2021年08月20日

昭島市立中神小学校に着任された杉本副校長を訪ね、夏休み中に表敬訪問。


今大学に行っている孫娘の担任で、お世話になっていた関係で2011年から毎年市立拝島第二小学校の3年生に農業の話をし、地元の伝統野菜
拝島ネギを栽培している農家に案内もした。

昨年、授業は中止になったが、今年はと思っていた時に、
杉本幸司副校長からメールをいただいた。
今年の4月から、昭島市立中神小学校におります。
というものだったので、夏休みの同校に表敬訪問。

先日、昭島市の松屋有紀子栄養教諭に伺った話を紹介したが、
昨年から「拝島ネギ」を8校の給食に出していて、
今年もその予定だと伺ったが、中神小学校もその中に含まれていた。






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同校の菜園では、ネギなども栽培しているというので
杉本副校長に案内していただいた。

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菜園は、栽培委員会の担当教諭が管理されているそうで、
拝島ネギではないが、少しだけ土寄せも行われていた。

同校の通学地域は元拝島ネギ保存会の鈴木勇作会長の住まいがある等、拝島ネギの栽培にはうってつけなので、

杉本副校長に足立区で実施している「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」を参考事例として、お話した。


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2021年08月06日

昭島市立の小学校と同市学校給食共同調理場でも栄養教諭として地元の伝統野菜「拝島ネぎ」の復活普及を支援する松屋有紀子先生に話を聞いた。


昭島市立東小学校の松屋有紀子栄養教諭は、昭島市学校給食共同調理場
でも栄養教諭として、「きゅうしょくだより」や「メニュー開発」など
食育の普及推進にあたっている。

松屋栄養教諭は、江戸東京野菜に注目され、これまで地元の伝統野菜
「拝島ネギ」を給食に使っていて、今年もその予定だという。

昭島市学校給食共同調理場は、市内の小学校13校中8校の
給食を作っている。

玉川小学校(福島町2丁目)、東小学校(東町2丁目)、
光華小学校(昭和町4丁目)、成隣小学校(大神町4丁目)、
共成小学校(郷地町2丁目)、中神小学校(朝日町5丁目)
拝島第一小学校(拝島町1丁目)、拝島第三小学校(松原町3丁目)

江戸東京野菜の練馬大根を練馬区教育委員会が、早稲田ミョウガを
新宿区教育委員会が学校給食で使っているのと同じように、

昭島市では8校だが、拝島ネギを給食で使っていることに、感謝する。






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松屋栄養教諭は、地産地消で昭島産の野菜を給食ばかりか、
家庭でも食べていただくように、「きゅうしょくだより」に、
「昭島の畑からこんにちは♪」のコーナーを設けている。

4月は、拝島ネギ(江戸東京野菜)、かぶ、春キャベツ
5月は、アスパラガス、小松菜や春大根に春キャベツ、トマト

6月は、玉ねぎ、インゲン、トマト、ナス
7月は、トマト、とうもろこし、八丈オクラ(江戸東京野菜)、
キュウリ、枝豆


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2021年07月17日

足立区農業委員会が実施している「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」、今年度最後の種の伝達式は、千寿双葉小学校で行われた。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)が実施している、「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」の、今年度最後の種の伝達式は、千寿双葉小学校で行われた。

千寿双葉小学校の所在地は隅田川と荒川に挟まれた千住大川町で、隅田川にかかる千住大橋より、荒川にかかる千住新橋に近く、足立区の中でも早く市街化された地域。

北千住駅で待ち合わせて、足立区農業振興係の篠崎勉係長、築出大典さんとで千寿双葉小に向かった。
農業委員会からは、荒堀会長に、内田宏之委員、吉田勉委員が対応された。






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三宅文夫校長は、「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」は、今年で7年目と紹介したが、第一期は3校で、千寿双葉小、栗原北小、平野小で行われ、当時三宅校長は栗原北小学校の校長だった。

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千寿双葉小の千住ネギは歴史を重ねている、来年の新4年生に種を伝えることが君たちのミッションだと話された。

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2021年07月15日

足立区立保木間小学校の4年生が「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」で5年生から種を受け取り蒔いた。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)が足立区立の小学校を対象に実施している「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」は、今回は区立保木間小学校で開催された。

足立区の小学校は2015年に3校で始まったが、2018年に西伊興小に次いで、2019年から同校は始まっている。

足立区の小学校が行っている取り組みは、各方面から注目されていて、昨年は、校庭で行ったが、農林中金総合研究所の田口主任研究員と古江主任研究員が取材に来られて、

その内容は、経営実務誌10月号に掲載された。






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同校の金泉隆一校長は、4月に着任され、千住ネギの授業は初めてということだったが、地元の伝統野菜・千住ネギの命をつなぐ授業については、ご理解をいただいていた。

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荒堀会長からは、命をつなぐ授業が同校の伝統になっていることを、生徒たちに伝えた。

尚、金泉校長から、私を含め、農業委員会の荒堀会長をはじめ、農業委員会の宇佐美一彦委員、横井善彦委員、農業振興係の篠崎勉係長に築出大典さんが紹介された。



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2021年07月12日

足立区立西伊興小学校5年生の、江戸東京野菜の「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が始まった。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)では、地元の江戸東京野菜「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を、区内の小学校6校で行っていて、これまで栗島小学校と、栗原北小学校で実施してきた。

今回は、西伊興小学校で、午後からの授業ということで、東武線竹ノ塚駅で荒堀安行会長、事務局の農業振興係の篠崎努係長と担当の築出大典さんと待ち合わせて車で伺った。

同校の金田耕一校長は、4月に着任されたが、昨年までの同校の取り組みを調べ準備されていた。





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当日は、朝方雨模様であったために、種まきは体育館に、班ごとのプランターが準備されていた。

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開会に当たって、金田校長から種の伝達式の説明があり、当日地元農業委員会の荒堀会長をはじめ
鈴木博利農業委員、横山恭臣農業委員、事務局の皆さんを紹介した。

荒堀会長からは地元の名前の付いた千住ネギは美味しいネギで、後輩たちに伝えていく重要性を話された。



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2021年07月03日

足立区立栗原北小学校の4年生が、5年生から受け継いだ千住ネギの種で「命をつなぐ千住ねぎ栽培授業」を行った。


足立区立の小学校では、足立区農業委員会(荒堀安行会長)の要請があって、2015年から地元足立の伝統野菜「千住ネギ」の復活栽培を通して「命をつなぐ千住ねぎ栽培授業」を行っている。

今回、農業委員会からは、荒堀会長の他、鹿濱コ雄委員、寳谷実委員

足立区の産業振興課農業振興係・濱中正二主任、築出大典さん、
川合真由さんが、フォローした。

栗原北小学校(吉田益巳校長)では、栽培から、収穫した千住ネギを食べる食育授業まで行っていることから、今年度の204回国会提出の農林水産省・令和2年度の食育推進施策の資料にも掲載されている。






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農業委員会の作ったねスケジュールに沿って
「命をつなぐ 千住ねぎの栽培授業」が行われた。

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吉田校長は「種の伝達式」に触れ、
学校では入学式、卒業式に次ぐ、大切な式典です。

5年生が栽培した千住ネギの種を受け取って、
4年生が栽培することの重要性を生徒たちに伝えた。

また、荒堀会長からは、交配種と伝統野菜の違いについて、
分かりやすく話された。



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2021年06月30日

今年度から足立区立栗島小学校の3年生が取り組む千住ネギの命をつなぐ授業が始まった。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)では、地元の伝統野菜「千住ネギ」を次代に伝えようと、「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を2015年から行っていて、

2021年度から足立区立栗島小学校が加わることで、6校で実施することになると、当ブログで紹介している。

先日、6月22日、足立区立栗島小学校(淵脇薫校長)で、荒堀安行会長始め、地元地区の吉田勉農業委員会委員と、馬場博文農業委員会委員が児童への指導と、

足立区からは、篠崎努農業振興係係長、農業振興係の築出大典さん、川合真由さんが補佐して、千住ネギの「種の伝達式」及び「種まき授業」を行った。






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淵脇薫校長の挨拶に、続いて、荒堀会長が千住ネギを「命をつなぐ授業」として、実施する意味をわかりやすく話した。

上の画像をタップする。

引き続き、種の伝達式は、今年度から実施することから、荒堀会長から、3年生の代表二人に千住ネギの種が手渡された。


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2021年05月05日

足立区農業委員会では、5校の区立小学校で「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を行っているが、今年度、栗島小学校が手を挙げた


足立区農業委員会(荒堀安行会長)では、地元の江戸東京野菜で
「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を、区立小学校で行っている。

2015年から区立の平野小学校、栗原北小学校、千寿双葉小学校の
3校
で「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が、始まったが、

2018年に西伊興小学校2019年に保木間保木間小学校が加わり5校で実施してきた。

今年度は、足立区青井の栗島小学校が、実施校の話を聞いて
取り組みたいとの話があった。





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「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」で挨拶する荒堀会長。

上の画像をタップすると栗島小のホームページ
栗島小学校から実施したい旨の話が、農業委員会にあったことから、
先日荒堀会長が事務局を伴って伺い。

淵脇薫校長の意向を伺ってきた。
実施学年は、3年生で2クラス58名。

尚、農業委員会では、5月11日に開催される農業委員会で
正式決定される予定だという。

これにより、足立区立での「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」は、
6校となる。

6月からは、6校で播種の授業が行われることになる。

2021年03月23日

足立区立西伊興小学校の4年生は、3月18日足立区農業委員会の指導で千住ネギの収穫授業が行われた。


足立区立西伊興小学校(中郡英一校長)の4年生は、千住ネギの「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を行ってきたが、

3月18日、足立区農業委員会(荒堀安行会長)の指導のもとで収穫授業が実施された。




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収穫授業は、荒堀会長のあいさつで始まり、地元農業委員の鈴木博利委員、横山恭臣委員と、足立区の農業振興係からは、篠崎努係長と、築出大典さんがサポートした。

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同校でも、土寄せ作業を何度か行っていた。



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2021年02月16日

足立区立栗原北小学校では、2月12日、足立区農業委員会の指導で千住ネギの収穫作業が行われた。


足立区農業委員会から、2月12日、足立区立栗原北小学校(吉田益巳校長)にて千住ネギの収穫授業が実施されると、ご案内いただいたが、通勤時間帯で電車での移動に時間がかかるので、コロナ禍の中今回は失礼した。

栗原北小学校の4年生は昨年7月に播種を行い、その後、定植をして数度の土寄せを行った。

コロナ禍の影響は、収穫授業に影響が出た。
昨年は、収穫をした日に、調理実習を行ったが、今回は中止で、収穫したネギは自宅に持って帰り、自宅で調理して食べることになった。






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収穫授業には、足立区農業委員から、荒堀安行会長と、
地元の鹿濱コ雄委員、寳谷実委員が指導に当たり、
事務局の足立区からは篠崎努農業振興係長と、担当の築出大典さんが、
出席され、荒堀会長のあいさつで授業は始まった。

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しっかり根を張った、千住ネギが収穫された。



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2021年01月07日

6日のテレ朝 ”グッド!モーニング“ の ”天気予報のコーナー” は、拝島ネギの木野農園から生中継だった。


朝の6時半だったか、家内がテレビで拝島ネギをやっていると、
起こしてくれた。

テレビ朝日 ”グッド!モーニング“ 、気象予報士・依田司さんの
”天気予報のコーナー” は、昭島市田中町の木野農園
(園主木野秀俊さん) の圃場から生中継だった。

まだ、日の出前だから薄暗い拝島ネギの畑で、依田さんが
拝島ネギについて紹介し、若い女性ADさんが、拝島ネギの
焼きねぎを食べて ”甘い” と云っていた。





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木野さんは、拝島ネギ保存会の会長をされていることから、
拝島ネギの取材となると、指名されるようで、
昨年1月13日にも東京サイトの取材を受けている。

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当ブログで拝島ネギを紹介したのは2018年11月20日で、

しばらく、拝島ネギの紹介をしていなかったので、
拝島ネギ保存会の会員としては、行っておこうと、JA東京みどりに
電話をして、原省三さんと浅見洋太主任に連れて行っていただいた。



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2021年01月04日

暮れの31日に、浅草葱善の田中庸浩社長から、年越しそばのセットが届いたので、美味しくいただいた。


暮れの31日に、浅草葱善の田中庸浩社長から、
年越しそばのセットが届いた。

お陰様で、美味しくいただき、良い年を迎えた。

浅草十和田の特選御蕎麦に、
薬味の、江戸千住葱、江戸辛味大根、やまといも、ゆず、ワサビ

それに「江戸千住葱 女将さんのねぎレシピ」が入っていた。





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千住ネギは、保存会の副会長・井之口喜實夫さんが栽培した
千住ネギの江戸千住だという。
11月に取材したときに写真を撮ったが、
その後、1か月十分な根深になっていた。



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2020年11月28日

新宿(にいじゅく)一本ネギの採種をしている農家があると云うので、葛飾の農業に詳しい矢作東一さんにお会いした。


葛飾区で栽培されていた伝統野菜は、下千葉小カブと糸ミツバ、中野甘藍、本田ウリ、新宿(にいじゅく)一本ネギ、等があったが、まだ本田ウリしか発見されていない。

新宿ネギを採種をしている農家があると云う情報が入った。

JA東京中央会江戸東京野菜推進室の遠藤修部長に、セッティングを頼んでいたら、葛飾の農業に詳しい矢作東一さんにお会いできることになったので、水口均さんと3人で伺った。

矢作さんは、JA東京スマイルの部長を歴任され、現役時代は農家指導をされていて、JA東京指導員連盟の会長をされた。
江戸東京・伝統野菜研究会副代表の渡邉和嘉さんは、矢作さんが会長の時、副代表だったという。

小平の宮寺光政さんも指導員連盟の会長をされていたから、お知り合いのようだ。




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矢作さんには、2011年に砂村一本ネギの栽培をお願いして、江東区立第五砂町小学校に供給してもらった。
翌年、高橋金一さんが砂村一本ネギの栽培ポイントを知りたいと云うので、矢作さんの畑に行ったことがある。

久しぶりの再会となった。

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矢作さんは、ネギ栽培以外に、白菜、小松菜、春菊、金町コカブ、青首大根、カリフラワー、ホウレン草などを栽培していた。


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2020年08月11日

練馬の井之口さんの畑から「江戸千住」の夏ネギが出荷されたが、葉先まで柔らかくできた。


江戸東京野菜の千住ネギ保存会副会長の井之口喜實夫さんが
アドバイスに何度か渡邉和嘉さんが試作する畑に行っていたので、
久しぶりに井之口さんのお宅にお邪魔した。

今年の4月だったか、浅草葱善の江戸千住の苗を定植した。
田中庸浩社長とは、夏ネギが出荷できればと話していたようだが、
すでに、2回ほど浅草葱膳に出荷していて、

畑に残った江戸千住も、良く生育して、出荷を待っていた。
後継者の勇喜夫さんにもお会いした。






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すんなりと夏ネギが出来たわけではないようだ。
話を伺うと、定植した当時は、温かだったが、
その後、急に寒くなったのが、ネギの苗に影響を与えたようだと、
田中社長は云う。

ネギが、気候の変化から身を守るために、
ネギ坊主を抽苔させたものもあったようだが、それらは処分した。
以後は、順調な生育を見せて、立派な夏ネギとなった。

今年は長雨が続いたので、何度も土寄せをすることは出来なかった
しかし、葉先まで柔らかく、美味しいネギが出来た。



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2020年08月05日

千住一本ネギの土寄せ作業に向けて草むしりに作業に励む渡邉副代表。


江戸東京野菜の千住一本ネギ(江戸千住)の試作を始めた、
江戸東京・伝統野菜研究会の渡邉和嘉副代表を
シェアしている練馬区大泉の村田農園に訪ねた。

5月に伺った時には、千住ネギ保存会の井之口喜實夫副会長と、
事務局長の浅草葱善・田中庸浩社長が畑を見に来たと云っていた。

そもそもは、更科堀井で行われれている四季の会に出席していた
村田さんと渡邉さんが、
毎回出される浅草葱膳の江戸千住ネギを食べていて、
交配種とは違う柔らかさで、美味しいからと、
田中社長に、江戸千住の栽培を相談したと云う。

田中社長は普及に力を入れており、苗を持ってきてくれたそうで、
とりあえず試作だから二畦分を植えていた。






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梅雨に入り、長雨が続いたから、雑草が伸び放題、
訪ねた時は草むしりに取り掛かっているところだった。

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梅雨も明けたので今週中には、土寄せをすると云っていたが、
村田農園には、土寄せ機もあるようだ。


2020年07月21日

足立区立栗原北小学校で4年生が実施している「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が先日行われた。


足立区立栗原北小学校(吉田益巳校長)で4年生が実施している
「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が先日行われた。

千住ネギの栽培授業は、農業委員会(荒堀安行会長)が指導して、
2015年の初年度から取り組んでいて、今年で6年目を迎える。

今年は、新型コロナウィルスの感染拡大から長期臨時休校もあり、
授業は遅れていたが、足立区立で実施している5校の内、
保木間小学校千寿双葉小学校に次いで伺った。

同校では、毎年体育館で開催していたが、
今年は「密」にならないように校庭で行った。






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授業に先立って、表彰式が行われた。
これは、足立区伊興地区での青少年のよい行動を称える顕彰で、

栗原北小学校が「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」を
継続して取り組んでいるとから、

団体として、足立区長、足立区教育委員会の連名で、
伊興地区対善行青少年顕彰として受賞されたもので、
吉田校長から説明と共に、昨年栽培した5年生代表に手渡し、
これから栽培する4年生に報告した。

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2020年07月13日

足立区立千寿双葉小学校の4年生が実施する「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が、足立区農業委員会の指導で実施された。


足立区立千寿双葉小学校(三宅文夫校長)の4年生が実施する
「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が、
足立区農業委員会の指導で実施された。

農業委員会事務局の足立区農業振興係の築出大典さんからは、
前回実施した保木間小学校と同じように
校庭で実施すると聞いていたが、
当日は雨が降っていて体育館で実施することになった。

従って、パワーポイントで行うというので持参した。






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三宅校長先生は、
千住ネギの授業はただ千住ネギを栽培するだけでなく
来年の今頃、4年生に、千住ネギの種を伝達するという、
大事なミッションがありますと、生徒たちに伝えた。

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足立区農業委員会では小学校での取り組み
「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」としてのパネルを作っていて、

「種の伝達式」「種まき(7月上旬)」「定植(9月中旬)」
「土寄せ(10月上旬)」「収穫(12月上旬)」「種取り(翌5月頃)」
実ったネギ坊主から種を取り、
翌年の4年生に種の伝達を行うと云う、サイクルとなっている。

一年を振り返って、子どもたちの感想も、掲載しているが、
一年の成果として、企画サイドの思いは、
生徒たちに伝わっている。





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2020年07月10日

新型コロナウィルスの感染に注意しながら、足立区立保木間小学校で足立区の伝統野菜「千住ネギ」の復活栽培を行った。


巻島正之校長からの要請があって足立区立保木間小学校では、
昨年から足立区の伝統野菜「千住ネギ」の復活栽培が始まり
今年で2年目になる。

足立区農業委員会(荒堀安行会長)では、
地元の伝統野菜「千住ネギ」の復活栽培を始めて6年になるが、
荒堀会長が始めた取り組みに賛同し、4年生が栽培を始めた。

今回は、新型コロナウィルスの感染拡大から、
学校が臨時休校になったこともあり、
どうなる事やらと心配をしていたが、
足立区の農業委員会が荒堀会長の意を受けて、
各学校との調整を重ねて、
今年はできる範囲で実施しようと云うことになった。




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先日、農林中金総合研究所の田口さつき主任研究員と、
古江晋也主任研究員が、江戸東京野菜の取材に見えたと、お伝えした。

その時に、何かイベントの取材をしたいというので、
足立区立の小学校で「伝統野菜千住ネギ復活授業」が開催される
とお話ししたので、田口主任研究員と、古江主任研究員が見えて、
授業実施前に巻島校長に聞き取りの取材をしていた。

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今回、農業委員会からは、荒堀会長と、
馬場博文委員、宇佐美一彦委員、足立区産業振興課からは、
篠崎努係長、築出大典主事と、古宮陽平主事が参加した。



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2020年04月07日

砂村ネギ(江戸東京野菜)を栽培する宮寺さんが、ネギ坊主をもいでくれた。


新型コロナの影響は、生産者のところまで影響が出ている。
安部首相が3月2日から春休みまで臨時休校の要請を表明したことに伴い、学校給食が中止になったことで、予定していた農産物はフードロスにならないようにとの対応が各地で行われた。

不要不急の外出を自粛することからレストラン等飲食店のお客の減少も、農産物購入の減少となっている。 

しかし、スーパーや農産物の直売所などは、個人客が多く、毎日の食料として必要なことから、一定量は売れているようだ。

先日、小平の宮寺光政さんが、のらぼう菜の収穫に忙しいと聞いていたので、様子を聞きに立ち寄った。

宮寺さんは、地元JAの小平ファーマーズ・マーケットに納め、豊洲の東京シティー青果は、集荷しに来てくれるという。





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立ち話をしていたが、宮寺さんは、思いついたように、
被っていた帽子をとって、ネギ坊主をもいでくれた。

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宮寺さんは砂村ネギを栽培していて、
ネギ坊主は殆どが甘皮をかぶっていた。

何年か前にもこの時期、頂いたことがある。



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2020年03月09日

江戸東京野菜のタネを守ろうと「江戸千住葱保存会」が結成された。


江戸東京野菜の千住一本ネギは、現在足立区立の小学校5校で栽培しているが、タネは農業生物資源研究所に冷蔵保存されていた千住ネギと、浅草葱善が、明治18年、創業した田中善太郎から代々受け継いできたタネの2系統ある。

浅草葱善の四代目田中庸浩社長が守っている千住ネギは、江戸時代より伝わる伝統的な「千住系根深葱(長ネギ)」のタネ(固定種)だ。

千住一本ネギは2014年に江戸東京野菜推進委員会で江戸東京野菜に登録されている。

2015年9月に、足立区農業委員会の指導で足立区の3校が千住ネギの栽培を始めた。その年、足立区興野の農業委員・内田宏之さんは、5月から江戸千住の栽培を始めていた。






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田中社長は江戸千住ネギを、東京で栽培したいと生産者を探していたが、縁があって内田さんが栽培してくれることとなった。
2016年更科堀井冬の会の千住ネギは、内田さんが栽培した江戸千住ネギだった。

練馬の井之口喜實夫さんは、これまでも自家用にネギの栽培をしていたことから、内田さんが栽培している江戸千住の話をしたら、江戸東京野菜のネギなら栽培してみたいとなったもので、井之口さんは2017年から、栽培に取り組み始めている。

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