2013年05月28日

幻のネギ「拝島ネギ」の復活計画で盛り上がる。


鉢花などの園芸農家のリーダーで、昭島市農業経営者クラブ会長の高橋祥友さんから、電話をいただいた。
何でも5月23日の同クラブ総会後の講演を受けてくれと云うものだった。
高橋さんには、昨年、地元昭島市立拝島第二小学校用の写真を撮らせていただいたことで、気に留めていただいていたようで、喜んでお引き受けをした。



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その後、事務局の昭島市市民部産業活性化室都市農業担当の岡崎茂樹主査から連絡をいただいて、打ち合わせをさせていただいていて、産業活性化室の中野貴室長にもお挨拶をさせてもらった。

昭島市の伝統野菜には、拝島ネギと云うのがある。
今年2月22日に朝日新聞朝刊が「幻の拝島ネギでB級グルメ開発」として、昭島市立つつじが丘南小学校の取り組みが報道されたが、拝島ネギを初め、江戸東京野菜のネギについても状況をお話しすることをお伝えしていた。



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2013年04月30日

砂村一本ネギのネギ坊主、子どもたちは、「食べられるの ! 、美味しいー」


江戸東京野菜の栽培を都内の小学校などに勧めてきたが、地元の伝統野菜「砂村一本ネギ」を栽培している江東区立第五砂町小学校(齋藤和子校長)の取り組みは、あらゆるところで紹介してきた。

伝統野菜が市販の交配種と異なりタネの採れる野菜で、タネを通して命が今日まで繋がってきた野菜だ。
同校では種を採り、後輩たちに手渡す儀式を行っていで、最近、発行された「野菜と果物」の図鑑にも「野菜を育てる小学校」として紹介されている。

今年も、ネギ坊主ができたと、ご担当の銭元真規江栄養教諭からメールが届いていた。


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銭元先生は、葛飾区新宿で砂村一本ネギを栽培している矢作東一さんに教えてもらった通り、土寄せ3回を実施したことから、その効果と暖かさで順調に大きく育ち、ねぎ坊主も出来て例年より早く収穫の時期を迎えたと云う。



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2013年01月17日

プロの作った砂村一本ネギを、第五砂町小学校では給食で食べ、栽培の参考に。


これまで、当ブログでは、復活や普及を10回以上紹介したものを、ページ左・カレンダー下のカテゴリーにまとめてきた。
品川カブ、寺島なす、早稲田ミョウガ、三河島菜とカテゴリーにまとめてきたが、砂村一本ネギが、江東区立第五砂町小学校の取り組みなどで、当ブログでの紹介が10回を超えたのでカテゴリーに取り上げた。

先日、同校の銭元真規江栄養教諭が、砂村一本ネギの栽培農家・葛飾区新宿の矢作東一さんに会って、土寄せの技術を聞いてきたと云う話は紹介したが、今回はそれを給食に出したという話だ。



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給食 ごはん・田作り(左下)、松風焼き、紅白甘酢漬け(砂村一本ねぎ)中央、すまし汁(右下)、牛乳、みかん

銭元先生からのメールによると

「1月11日(金)に、矢作さんの砂村一本ねぎを給食に入れました。
前日に納入業者に矢作さんの畑に取りに行って納品してもらいました。12月のものより太く大きくなっていました。
給食では、「紅白甘酢漬け」に、だいこん、にんじんと一緒に入れました。甘くて、柔らかく、ジューシーでとてもおいしかったです。」



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2013年01月07日

産地に学び「砂村一本ネギ」の土寄せを実施した第五砂町小学校


砂村一本ネギが、葛飾の新宿(にいじゅく)で収穫期を迎えたことを当ブログで報告したが

そのことを、江東区立第五砂町小学校(遠藤朋子校長)で砂村一本ネギを栽培している銭元真規江栄養教諭に連絡をして、一度ご覧になっておくと良いとお伝えしていた。

その後、銭元先生からメールをいただいた。
「先日は、ご連絡いただきありがとうございました。すぐに矢作さんに連絡を取り、16日に畑に伺いました。立派な砂村一本ねぎを見せていただき、一月の給食に入れさせていただくことになりました。
「また、収穫体験もさせてもらい、お土産にいただきました。 翌日、学校に持って行き、畑の様子を撮った写真と一緒に4年生に見せて、土寄せの大切なことを話して、土寄せをしてもらいました。





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 今回のことでまた、愛情を持って育てたいという気持ちがよみがえってきたようです。一月の給食に入れるという話で、楽しみも増しました。
 プロの方でも、手間も時間もかかる大変なものなのだと納得し、子ども達にも頑張って育てるように改めて伝えていきます。」
とあった。

上の写真をクリックする
 矢作さんの畑を見た後、土寄せをしたようで写真を送ってくれた。


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2012年12月12日

砂村一本ネギが育つ、葛飾区新宿(にいじゅく) の矢作東一さんの圃場に伺った。


矢作東一さんは、同地区の伝統として新宿一本ネギを栽培していて
今年初めに、千住ネギや新宿ネギの元になった砂村の伝統野菜、砂村一本ネギの栽培をお願いしたが、快く引き受けてくれた。



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砂村一本ネギの収穫は、12月15日頃だそうで、「特に栽培は難しいことはなかったらしいョ! 」と、小金井市で砂村一本ネギの栽培に挑戦している高橋金一さんに伝えると、「是非、圃場見学に連れて行ってくれ!」と云うので、京成の高砂駅に10時の約束で待ち合わせた。

矢作さんのお宅は、高砂駅から北に徒歩15-6分の所にある圃場だが、駅まで車で迎えに来ていただいた。
矢作さんは、元JA東京スマイルの経済指導課長時代、農家の営農指導を担当するJA東京指導員連盟の会長を歴任している。
高橋さんとは、初対面の挨拶をしていたが、なんと現役時代に会っていることがわかった。



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2012年09月09日

「砂村一本ねぎ」の新聞発行で、江戸東京野菜を多角的に見つめる4年生 !!


先日、砂村一本ネギのタネを上級生から受け継いで、播種した江東区立第五砂町小学校(遠藤朋子校長)の4年生が栽培しているポットで、発芽したとの連絡を、栄養教諭の銭元真規江先生からメールをいただいた。




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先生のメールには

先日はお世話になりました。
9月3日にはさっそく芽が出て来ました。子どもたちは水やりをし、
ねぎの様子を観察しています。
新聞を作り、先生のお話の内容を盛り込んだ記事を書いています。
ねぎの様子と新聞を添付します。      銭元真規江


再び、ネギの命が4年生達につながったことが実感できる現象だ。


それにしても暑い日だったが、生徒たちんがボランティアの藤波三男さんの指導で、タネを播いたことは当ブログで紹介している。

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2012年08月31日

砂村一本ネギのタネが後輩たちに伝わった。江東区立第五砂町小学校でタネの贈呈式。


伝統野菜の固定種は、タネを播き、作物を栽培して、食べ、その一部からタネを採り、翌年また播き、というようなサイクルで、タネを通して命が今日までつながってきた作物だと、小学校などの食育の時間にはお話ししてきた。
江東区立第五砂町小学校(遠藤 朋子校長)では、栄養教諭の銭元真規江先生が、その大切なつながりを生徒たちに意識させながら、地元の歴史を今に伝える、伝統野菜の「砂村一本ネギ」を栽培してきた。



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「砂村一本ねぎを復活させよう」
〜砂町ゆかりの野菜を知ろう〜


今年で3年目になる。現在の6年生が4年生の時に、日本農林社の砂村一本ネギのタネを播いたことから始まり、採取したタネを現在の5年生が4年生の時に栽培して給食で食べタネも採った。
このことは、当ブログで紹介している。

上の写真をクリックする
4年生3クラス109名がランチルームに集まり、5年生の代表3人からタネが手渡された。
5年生は、「砂村一本ねぎを一生懸命栽培し、たくさんのタネが採れました。
これで立派なネギを作ってください。」とエールを送れば、4年生代表は、4年生全員に向かって、「5年生達に負けないように、立派なネギを栽培して伝えていきます。」と力強く決意を表明した。

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2012年07月03日

江東区立第五砂町小学校で取り組む命をつなげる、食育の実践。


江東区立第五砂町小学校(遠藤 朋子校長)で実施している砂村一本ネギの栽培は、当ブログで紹介してきた。
先日、江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座でお会いした、第五砂町小の栄養教諭・銭元真規江先生から、その後の経過について伺った。、



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江戸東京野菜は、固定種で、江戸の昔から、タネを通して命が今日まで伝わってきたものだが。

同校の取り組みは、命を後輩たちに伝えていくということを実践していることに意義がある。
同校のネギ栽培は、2010年9月末から始まったことから、年度内で播種から収穫まで行うことができないので、銭元先生は毎年ご苦労があるところだ。

昨年からは播種を1ヵ月以上早めたことから、太いネギが収穫できるようになったようだ。
また、タネ採りも昨年から行われ、伝統野菜のタネが次の学年に引き継がれている。

今年も、4月26日に、5年生が4年生の時に育てた「砂村一本ねぎ」の収穫を行った。
今回は放射能検査の都合等もあり給食には出さずに、各自持ち帰り、各家庭の判断で食べてもらったという。
上の写真をクリツクする。

全部で4.7kg採れました。

当ブログでも紹介しているが、ネギ坊主は天ぷらにして食べると美味しいと、伝えたそうで、食べた生徒からは「美味しかった」との報告があったとか。


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2011年12月01日

地元の伝統野菜「砂村一本ねぎ」を畑に植え替えたと、第五砂町小の銭元真規江先生から報告があった。


九州伝統野菜フォーラムを4日連続で書いたから、前から戴いていた、情報が古くなってしまうので
まずは、砂村一本ネギから書いていく。

昨年から地元の伝統野菜・砂村一本ネギの栽培をしている江東区立第五砂町小学校では、ことし、自家採種したタネが、5年生から4年生に手渡され、8月26日にタネまきが行われ、その後芽が出た事は当ブログで紹介している。



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銭元先生からのメールでは、「昨年の記録を基にしながら、なんとかクラスごとに植えました。
昨年と違い、プランターで十分に育っているためしっかりしている感じです。
畑が少し小さいものの、大きく育ってほしいと思っています。」という。
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2011年09月05日

みんなが育てた砂村一本ネギのタネから、芽が出て、江戸からの命が繋がった。


江東区立第5砂町小学校( 遠藤朋子校長 )が取り組んだ砂村一本ネギの復活栽培は、当ブログで紹介したが
先日、4年生が播いた「砂村一本ネギ」が芽を出したと、同校栄養教諭の銭元真規江先生から写真を添付したメールが届いた。



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クリックすると、砂村一本ネキのお話とタネ播き


みんなで育てた「砂村一本ネギ」から、初めてタネ採りをしたので、発芽するか心配だったようだ。

それは、タネ播き後の集中豪雨で、プランターが冠水したことから、タネが一か所に寄ってしまったのでは等、銭元先生としては、心配すればするほど不安になったようだ。

それだけに、可愛い芽が出た時には先生もホットしたようで、4年生の各クラスにすぐに知らせたそうで、「みんな嬉しそうに観察していました。」と・・・。

嬉しかったでしょう。
江戸の時代から、「タネを播き、タネを採り」を繰り返してきたことで、タネを通して命が今日に繋がってきた。
発芽したことで、昨年栽培したネギの命が今年に繋がった瞬間だからだ


「2日には、台風による大雨が予想されたので、とりあえず軒下に避難させ、月曜日には元に戻す予定です。」とは銭元先生。

今後の、順調な生育を期待したい。


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2011年08月27日

江東区立第五砂町小学校でゆかりの「砂村一本ネギ」のタネが5年生から4年生に伝達される。


江東区立第五砂町小学校(遠藤朋子校長)では2学期早々の26日、4年生たちが、地元ゆかりの伝統野菜「砂村一本ネギ」のタネ播きを行った。

江戸東京の伝統野菜は、タネを播き、収穫したものを食べ、その一部からタネを採種し、またタネを播き作物を育てる。
伝統野菜はタネを通して、昔から命が今日まで繋がってきている野菜だ。



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(写真をクリックすると校長先生のご挨拶)

同校では、昨年9月から「砂村一本ネギ」の栽培に取り組み、今年になって学校給食で食べられた。このことは、当ブログでも紹介した

栄養教諭の銭元真規江先生は、この取組を「平成23年度 健康づくりフォーラム」で発表している。

4年生の時に栽培したネギから採種したタネを5年生達は、4年生に手渡したが、第五砂町小学校の伝統として毎年次世代に伝えていくことの道筋が出来たと言える。

第4学年の「総合的な学習の時間」指導案を銭元先生から頂いた。

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2011年05月14日

江東区立第五砂町小学校で栽培する ゆかりの伝統野菜・砂村一本ネキを収穫し、給食で食べる。



昨年の9月に地元ゆかりの伝統野菜、砂村一本ねぎの栽培を始めた江東区立第五砂町小学校(遠藤朋子校長)の様子は、3回ほど紹介してきた。

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同校の栄養教諭・銭元真規江先生は熱心で、ネギの生育が悪いと心配されておられたが、地元の藤浪三男さん(ボランティア)の適切な栽培に対する助言等がいただけたので、収穫にたどり着いた。


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2010年11月18日

食育授業を進めている第五砂町小学校の砂村一本ネギが順調に生育している。


江東区砂町は、かつて砂村と云われ、江戸時代の農業の先進地として全国からの野菜が持ち込まれ、促成栽培の技術も早々と導入されていた。

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現在の砂村一本ネギの生育状況

画面をクリックすると授業


第五砂町小学校では、地元砂村の名前のついた野菜の栽培復活を食育・食農として取り組みたいとしていたが、砂村一本ネギのタネが残っていたことから9月30日に播種、当ブログでも紹介した。



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2010年10月02日

江東区立第五砂町小学校で、砂村一本ねぎを復活させよう       〜砂町ゆかりの野菜を知ろう〜

8月末に「江戸東京・伝統野菜の取り組みについての指導協力願い」の文書を江東区立第五砂町小学校(遠藤朋子校長)からいただいた。

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写真をクリックしてください。

すでに、打ち合わせをしてあったが、9月30日、8時50分から10時25分。対象は四年生105名。ランチルームに集めて砂村の農業、砂村のネギの事などを話す。そしてそのあと、砂村一本ネギのタネを蒔くというスケジュール。

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2010年04月12日

砂村一本ネギの芽が出たョ!

 砂村一本ネギの芽が出たと、宮寺さんから連絡があった。
一粒万倍日に播種をしてもらった砂村一本ネギが元気な芽を出していた。


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 伝統野菜の復活には、現在市販されているものとの差別化ができないと、消費者は見向きもしない。
 品川カブは大根のような形をしているし、寺島ナスは小振りでナスの臭いがしっかりしている。
 そこでネギはというと、差別化が難しい。
この問題を解決するのが、「江戸東京野菜(農文協)」にも書いたが、伝統的栽培法で作る「熊手ネギ」だ。今年は、この昔の栽培法を検証しながら、作ってみようと生産者の方々と話し合っている。

2010年03月21日

「砂村一本葱」を蒔いてもらうことになりました。

朝、テレビのニュースでは、発達した低気圧の影響で、東日本を中心に強い風に見舞われ、飛行機が欠航したことを伝えていた。

 このような時には長年の習性で、農作物の被害が気になる。
 さっそく、江戸東京野菜の生産者に電話してみたが、露地栽培への被害は2−3日後でないとわからないが、亀戸ダイコンのトンネルを吹き飛ばされたケースや、ハウスに被害が出たケースが何件かあった。自然相手の農業は、天候異変に敏感にならざるを得ない。

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昨年の暮れに、生産者の皆さんと話していて来年は熊手ネギを栽培しようと云う話しになった。 
熊手ネギについては、「江戸東京野菜・物語篇(農文協)」にも書いたが、品種ではない。根深ネギと同じように栽培方法で出来上がったネキの事である。
江戸東京野菜は固定種であることは前提だが、栽培方法も次の世代に伝えていくことが重要だ。







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