2019年02月15日

16日(土)14時半から、浅草神社のお下がりの江戸千住葱を福分け致します。


江戸東京野菜の江戸千住葱を販売する浅草葱善の田中庸浩社長では、毎年地元浅草神社に奉納しているが、今年も13日に奉納している。

田中社長が苗を提供している台東区立千束小学校の2年生が栽培したネギも、生徒たちの思いを加えて、奉納したもの。

浅草神社は、浅草寺本堂の右隣に鎮座している。




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奉納した江戸千住葱は、16日(土)午後にお下がりになることから、浅草葱善では14時半から浅草神社境内の広場で、お下がりの福分けを行います。

尚、当日の9時から千束小学校では、ネギパーティーとして収穫した江戸千住葱を食べると云う。

2019年01月28日

「開かれた学校づくり協議会の支援」で足立区立栗原北小学校で、千住ネギを収穫、調理、試食を行った。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)では、足立区立の小学校4校で足立地区の伝統野菜「千住ネギ」の復活栽培を行っている。
農業委員会の江橋享佑さん(産業振興課農業振興係)からは、栽培の経過について、写真などを送っていただいているが、

そんな中で、来週1月23日(水)午前10時半から栗原北小学校(三宅文夫校長)で、収穫授業と家庭科室での調理授業があると、メールをいただいた。

実は、栗原北小学校t(三宅文夫校長)では昨年から実施していて報告を受けたが、栽培して収穫、試食まで行っている学校は栗原北小だけなので、来年はぜひ伺いたいと江橋さんに頼んでいた。






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同校の取り組みは、「開かれた学校づくり協議会の支援」の一環と云うもので、荒堀さんは、同校のPTA会長を務めたことがあることから現在同協議会会長を務めている。


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4年生の二組、藤井真理教諭と松田安弘教諭のクラス生徒が、
菜園や調理室が狭いこともあり、
収穫、調理、試食までを、3グループに分けて行った。




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2019年01月25日

千住ネギを栽培する足立の内田さんに招かれて、今年も畑で千住ネギの蒸し焼きをいただいた。


千住ネギの産地だった足立区で江戸東京野菜の千住ネギの栽培をしている内田宏之さんは、千住ネギを栽培している畑の一角で、ワイルドなネギの蒸し焼きをいただいた。

押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんが、農家でネギの一本焼きをやっているのを聞いたことがあることから、内田宏之さんに、「土の香りのする野菜を、畑の土で蒸し焼きにしたら美味しいでしょうネ」と話したことから実現したもので、今年で3度目。

練馬の井之口喜實夫さんは、内田さんと同じ浅草葱善の田中庸浩社長から依頼されて、江戸千住を栽培していることから、昨年は内田さんのネギ焼きに伺うことになっていたが、生憎雪が降り、延期となったことから、都合が付かず、井之口さんは、独自の方法で、ネギ焼きを開催している。

今回は、井之口さんが勇喜夫さんの運転で内田さんの家に行くと云うので、同乗させていただいた。

このネギ焼き、摂津から江戸に葉ネギを導入した農民が、栽培の経緯の中で葉鞘部の甘さを知り、根深栽培が定着した事を確認するには良い企画だ。






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昨年は、フードジャーナリストの向笠千恵子先生がお見えになり、
取材もされたことから、そのことは、当ブログで紹介しているが、
向笠先生が執筆した千住ネギが掲載された。
今回は先約があり、残念がっておられた。

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最初の年は、佐藤さんの手法で実施したが、
昨年は佐藤さんが来なかったので、内田さんのやり方で実施した。
若干の違いがあったことから、記録に残そうと写真を撮った。

@ まず畑に根深を並べた広さで、20センチほど掘って、
藁を敷き、床をつくる。
A ネギの消毒と香り付けで日本酒を撒く。
B そこに土をかけるが、ネギを蒸し焼きにするためで、
土をかける量は、木の小枝の量と関係する。





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2019年01月24日

学校給食週間に先立ち、栄養士の皆さんが千住一本ネギ(江戸千住葱)の収穫体験と試食を行った。


文部科学省が定める全国学校給食週間は、1月24日から30日まで実施されるのに先立ち、

学校給食に食材を提供している、糾ロ幸水産の田村恭平課長は、浅草葱善の田中庸浩社長を通して千住一本ネギを栽培している足立区興野の内田宏之さんの畑で収穫体験ができないかと相談していた。

田村課長は内田さんの了解が得られたことから同社が食材を納入している学校の栄養士さんに案内を出したところ、何人かの栄養士さん方がお見えになった。

案内状を出した段階で、田中社長から依頼されて、栄養士さんたちに千住ネギの物語をお話しすることになった。







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田村課長は昨年から内田さんの千住ネギを希望する学校に供給してきたが、同社のスタッフにも収穫作業の体験で、内田さんの畑で収穫をしていた。
今回収穫された60〜70キロの千住ネギは24日から希望する学校に出荷されるという。



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2019年01月13日

地元の伝統野菜「千住ネギ」の消費に向けて、JA東京スマイルの足立地区女性部が取り組み始めた。


JA東京スマイルの足立地区女性部(柴田政子部長)では、これまで、足立区で生産量の多い小松菜を使ったまんじゅうをイベントで作って販売をしていたが、

今年度は、地元の伝統野菜「千住ネギ」をホットケーキミックスに刻み込んで生地をつくり、ウインナーソーセージを巻き込んだ、ソーセージロールを、販売したところ、好評で人気商品になっている。





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千住ネギの栽培は、足立区農業委員会の荒堀安行会長のもと、ジーンバンクからいただいた種子で、足立区立の栗原北小、平野小、千寿双葉小、西伊興小、の4校で復活栽培をしているが、ポットに蒔いた苗を定植するときに残った苗を、農業委員の星野信雄さん等が栽培している、

また、同じ農業委員の内田宏之さんは、浅草葱善(田中庸浩社長)の固定種「江戸千住」を栽培してる。
今月、畑で千住ネギの蒸し焼きをやるからとお誘いをいただいている。


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2018年12月22日

足立区農業委員会が指導する千住ネギを栽培する4校の小学校における栽培状況を教えて頂いた。


足立区農業委員会(荒堀安行会長)が指導して、足立区立の小学校4校が実施している千住一本ネギの栽培の現状を

足立区農業委員会の産業振興課農業振興係の江橋享佑さんが、先週の12月10日と11日に、千住ネギの生育状況確認で、各学校へ訪問したようで、写真を送っていただいた。





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足立区立栗原北小学校は、種まきを7月4日と平野小学校と同じ日に行っているが、

定植は平野小より1週間遅れの10月3日だったが、土寄せも行い、順調な生育だった。




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2018年11月20日

拝島ねぎ収穫体験から始まった昭和の森 四季彩和倶楽部のイベント、一日限りの「拝島ねぎ特別会席」が車屋で開催された。


昭和の森 四季彩和倶楽部が企画した「拝島ねぎ収穫体験&一日限りの「拝島ねぎ特別会席」については、当ブログでも案内している。

拝島ねぎがどのようなところで作られているか、どのような生産者が栽培しているのか、どのようにして収穫するのかなど、拝島ねぎを食べる前に知っていただくことが重要。

参加者は、会場のフォレストイン昭和館「車屋」のロビーに18日(日)、10時50分に集合した。
参加者も多いので1便と2便に分かれて、車屋のバスで拝島ねぎの圃場にご案内。





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1便は相子智恵四季彩和倶楽部事務局の先導。
拝島ねぎ保存会の副会長井上茂夫さんの畑は、昭島市役所の近く。

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すでに、井上さんと、保存会事務局長の飯島剣さん(昭島市役所係長)が待っていた。
参加者が到着したところで井上さんの挨拶の後、飯島事務局長が、拝島ねぎについて紹介、

「拝島ねぎは、昭和の初めに拝島(現昭島市)の農家が水戸から種を持ち込んだもので、平成に入ってからは栽培が難しいと栽培する者が減少、幻のねぎと云われたが、味の良さから2015年に拝島ねぎ保存会が結成された。」



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2018年11月07日

足立区立の小学校でポットに播種した千住ネギ、菜園への定植が終わった。


小学校での千住ネギの栽培は、現在足立区内の小学校4校で実施している。

先日、朝日新聞東京本社筑波支局の三嶋伸一支局長が、筑波にある農業生物資源ジーンバンクを紹介する記事として、ジーンバンクの種が、どのように活用されているかを調べているとして、訪ねてこられたことは、先日紹介した。

ジーンバンクでは、江戸東京野菜として復活したタネが、幾つかあると云うので、江戸東京野菜を教えてくれたと云う。

江戸東京野菜として復活した固定種には、練馬大根や、本田ウリのように、農家が採種して守り続けてきたもの、伝統小松菜などのように、日本農林社など種苗商が持っている固定種、そしてジーンバンクに保存されているものがある。

足立区の小学校で栽培している千住ネギはジーンバンクから入手したものだ。



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先日、ポットに蒔いてあった千住ネギを、定植する授業を足立区農業委員会(荒堀安行会長)で行われたと、農業委員会の江橋享佑さんから連絡をいただいた。

足立区立平野小学校では、2018年9月28日(金)荒堀会長の挨拶で始まった。
 
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同校では7月4日に播種を行っていることから播種後87日目。





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2018年10月20日

拝島ねぎ収穫体験&一日限りの「拝島ねぎ特別会席」を日本料理会席の昭和の森「車屋」で開催される。


江戸東京野菜が美味しくなる東京の秋、東京の郊外・昭和の森の色づいた木々の中に日本料理会席の昭和の森「車屋」が、この地に根付いて20周年を記念して、地産地消の江戸東京野菜を収穫体験&一日限りの「特別会席」を、11月18日(日)にご用意いたしました。

第1弾のテーマ野菜は、地元・昭島の「拝島ねぎ」 。
昭島市は、昔からねぎが良くできる地域で、拝島ねぎ保存会も結成されている。

昭和の森「車屋」では、この日のためだけに料理長がご用意したのは、「拝島ねぎ特別会席」で、 地元農家と触れあう「収穫体験」をセットでお愉しみいただけるもの。




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昭島 昭和の森 四季彩和倶楽部では、
イベント開催、御献立創作までのストーリー、
江戸東京野菜についてなど詳しくこ覧いただけます。


11月18日(日)の「特別会席」はここから。


2018年09月18日

江東区立第五砂町小学校で引き継がれてきた砂村一本ネギのタネが、5年生から4年生に手渡されプランターに蒔かれた。


江東区立第五砂町小学校(高橋修校長) での砂村一本ネギの栽培は2010年からだから今年で9年目になるが、4年生の総合の授業で指導してきたのは、3月まで同校の栄養教諭だった銭元真規江先生で、砂村一本ネギの栽培授業は、夏休み明けの早い時期に、プランターにタネ蒔きから始まる。

その後、2カ月弱で、プランターで伸びた苗を菜園に移植する。そして何回かの土寄せ作業を行うが、ネギの栽培は終わらない。

4年生から5年生になって、ネギ坊主が出るころ、給食で食べるわけだが、その前に放射能で汚染されていないかの検査が必要で、銭元先生は、自ら検査機関に持参して検査を行い、問題がないことを確認して給食に出していた。

一部菜園に残したネギ坊主から4年生に手渡すためのタネを採る。
銭元先生は、今年4月に江東区立明治小学校に異動された。





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その後の、五砂小からは連絡が途絶えていたが、2学期が始まったところで4年生担任の石田貴文教諭から依頼が来た。

良かった!、 タネの命が伝わったと思った。

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銭元先生は、江戸東京野菜は固定種だから、タネを伝えていくことを授業の中に取り入れた。

5年生の代表から、メッセージと共に4年生へタネが手渡される贈呈式は五砂小の伝統で、受け取った4年生も一人ひとりがその決意を述べた。

このことは足立区に伝わり、千住ネギを復活栽培している学校は4校になっている。


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2018年07月21日

千住ネギの栽培指導をした内田さんのお宅では、千住ネギが大きく育っていた。


先日、足立区立千寿双葉小学校で千住ネギの種蒔きを行ったが、同区農業委員の内田宏之さんが、生徒たちに千住ネギのタネの蒔き方の指導をされていたが、

内田さんは、葱問屋・浅草葱善の田中庸浩社長から苗の提供を受けて、江戸東京野菜の千住ネギを栽培していて、春先に、畑で焼ネギをご馳走になったことは、当ブログで紹介している。

今年は、田中社長からの依頼で、学校給食用の千住ネギの栽培を始めたと云う。





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田中社長の話では、足立区、台東区、文京区など、東京東部の学校給食用食材を供給している糾ロ幸水産営業の田村恭平課長(食育マイスター)から、千住ネギ(江戸千住)を取り扱いたいと前から依頼されていたもので、希望する学校が多いからと云う田村課長の依頼で千住ネギを供給することにしたいと云う。

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最近の写真と、5月の写真を内田さんに送っていただいたが、生育は順調で、そろそろ1回目の土寄せをするような感じだ。



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2018年07月16日

千寿双葉小学校でも、千住ネギによる "命をつなぐ授業" が行われた。


9日、午前中は初めての西伊興小学校で種蒔きがあったが、午後からは千寿双葉小学校で荒堀安行会長の車でご案内いただいた。

同校は、足立区の南、千住大橋にも近く、隅田川と荒川の間の早くから市街化された地域だから、農地はない。





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小幡育代校長は、地元の伝統野菜「千住ネギ」の”命をつなぐ” 授業をすることは、足立区の中でも選ばれた学校ですと生徒たちに語り掛けた。

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2018年07月14日

足立区立西伊興小学校で初めての”命をつなぐ千住ネギ”の授業が行われた。


足立区立西伊興小学校(中郡英一校長)では、今年初めて、地元の伝統野菜、千住ネギの命をつなぐ授業を実施した。

足立区では、昨年までは、平野小学校、栗原北小学校、千寿双葉小学校の3校で実施してきたが、今年から、新たに西伊興小学校が加わり先日の栗原北小に続き伺った。

同校の中郡校長は、昨年まで栗原北小学校の副校長をされていたことから、地元の伝統野菜千住ネギの “命をつなぐ” 授業を実施してきたが、西伊興小学校の生徒にもやらせたいと、農業委員会の荒堀安行会長に要請があったもの。





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当日は、中郡校長はご出張で、お会いできなかったが、福岡なお子副校長が、生徒たちに足立区の伝統野菜 “千住ネギ”の栽培をすることになったことを説明。

野菜の種蒔きにしては、式次第があり、福岡副校長の挨拶、農業委員の方々もお手伝いをしてくれる云うことで、生徒達は、いつもと何か違うような緊張感があった。



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2018年07月09日

千住ネギの命をつなぐ授業が栗原北小学校で始まった。


足立区農業委員会の荒堀安行会長の発案で、足立区の伝統野菜「千住ネギ」を区立小学校で栽培が始まったのが、2015年からで、今年で4年目を迎える。

先日、栗原北小学校4年生の授業が、体育館で開催されたのでの、江戸東京野菜の「千住ネギ」についてお話をさせてもらった。




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開会に当たって、同校の三宅文夫校長から、先輩たちが命をつないできた千住ネギのタネを蒔いて、立派なネギを栽培し、来年は4年生の後輩たちに引き継ぐようにと・・・・・・

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荒堀会長からも、命をつなぐ意味を紹介され、地元の農業委員さんの指導で種蒔きを行うことから、農業委員さん方を紹介された。

農業委員さんは、鹿濱コ雄さん、田中太郎吉さん、寳谷実さん
事務局は農業振興係主事の、江橋享佑さんと築出大典さん。



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2018年04月02日

江東区立第五砂町小学校での銭元真規江栄養教諭 8年間の集大成「体験型食育」が紹介された。


江東区立第五砂町小学校の銭元真規江栄養教諭から、これまで同校が取り組んできた「体験型食育で伸びる五砂っ子」と題したレポートが掲載されたと、「とうきょうとの学校給食」No442を送ってくれた。

8年前に江東区が東京都から食育指定地区になったことから、同校の食育が本格化したと云うことで、8年間の銭元先生の集大成が紹介されたものだ。





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成果と課題では

体験型の食育を多く取り入れることで、児童の食に関する意識も高まり、残食も減少しました。

おいしい給食を生きた教材として活用することが、食育を行う大前提ですが、問題点もあります。

給食での野菜はよく食べるのに、家庭での野菜の摂取量は少ないこと等です。
今後は家庭で野菜を食べる工夫や手軽な調理法など、保護者と共に考え提案していきたい。
とある。

銭元先生は、4月2日から、江東区深川にある区立明治小学校に移られる、新天地での新たな取り組みに期待したい。
また、五砂小での、砂村ネギの栽培は、後任の先生にも、お願いし、伝統の種を今後も伝えていただきたい。

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2018年03月25日

お願いしていた難波ネギをみに都立瑞穂農芸高校の横山先生を訪ねた。


桜の開花がニュースとなっている今日この頃、東京都西多摩郡の瑞穂町にある、都立瑞穂農芸高等学校に出掛けた。

小平の宮寺光政さんの畑で横山修一先生にお会いした時に、近いうちに伺うと云っておきながら、遅くなってしまった。

その後、横山先生からは、難波ネギを植えていた畑を、新年度に向けで整理するから、早く来てと、云われていたが、失礼していた。

卒業式を数日後に控えていたが、電話をすると快く時間を割いてくれた。





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難波ネギを抜いてくれたが、分結が旺盛で、香りが強く、葉は柔らかかった。

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なにわ野菜の難波りんごさんが送ってくれた写真の中に、大阪府環境農林水産総合研究所の山崎基嘉氏が大阪府立農芸高校で講演をした時の写真が入っていたが、参考になる。



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2018年03月21日

銭元栄養教諭から、厳しい天候だったがようやく2ヵ月遅れで2回目の土寄せを行ったとの写真が送られてきた。


3月11日(日)に亀戸の香取神社で開催された、福分けまつりの会場で、今年も江東区立第五砂町小学校の銭元真規江栄養教諭が見えていてご挨拶された。

今年の、砂村一本ねぎの生育状況をお聞きしたが、14日に2回目の土寄せを行う予定で、写真を送りますと云うことだった。

今年度は、タネを蒔いた後、長雨日照不足などの天候で、さらに今年になっての氷点下の日が続くなど厳しい日が続いたが、銭元先生からのメールには・・・





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本校の砂村一本ねぎも、寒さで例年より生長が遅く、12月の土寄せから3ヶ月近く経ってしまいましたが、
何とか2回目を3月14日に行いました。
高さは4クラスとも40cm弱でしたが、太くなり、児童は喜んでいました。
また、柔らかいことも触って確認してもらいました。

今後どんどん温かくなり、4月末から5月初めには収穫予定だから楽しみにと話しました。(写真を添付します。)

先日お話しした東京都学校給食会の本校の取り組みの掲載は、3月26日頃の予定です。
とあった。
同校の長年の取り組みが、評価されての掲載は、東京都の学校給食関係者にとっては参考になることばかりだろう。

思い起こせば2010年の5月だったか、銭元先生が講演先に訪ねてこられて、アドバイスをしたことから、始まった栽培だ。

先生が始めた種の伝達は、現在足立区にも広がり、小学校3校で行われていることは、当ブログで紹介している。


2018年03月01日

千住ネギの蒸し焼きを足立の栽培農家内田さんの畑で頂いた。


千住ネギのふるさと足立区で、千住ネギを栽培している農家・内田宏之さんのお宅で千住一本ネギ焼きをするからとお誘いをいただいた。

昨年、内田さんのお宅で実施したのをブログで紹介したが、今年も、1月23日に行うからと、お誘いをいただいていた。
しかし生憎、大雪が降ったことから延期になっていた。

先日、練馬の井之口喜實夫さんのお宅で行われた千住ネギ焼きパーティも、井之口さんが内田さんのお宅で体験した後で実施することになっていたが、大雪のために、井之口さんのお宅が先になったことから、井之口さん方式のネギ焼きとなったもの。





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今回は、押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さんは、お店の都合で欠席されたが、浅草葱善の田中庸浩社長、フードジャーナリストの向笠千恵子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ協会顧問)が取材のためにカメラマンを同行された。

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蒸し焼きになった千住ネギは、とろけるように甘かった。




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2018年02月20日

井之口農園で行われた、野趣あふれる千住一本ネギパーティーに参加者は満足


昨年、足立の内田農園で、千住一本ネギの土窯焼きが行われたことを、当ブログで紹介したら、当協会の上原恭子理事が、「美味しそう!」と思ったらしく、同じ千住一本ネギを栽培している、練馬の井之口喜實夫さんにお会いした時に、断られるのを覚悟して、畑で葱を焼いて食べたいと頼んでみたと云う。

井之口さんの返事は、「やりましょう !」と、快い返事。

井之口さんは、足立の内田さんの焼ネギパーティーに参加してからの予定でいたが、1月21日に大雪が降って延期になってしまったことから、井之口さんは独自にいろいろと準備に取り掛かった。


井之口さんの千住一本ネギは、浅草葱善の田中社長が絶賛するほどの出来だったが、先日降った大雪で、葉は痛めつけられて、霜げてしまったのが目立ったが、土寄せはしっかり行っていたことから立派な根深になっていた。



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江戸東京野菜コンシェルジュの皆さんで希望者が参加した他、地元JA東京あおばの内堀比佐雄常務、田中和夫農業振興課長、広報の本橋めぐみさんが参加した。

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泥ネギを鉄板に敷いた上の網の上で焼いた。

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2018年01月27日

足立区立栗原北小学校の4年生は、「命をつなぐ 千住ネギ栽培授業」の一環として調理実習が行われた。


昨年7月4日、足立区立栗原北小学校の4年生は、「命をつなぐ 千住ネギ栽培授業」として種蒔きが行われたことは、当ブログで紹介した。

その後、根深ネギにするための土寄せを行っているが、1月22日に降り積もった雪が残る菜園で、25日、タネを採るための数本を残して、収穫することができた。

根をしっかりと張って、太くなったネギ、葉も柔らかそうに育っていた。





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千住ネギのタネを5年生の先輩から受け継いだ時の約束として、栽培に努力してきた4年生は、ポットから菜園に移植した時から比べると太く育った千住ネギに、喜びを表していた。




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