2023年07月30日

足立区農業委員の内田宏之さんから大きな本田(ほんでん)ウリが送られてきた。


本田ウリは、足立区と葛飾区の境を流れる中川が葛飾で大きくうねる
辺りの本田地区で栽培されていたウリで、
熊野神社に農業説明板はある。

当ブログのカテゴリー「江戸のマクワウリ各種」の
最初2009年8月10日に書いているが

江戸東京野菜を探し始めていた頃、市場には出ないが
内田さんの家では、これを食べないと夏がこないと、
栽培していたのが見つかった。





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本田ウリの発見から、早稲田ミョウガも、もしかしたらあるのではと
探し始めたきっかけだった。



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2023年07月29日

冷えたヨーグルトで江戸東京野菜の鳴子ウリを、美味しそうだ。


練馬区大泉の村田農園では江戸東京野菜を栽培しているが、
江戸東京伝統野菜研究会の渡邊和嘉副代表は、
復活普及に取り組んでいる。

この季節、鳴子ウリが収穫期を迎えている。
このウリ、戦国の武将、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が
好んだもので、家康が秀吉から武蔵国に国替えを
命ぜられたことから、武蔵国で栽培されるようになった伝統野菜で、

江戸近郊では柏木の鳴子ウリ、府中では、府中御用ウリが、
江戸東京野菜として伝えられている。

このウリ、真桑瓜と書く、美濃の真桑村で栽培されていた
ウリだからで、甜瓜(まくわうり)ではない。






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メロンのような甘い香りの真桑瓜だが。
これまで、冷やしてスプーンでくり抜くようにして食べたり、
シャーベット、かき氷にして、冷菓として食べていたが、
冷えたヨーグルトで食べるのは美味しそうだ。

上の画像をタップする
愛の野菜伝道師・小堀夏佳さんが、日本野菜テレワール協会の
ホームページに掲載してくれた。

小堀さん、ありがとうございました。
小堀さんには、昨年お会いして以来の紹介だが、今度江戸東京野菜の
畑に案内しようと思っている。

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2022年08月24日

河村さんが収穫したまくわうりに交じって、鳴子ウリも "マクワウリの選手権" に加わった。


府中市で江戸東京野菜の真桑ウリを栽培している石川孝治さんから
真桑うりを分けて頂いたことは、当ブログで報告した。

8月6日のfacebookでは、練馬区大泉の渡邊和嘉さんが、鳴子ウリの復活栽培をしているが、収穫した真桑ウリを西武池袋線大泉駅近くの、
「小料理石井」に収めたところ、かき氷にしてお客に出している
ニュースを掲載したら、それを読んだ河村卿子さんが、
「種が欲しいハート
と書き込んでいただいたので、印象に残っていた。

この真桑ウリ、シャーベットとしてNHKが紹介してくれている。

その後、フードジャーナリストの向笠千恵子先生を、石川さんの
真桑ウリ畑に案内したが、葉が青々していて8月中下旬に収穫期を
迎えたので、河村さんに食べてもらおうと、同じあきる野市の
「ゆっくり農縁」園主石川さんの案内でお持ちしたもの。





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河村さんは、ライフワークで固定種の伝統作物を栽培している
陶芸家で、昨年、石川さんと伺っている。

上の画像をタップする
河村さんはご自分で、"まくわうり選手権" を
されている熱の入れよう。

一般的に、まくわうりは、「甜瓜」と書くが、
府中御用瓜と、鳴子瓜は真桑瓜だ。
これは、織田信長の領地・美濃の真桑村から生まれたものだからだ。


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2022年08月21日

真桑ウリの栽培をお願いしている、府中市の石川さんに様子を伺うと、今が盛りだと云うので伺った。


徳川秀忠が家康の思いを受けて六所宮(大国魂神社)の周辺で美濃の
真桑ウリの栽培を初めた歴史があるが、今復活を果たした真桑ウリを、
府中では府中御用ウリ、新宿では鳴子ウリと呼んでいる。

産地の美濃でも8月上旬が収穫期になっているので、今月初めに、
府中市西府で栽培している石川孝治さんの真桑ウリ畑を見に
行っているが、例年は葉は枯れ始めていて、ヘタ落ちして黄色く
色づいた真桑ウリが、ゴロゴロしているはずが、
葉が青々していたのには驚いた。

石川さんは、昔と同じように露地でトンネルなど使わないことから、
遅霜の心配のない5月20日以後に試験的に定植を行ったという。

これで、8月末に収穫できることが分かった。と語っていた。






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先日、急に思い立って、朝7時頃石川さんに電話をすると、
ありますよと云うので、分けてもらいに伺った。
国立駅から府中駅行のバスで、西府町2丁目で下車して、
石川さんのハウスに向かった。

上の画像をタップする
5つと、お願いしていたが、石川さんはヘタ落ちしたウリが
あったからと、用意をしてくれていたので11個、分けてもらった。

メロンと同じ、あの甘い香りを放っていた。



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2022年08月08日

向笠先生の江戸東京野菜産地視察は、小平市の次は、立川市と府中市に案内した。


向笠千恵子先生を、滝野川こぼうの生産者・岸野昌さんの農園に
案内したが、折角北多摩まで来られたので、近辺をご案内した。

岸野さん以外は急な事だったのて、圃場は了解をとって見せて
いただいたが、生産者のご都合がつかずお会いできなかったので、
私が分かる範囲で説明した。





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府中御用ウリと、鳴子ウリの名で、復活栽培をしている、
府中市西府の石川孝治さんに電話て様子を伺っていた。

上の画像をタップする
今年は、果実が大きくなる時期に高温と雨が降らないなどの影響で、
果実が小さいと話をされていたが、

葉は青々していたし、ヘタ落ちしている真桑うりは少なかった。

長年栽培にはご苦労をされていて、NHKで紹介している。

火曜日には、地元市立中学校の先生方が視察に来ると云う。



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2022年08月05日

大泉学園駅近くにある「小料理石井」の石井公平さんから「鳴子ウリ」の写真添付のメールが届いた。


7月16日に南新宿ビルで実施した「はじめての江戸東京野菜講座」の
試食会に渡邉和嘉さんが、練馬の村田農園で栽培している
「鳴子ウリ」を持ってきてくれたが、

そもそもは、織田信長が愛した美濃の真桑瓜で、
鳴子での物語がある。

西武池袋線大泉学園駅近くにある「小料理石井」では
この季節になると、「鳴子ウリ」のかき氷が出る。

今年も店主石井公平さんが、当ブログ向けに
写真を撮ってくれたようだ。

先日、渡邉さんから鳴子うりを分けていただきました。
写真もたくさん撮りながら作る工程もわかりやすく
写真を撮ったつもりです。






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まずは鳴子うりの美しい姿

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香りが伝わらないのが残念なくらい
甘いメロン?瓜の香りが店内に広がりました

綺麗に皮を剥いた(写真右)

もうまさしく見た目はメロンです。




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2021年08月03日

府中御用ウリの栽培をお願いしている石川さんの畑に伺った。


府中市の伝統野菜「府中御用ウリ」の栽培をお願いしている石川孝治さんにご都合を聞いて、栽培の様子を見に行ってきた。

府中御用ウリは、戦国の武将・織田信長が好んだ美濃の真桑ウリで、秀吉、家康も好んでいて、秀吉から関東を任された家康が、関東の総鎮守六所宮(現国魂神社)に参った折に、この地で真桑ウリを栽培することした、歴史に裏付けられた伝統の真桑ウリ。

府中市西府地区で、2013年から栽培して頂いている。






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美濃の真桑ウリの収穫期は、8月の上旬ということもあり、

例年、9月に開催される小学校での真桑ウリの授業で、
食べてもらうことを考えて苗の定植もずらして栽培してくれている。

上の画像をタップする
真桑ウリの完熟は、黄色く色付きヘタ落ちするから分る。
良い型の真桑ウリが出来ていた。



追録
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2021年07月05日

江戸東京野菜の本田ウリで、クラフトビール「悠久の調べ」ができた。


足立区興野で、江戸東京野菜の本田ウリの栽培している、内田宏之さんから、ビールの写真が送られてきた。

何年か前まで、北足立市場で卸の仕事をしていた、佐藤洋司さんから、本田ウリで作ったクラフトビールを頂いたという。

メールには「この方には3年前に種子をお分けした事があります。
葛飾区の本田ウリをなんとか盛り立てたくて、苗を育て地元葛飾の農家さんに配っているそうです。」とあった。

私もお会いしていて、名刺をいただいているので、携帯に電話を入れているが連絡が取れない。




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ラベルには、葛飾伝統本田ウリ(中川ロマン)とあり、葛飾本田ウリ育成協議会(アグリロマンクラブ)
「2021年 西水元」ともあるが、西水元は本田地区の対岸だ。

内田さんが、佐藤さんから伺っているのが、本田ウリは、地元の農家に依頼してできたものは、立石熊野神社に奉納したという。

江東区の製造所・江戸東京ビールには、本田ウリ10キロを持ち込んで80本製造したと聞いている。

江東区のこの東京ビール、早稲田ミョウガビールを製造しているところで、製造者は西早稲田の新福男社長

内田さんは「貴重なので、まだ飲んでいませんが、どんな味がするのでしょうか。押上"よしかつ"に持ち込み飲んで、美味しければ店に置いてもらいたい。」と

続きはYOUTUBEへ
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2021年06月05日

3日の東京新聞が柏木地域センターの壁に「ウリの子供たち」を江戸東京野菜の鳴子ウリとして紹介している。


街で出合った カワイイ像(ぞ〜)、東京新聞2021年6月3日(木)11版に、「うり二つ子供たち」が紹介された。

東京新聞の宮崎美紀子記者から電話をいただいた。
柏木小学校に行く途中の、柏木地域センターの壁に「ウリの子供たち」があるが、今度、東京にある「カワイイ銅像」を紹介すると云ってインタビューをされた。





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上の画像をタップすると東京新聞。

「うり二つ 子供たち」他、
ダイヤなでると恋かなう」「ダイヤ渋谷でウインク」
ダイヤ輝くペンギン」「ダイヤ長〜い頭はハレー彗星」が掲載されている。


当ブログでも「ウリの子供たち」を紹介している。


宮崎記者が、この像を知ったのは2018年に新宿区立柏木小学校を取材していただいていて、その時から温めていただいたようだ。

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2021年05月15日

柏木小学校で毎年栽培している地元の伝統野菜「鳴子ウリ」の苗を校長先生にお渡しした。


新宿区立柏木小学校では、地元の伝統野菜「鳴子ウリ」の栽培を
行っているが、今年も引き続き栽培いただくことで、
竹村郷校長にお願いしていた。

鳴子ウリについては、府中市の石川孝治さんにお願いして苗10鉢と、
石川さんが栽培した稲の藁を4束ほど頂いてきて、連休明けに
柏木小学校にお持ちして竹村校長にお渡しした。






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折角の機会なので、今年の屋上農園の様子を見せていただいた。

上の画像をタッブする
昨年初めて、ビニール袋での栽培を始めたが、初めての事なので、
改善点もあったようで昨年とは変わっていた。

昨年よりは株間が広がっていた。



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2021年04月29日

新宿区立柏木小学校の5年生は、今年も地元の伝統野菜「鳴子ウリ」の復活栽培を行う。


令和3年度の授業が始まったところで、今年度の伝統野菜の栽培を
お願いしに、新宿区立柏木小学校に竹村郷校長先生を訪ねた。

竹村校長の野菜栽培の取り組みは、
副校長時代の港区立青山小学校にさかのぼる。

驚いたのは、小学校の屋上が農園だったことで、
フードボイスの新田真一社長に頼んで動画配信してもらった。

そして、昨年、柏木小学校に着任され、7年ぶりの再会となった。
竹村校長の考え方は、知っているので、
前任校の新宿区立落合第六小学校を、googleマップで検索すると
青山小学校と同じように屋上農園が写っていた。





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2010年から始まった屋上農園、昨年は、竹村校長が柏木小で
どのような取り組みをするのか、見せていただいた。

上の画像をタツプする
屋上で野菜のビニール袋栽培が行われたが、ビニール袋では
水がたまるのではと単純に思った。

しかし、袋には微細な穴が開いていて、通気性と排水性に優れ、
じわじわと水が抜け、根の張りも良いという。

これまで同校が取り組んできた、鳴子ウリの他に、
寺島ナス、内藤カボチャ等が屋上農園で栽培された。

10月26日には、5年生を対象として「新宿の昔野菜」として、
内藤トウガラシ、内藤カボチャ、早稲田ミョウガについて、
授業でお話した。

先日、竹村校長にお会いして今年度は校庭脇の花壇でも栽培が
出来ないかをお願いし、

連休明けに、苗や藁を持参することをお約束した。
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2020年08月28日

府中御用ウリを購入した方から、他にも栽培している生産者がいることが分かった。


らくらくコミュニティ編集局の烏田千洋さんから、府中御用ウリを府中市郷土の森 物産館で購入したと、喜びのメールをいただいた。

烏田さんは、シニア世代向けオンラインコミュニティ『らくらくコミュニティ』で、「探訪・伝統野菜」をテーマに、種から育てる各地の伝統野菜を紹介する連載をしていて、馬込半白キュウリと寺島ナスについてお手伝いしたことがある。

府中市で府中御用ウリを栽培しているのは、石川孝治さんで、

石川さんが、郷土の森観光物産館に出荷しているとは聞いていなかったので、烏田さんに写真があったら確認したいとメールをして送っていただいた。

「府中御用瓜」〜江戸風街の味を感じて下さい!〜とある。
これにより、他にも栽培している生産者がいることが分かった。




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「郷土の森」の近くまで行ったので物産館に寄ってみたが、府中御用ウリは、収穫期が過ぎたので販売されていなかった。

府中産農産物のコーナーでは、オクラ、ナス、キュウリ、ゴーヤ、カボチャ、ピーマン、つるムラサキ、ミニトマト、小松菜、大葉、まくわうり、リンゴ、イチジク、生キクラゲが販売されていた。

上の画像をタップする

まくわうりのコーナーには、食べ方が貼ってあった。

縦に半分に切り、皮をむき種を取り出し1〜2pにスライスして、冷やして食べてください。食べるとき塩を軽くふるのが、おいしく食べるコツです。ほんのりとした甘さでさっぱりしています。置いておくと甘みが増しますがそこはお好みで、食べてください。」。初めて食べる人からの質問が多かったようだ。

生産者は、堀江岩吉さんの名があった、存じ上げなので、その下の電話番号に電話をして、栽培のきっかけや、種子の入手などについて話を伺った。
話の途中で、「大竹さん! お会いしてますよ!、」と云う。失礼しました。

何でも、2014年頃、府中御用ウリの普及をしていてJAマインズ多磨支店に伺ったが、当時、担当課長をされていて、江戸東京野菜カレンダーにも紹介されていたので、栽培してくれる農家を探したが、見つからなかったので自分でやるしかないと自宅の畑で栽培をはじめ、以来、定年退職後も生産者を増やす努力もされているという。 ありがとうございます。


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2020年08月01日

府中の石川孝治さんが栽培する真桑ウリは、8月上旬の収穫期に向けて順調に生育していた。


織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と云った、戦国の武将が好んだ、
美濃の真桑ウリは、関八州を任された家康は、栽培地を探したが、

武蔵野國の総鎮守の六所宮(現大國魂神社)のある府中で、
美濃から農民を呼び寄せて栽培が始まっている。

この真桑ウリ、府中では、御用うりとして幕府に納められ、
新宿の柏木では、鳴子ウリとして栽培されてきた。

真桑ウリは8月上旬が収穫期を迎えるので、
府中の石川孝治さんが栽培する真桑ウリの畑を訪ねた。




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長雨の影響で、各地での栽培は花は咲くものの、
雄花と雌花のタイミングが悪くて、果実の付が良くない。

上の画像をタツプする
石川さんの、真桑ウリ畑は、順調な生育を見せていた。

この畑、昨年までの鉄塔のある畑から西に行った、
府中市西原の住宅街にある畑だった。

生垣に囲まれた畑に、四畦で栽培されていた。



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2020年07月24日

江戸東京野菜の、鳴子ウリに寺島ナスも収穫期を迎えていた、新宿区立柏木小学校の屋上農園


江戸東京野菜の鳴子ウリの栽培を続けてきた、
新宿区立柏木小学校の竹村郷校長が屋上で
江戸東京野菜をはじめとする野菜栽培を始めたことは、
当ブログで紹介した。

竹村校長は、江戸東京野菜を始めとする農業と云う広いスタンスで、
今年は5年生を対象にした授業をお考えだと伺っていた。

5月に伺った後、長雨の中で作物の状況を見せてもらいたいと、
電話をして伺った。





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竹村校長の取り組みに呼応した栄養士の岡庭さん(写真右)と、
家庭菜園が趣味の調理のチーフ河口さんが協力して、
袋詰めした土を屋上まで運び上げたと聞いている。

上の画像をタップする
給食室のメンバーの皆さん。



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2020年07月14日

足立区興野で本田ウリを栽培している内田宏之さんに、初物の本田ウリをいただいた。


足立区興野で本田ウリを栽培している内田宏之さんに、
初物の本田ウリをいただいたことは、先日報告したが

足立区立の千寿双葉小学校で「命をつなぐ千住ネギ栽培授業」が行われたときに、内田さんは校長室で三宅校長に、本田ウリを差し上げた。

三宅校長もずっしりとしたウリを興味深くご覧になっていたが、
内田さんが説明をされていた。




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内田さんのお宅では、昔から栽培されていて、
これを食べないと夏が来た気かしないと云っておられたが、
2009年に江戸東京・伝統野菜研究会として確認した。

その後、2010年にはNHKニュース7で紹介されている。


2011年(平成23年) 江戸東京野菜推進委員会が、
JA東京中央会に設置されたが、
当時、江戸東京野菜として、22品目が登録され、
その一つが「本田ウリ」だった。


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2020年06月26日

江戸東京野菜の夏果菜「鳴子ウリ」栽培は、子蔓がネットに絡みつこうとしていた。


鳴子ウリの栽培は、練馬では渡邉和嘉さんが、
2016年から採種と普及をやってくれていて、
2017年からは、酒井利博さんが栽培をしてくれている。

渡邉さんは、今年も採種を含めて栽培をしてくれていて、
定植から親蔓、子蔓の芯止めを行っていた。




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鳴子ウリは、孫蔓に雌花が付くことから、
親蔓の葉5〜6枚のところで芯止めして子蔓を伸ばす作業をしていた。

上の画像をタップする
子蔓をネットに這わせていた。


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2020年05月13日

新宿区立柏木小学校に、江戸東京野菜の鳴子ウリをはじめ、内藤カボチャと寺島ナスの苗を持参した。


新宿の伝統野菜「鳴子ウリ」の復活栽培を実施している
新宿区立柏木小学校に竹村郷校長が着任されたことは紹介した。

気候の安定する5月の連休明けに向けて準備をされていたが、
隣の学区、西新宿小に内藤カボチャの苗を持っていくので、
同じ日に鳴子ウリ(6鉢)の苗と藁。
それに内藤カボチャ(4鉢)に、寺島ナス(6鉢)も持参した。





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竹村校長の取り組みは、
コンシェルジュ協会の川並三也理事にも見ておいてもらいたいので、
一緒に来てもらった。

上の画像をタップする
各種トマトを植える土の入った袋に園芸用支柱がセットされていて、
苗を植えるばかりになっていた。

川並理事もビニール袋では水がたまるのではと驚いていたが、
この資材微細な穴が開いていて、通気性と排水性が確保され、
じわじわと水を抜け、根の張りも良いという。

これまで、青山小学校や、落合第六小学校の経験から、
土の量が格段に少なくて済むことから、同校の取り組みに注目する
学校や企業等も多いようだ。

都内には、1日、2〜3時間しか日の当たらない学校菜園が結構ある。
またアパート、マンションのベランダでも、
栽培するには、これまでのプランターよりは機能的なことから、
持ち手を付けるなど、今年は研究の年にもなるようだ。


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2020年04月29日

新宿区立柏木小学校で、竹村校長による超高層ビルを背景にした屋上農園づくりが始まった。


江戸東京野菜の鳴子ウリを継続栽培している新宿区立柏木小学校に
4月に着任された竹村郷校長には、昔お世話になったことは紹介した。

それにしても、授業が始まる前には、
ご挨拶をしておこうと思っていたので、
隣の西新宿小学校にご挨拶に伺った後に伺った。




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例年、生徒や園児たちの元気な声が飛び交っているが、
新型コロナウイルスの感染防止で休校、校庭は静まり返っていた。

上の画像をタップする
これまでの港区立青山小や新宿区立落合第六小に比べると、
太陽光パネルが設置されていることなどから、
面積も狭いので、竹村校長は新たな対策をお考えだった。

始めて屋上に上がったが、
新宿副都心の超高層ビルが迫るロケーションは迫力がある。



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2020年04月14日

新宿区立柏木小学校に着任された竹村郷校長から地元柏木の江戸東京野菜「鳴子ウリ」栽培継続の電話をいただいた。


新宿区立柏木小学校に着任された竹村郷校長から電話をいただいた。

柏木小学校には2012年に齋藤等校長にプレゼンをして2013年から
地元の江戸東京野菜「鳴子ウリ」の栽培が始まった。
2014年には、佐藤郁子校長が着任し、
2019年度まで6年間取り組んできたが、今年3月に転勤された。

後任の校長先生に、プレゼンをしなければと思っていたが、
先日、柏木小学校に着任した校長先生から電話をいただいた。

竹村とおっしゃったが、型どおりのご挨拶の後
いただいた電話だったが、一瀉千里、柏木小学校における
鳴子ウリの取り組みの経過について申し上げた。
今や地域に広がっていることも。

ひと呼吸したところで、
竹村校長から、「大竹さんには前にお会いしてますョ、お忘れですか!」
と、云われてしまった。失礼しました!!。




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上の画像をタップすると YouTubeへリンクする

云われてすぐに思い出した。
神宮外苑に近い港区立青山小学校の副校長として
屋上に20種以上の野菜を栽培した先生で、2013年に何度か伺い、

動画配信をするフードボイスを連れて行って、
当ブログのトップページの動画欄に「青山小学校の屋上農園」
のバナーを貼っていた。

そもそもは、2012年の暮れに、品川神社で行われた品川カブの品評会で
竹村先生にお会いしたが、そのご縁で、小平の宮寺光政さんの畑に、
生徒を連れて見えた
ことからご縁が広がったもの。

2013年8月には、第20回コカ・コーラ環境・教育賞を受賞、

9月にはNews Tokyoのでも細川奈津美記者を案内している。

2014年2月には、朝日ベルマール賞を受賞している。



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2019年09月17日

柏木小学校の4年生が復活栽培した、江戸東京野菜の鳴子ウリの研究発表と、食べる授業を行った。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)の4年生が実施している地元の伝統野菜「鳴子ウリ」の復活栽培は、各班が江戸東京野菜や、鳴子ウリの研究発表を行い。その後、鳴子ウリを食べる授業を行った。

何度となく当ブログで書いてきたが、今年の天候異変は農家ばかりか、学校菜園も同じで、はたして昨年と同じような食べる授業ができるか、心配していた。

江戸東京野菜は、話を聞くだけではだめで、食べることで皆さんは納得して、江戸東京野菜を次世代に伝えることの重要性を理解する。

これまでも、学校菜園で収穫される鳴子ウリだけでは、食べる授業を賄いきれないことから、今年も府中市の石川孝治さんが、生徒のために9月に熟すように1ケ月遅れで定植してくれていた。





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授業は、2階の家庭科室で実施したが、担任の佐藤泰子先生の指名で最初に私から挨拶をさせてもらった。
今年の異常気象の中でも、菜園の管理が梶谷正義先生の指導を忠実に守ったことで、良くできたことを評価した。

しかし、授業の日に食べられるヘタ落ちした完熟の鳴子ウリはできていなかった。

上の画像をタツプする
梶谷先生も、生徒たちに良く管理されたことをほめ、「鳴子ウリを代々伝えていこう」の資料を配布して説明された。



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