で
始まった2015年の最初から実施しているが、農業委員会の
荒堀安行会長から頂いた、江戸東京野菜の千住ネギから、採種をした
5年生が4年生に伝達したことで、命をつないできた。

上の画像をタップする
今年度も、昨年栽培をした4年生が、今年5月、5年生になって
採種をした千住ネギの種を贈呈したもの、

荒堀会長からは、この授業で4年生に課せられたミッションは、
復活栽培をすることは勿論だが、後輩の来年の4年生に、
種を伝達できるように、栽培をしてほしいと、あいさつした。



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2022年05月19日

昭島市立中神小学校の4年生が実施している拝島ネギの苗の様子を見に行ってきた。


昭島市立中神小学校の拝島ネギの栽培の取り組みは、
3月末には発芽したと報告したが、
連休明けには、定植ができると思っていたが、
学校から連絡が無いので行ってみた。

拝島ねぎの栽培をしている農家鈴木寿昭さんは、コート種子の
拝島ねぎだから、機械で直接畑に蒔いていて、
畑では順調に生育しているという。




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杉本幸司副校長がご案内頂いた。苗は伸びていたがまばらな感じ

上の画像をタップする
鈴木さんからは、生徒が定植するには、苗が小さいのもあり、
定植しずらいことから
もう少し大きくなってから、定植しましょうということのようだ。



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2022年03月28日

昭島市立中神小学校の4年生が播種した拝島ネギの新芽が出てきた。


昭島市立中神小学校(松井茂校長)の拝島ネギの栽培授業は、
同校のOBで拝島ネギの栽培農家、鈴木寿昭さんに依頼して、
今年2月に実施されたことは報告した。

その後、芽が出たのか気になっていたが、先日、電話をして芽が出た
ということで、ホッとしたが2週間ほどかかった。

丁度、拝島ねぎ保存会の集まりが、JA東京みどり昭島支店で
開催されたので、鈴木寿昭さんにお会いしたが、芽が出てホッと
しましたと語っていた。

中神小学校で、足立区で実施している「命をつなぐ授業」を実施する
には、解決しておかなければならないのが、小学校で採種することで、
拝島ねぎ保存会の了解をとることだった。

了解は頂けたし、今後、栽培する学校を増やすことについても、
農業委員会の理解が得られた。






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昼前に、会議が終わったので、杉本幸司副校長に電話をして、
歩いて同校に伺った。

「命をつなぐ授業」について、拝島ねぎ保存会が了解してくれた
ことを杉本副校長は喜んでくれた。

校舎脇の白木蓮が咲き始めていた。

上の画像をタップする
同校の、菜園には拝島ネギの定植の準備なのか、深く掘った
ところがあった。

拝島ネギを播種したプランターが並んでいた。



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