2018年08月26日

読売新聞の多摩版に、府中御用うりの記事が掲載された。


先日、読売新聞府中市局の長谷部記者が、石川孝治さんを取材してきたと、電話をくれた。

石川さんが詳しくは大竹に聞けと云うので電話をくれたと云うもの。

府中御用うりについては、徳川家康が、秀吉から関東移封を命じられことから、戦国の武将たちが好んだ真桑うりを、府中で栽培したが。このことは府中市史に詳細に掲載されているので、そんな一端を話したが、商品開発も行っていることも伝えていた。






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長谷部記者も大きく載せようと、歴史を踏まえて書いてくれたようだが、高校野球が終わって空いたスペースは八王子のパッションフルーツ、小平のブルーベリーと、農業記事にまとめられて、小さくなってしまったようだ。残念!

上の画像をタツプする

江戸東京野菜での商品開発を進めている多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表は、これまで
江戸東京野菜ジェラードを販売してきたことから、先日、試作用に持ち帰っていて、府中御用瓜のジェラートを、夏季限定で検討している。



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2018年08月18日

新宿区立柏木小学校の4年生が地元の伝統野菜「鳴子ウリ」を食べる総合の授業が8月31日におこなわれる。


新宿区立柏木小学校のある一帯では、元和年間(1615〜1624)と云うから、二代将軍秀忠から三代将軍家光の時代に鳴子ウリが栽培されていたと云う記録が残っている。

毎年同校では、栽培した鳴子ウリを授業で食べているが、同校の生徒が栽培しただけでは足りず、東京の農家が、江戸東京野菜として栽培しているのを分けてもらっている。

昨年もお願したが、練馬区大泉で鳴子ウリを栽培している酒井利博さんから分けてもらった。
伝統の真桑ウリは、産地美濃においても8月上旬には熟してしまう。

酒井さんは、新宿御苑レストランゆりのき(伊藤秀雄総料理長)にも、納めているから、同レストランでは、新宿ゆかりの野菜としてジェラードとして出されていると聞いている。





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酒井利博さんが栽培していることは当ブログで紹介しているが、

暑い日照りが続いた後の雨台風によって、ウリに割れが出始めたと云う酒井さんからの連絡で、急きょ割れていない果実を集めて、20個分けてもらったもの。

丁度、夏休みで先生方とは連絡がとれなかったので、学校施設管理員の田島昭さんがいらしたので受け取っていただいた。

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4年生の総合の授業は8月31日におこなわれることから、冷蔵庫で保管していただいた。
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2018年08月16日

江戸東京野菜の鳴子ウリが故郷柏木の小学校で、たくさん実っている。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)の4年生が栽培している、江戸東京野菜の「鳴子ウリ」は、栽培管理が良いから、繁茂の状態は、これまで最高の出来栄えだ。 勿論実の付き方も多い。

最近の状況は、7月31日に撮影した写真で、報告いただいている。





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当日は、夏休みで先生はいらっしゃらなかったが、田島学校施設管理員がいらしたので、了解を得て見せてもらった。

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網に登らせている方にも2つ、3つ見えるし、ヘタ落ちしたのもある。



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2018年08月07日

家康・秀忠時代に府中で栽培された「府中御用瓜」が復活し、夏季限定の商品開発が行われている。


府中市で美濃の真桑ウリを栽培している石川孝治さんの畑に伺った。

府中で美濃の真桑ウリを栽培が始まったのは、家康・秀忠の元和3年(1617)から、幕府の命により、府中三町の番場、本町、新宿と、是政村に「御瓜田」を設けていて、「武蔵府中国府台勝概一覧図」の絵の中にウリ畑が描かれている。

8月上旬に収穫されると、江戸城にすべて納品されたが、「御用瓜」と云われていた。

石川さんには2013年から栽培をお願いしているが、毎年、広い面積で栽培してくれている。





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今年も、収穫期が近づいたので、電話をしていつ伺ったら良いかを聞いたところ8月に入ったらと云うので、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表と一緒に伺った。

上の画像をタップする。

石川さんは、「雨が欲しい!」と云っていた。雨が降らないから玉伸びが悪いと云う。

それでも葉の下に隠れていた、ヘタ落ちした完熟の真桑ウリが見つかった




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2018年08月03日

沢山の実を付けた、新宿区立柏木小学校の鳴子ウリはもうすぐ完熟する。


新宿区立柏木小学校での、鳴子ウリの栽培については、当ブログで紹介してきたが、

猛暑が続く中で、台風が来たりで厳しい栽培環境だが、7月31日撮影の写真を見ると、例年に無い素晴らしい生育状況だ。
梶谷正義先生の適切な指導と岡田淳子教諭の日々の対応について、紹介する。





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梶谷先生の指導
台風が近づいています。
一番の心配は強風でツルがゆらされ落果してしまうことです。
もし、時間があれば、網に昇らせている鳴子ウリは伸びているツル全体を長いひもで 覆ってください。
ヒモを左右にのばしてツルをカバーします。鳴子ウリを強く縛り付けない方が良いですね。

縦30〜40pの間隔でヒモを軽くかけて置くだけで、鳴子ウリを守ることができます。
地に這わせているものはツルが風であおられないように支柱を何本かさしておくとツルの動きを抑えられます。

被害がでないことを願っています。


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雑草もなく、鳴子ウリがこれほどまでに繁茂している様子は、素晴らしい栽培管理だ。




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2018年07月30日

今日は、江戸東京野菜の鳴子ウリと東京大越ウリの話題です。


8月初めが、収穫期の鳴子ウリは、現在、府中の石川孝治さんと、大泉の酒井利博さんに栽培をお願いしているが、台風が近づいている中で、練馬まで行ったので酒井さんの畑の様子を見せてもらった。
酒井さんはいらっしゃらなかったが、電話で了解をいただいて写真を撮らせていただいた。

下の写真をタップする。

現在、鳴子ウリは新宿の伝統野菜と云うことで、新宿区立柏木小学校で栽培を行っているが、

学校で栽培しただけでは、4年生全員が食べる量としては足りないことから、府中市の石川さんに作っていただいているが、昨年は、学校の授業が9月5日だったので、8月初めに収穫したものを保存するのが難しく、遅くタネを蒔いた、大泉の酒井さんの鳴子ウリを分けていただいた。





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酒井さんは、JA東京あおばの副組合長をされているから仕事が忙しいようで、夏草が生えていたが、収穫間際の鳴子ウリがゴロゴロし、あたりにメロンのような甘い匂いを放っていた。

酒井さんは、地元の直売所こぐれ村に出荷すると云っていたが、かなりの量があるようなので、加工用なども模索していこうと思っていて、台風が行った後に、相談しようと思っている。



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2018年07月20日

柏木小学校の鳴子ウリがなり始め、雌花もいくつもつけ始めたと云う。


梅雨が早く開け、30度を超える日々、熱中症のニュースが連日報道されている。

作物についてもいろいろと影響が出ているが、新宿区立柏木小学校の4年生が栽培している鳴子ウリは、栽培管理がうまくいっていて、「たくさん雌花が付き始めました」と副担任の岡田淳子教諭から報告をいただいた。




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先日7月10日の写真を掲載したが、1週間後の17日にはさらに孫蔓を伸ばして、葉を茂らせている。

上の画像をタップする

夕方に梶谷正義先生が栽培指導に行かれたようだが、安心されたことだろう。

岡田先生のメールには
「雌花は10個以上ついており、一番大きなものは手のひらに乗るほどの大きさの実がついています。
梶谷様が実を手に乗せている写真を送ります。手と比較して実の大きさをご確認ください。
そのほか、育ちはじめている実や、実が育ちそうな雌花の写真、畑全体の写真も送ります。」

8月の初めには、熟し始めそうだ。


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2018年07月18日

新宿区立柏木小学校の4年生が栽培する鳴子ウリの写真を送ってもらったが順調な生育を見せている。


副担任の岡田淳子教諭から、写真を送ってもらっている。
梶谷正義先生の適切な指導を受けていて、

「予定どおり、2番目の子づる1本を網に昇らせ、その他は地を這わせるつるは重ならないように誘引し、摘芯して整理しました。
また、雌花を見つけると午前中の早い時間に人工授粉させています。」
とあった。

雑草もなく、うどん粉病も、その後発生していないようで、管理は良くできている。





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その後、梶谷先生から指導は・・・
「追肥も効いてきて、元気に成長していますね。
除草にも心がけられていますし、誘引も上手にされています。
安心しました。

これからは、この暑さに負けないよう頑張らせましょう。
うどん粉病はこれからの暑さと乾燥で発生しやすくなります。
うどん粉病の小さな斑点が出てきたら、早めに薬を散布してください。
葉の裏面にも忘れずに。

鳴子ウリの根は土の表面を浅く広く伸びていきますので、
梅雨明けの強い暑さにダメージをうけやすくなります。
土が乾燥しすぎないよう心掛けてください。

5日に報告いただいた雌花のその後はいかがですか?
受粉にも取り組んでおられますので、これからが楽しみです。
雌花が増えてくると受粉に手間がかかりますが、宜しくお願いします。

受粉を終えた雌花の1枚の花びらを半分ほど指で切り取っておくと、
受粉を終えた雌花とまだ受粉していない雌花の区別がつき、
作業がらくになります。」


梶谷先生の指導を受けて、
これまでになく順調だし、管理が良くできている。

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2018年07月07日

柏木小学校の鳴子ウリは、管理も良く雄花、雌花が咲き始めた。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)の4年生が栽培している地元の伝統野菜「鳴子ウリ」は順調に生育しているが、梶谷正義先生は何度も学校に赴き、こまかな指導をされているので、先日同校に伺った。

岡田淳子先生が丁度菜園にいたので説明を頂いたが、梶谷先生の云う通り対応していますとの事だった。

雑草を生やさないように注意していたが、生徒達も気にしているようで、管理は良くできた。





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上の画像をタップする

梶谷先生のメールには
鳴子ウリに番号を付けて報告します。
校舎に向かって左側から@、A、B、C、Dとします。
@は成長が遅れている株、
Dが生長が一番早い株です。

・追肥@、A、Bは株の周囲全体に(花壇の淵まで)肥料を1u当たり50gまいてください。
(株元にまとめてまくのではなく、株の周囲全面に広くまいてください)
藁の上からぱらぱらとまいてください。
 Cは1uあたり40g、Dは1uあたり30gくらいに減らしてください。
境目は気にしないで、Cの周囲は少なく、Dはもっと少なくという感じでまいてください。

・誘引
C、Dは網に昇ってきていますが、昇ってきたツルはお互いの間をあけなが垂直方向に誘引してください
  Dの地に這わせているツルはできるだけ花壇の淵に沿って誘引っしてください。
@ 、Aが伸びてきたときにDの地に這わせたツルとぶつからないようにしましょう。
Bのツルは網から離れる方向で伸びています。
   2本の内、1本だけでもゆっくりとまげて網に昇らせることはできませんか?
   無理をすると折れてしまいますが、大回りでゆっくりと先端を網の方向に誘引してみてください。
   @、A、BとDの一部が地で伸びてくると、ツルが重なり合ってしまいますので、そうならないようにやってみてください。
・潅水
 梅雨明けの暑さは鳴子ウリにとってもつらい日々です。
  朝早くか夕方にたっぷりと潅水してください。
除草に力を入れて頂いています。今の状態を続けて風通しが良い環境を維持してください。



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2018年06月18日

新宿区立柏木小学校の鳴子ウリの栽培は、梶谷先生の指導を受けて、その経過の写真を送ってくれた。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)の4年生が栽培している、柏木の伝統野菜「鳴子うり」は、定期的に経過の写真を送ってくれるが、

今回は、詳細に7枚の写真を送っていただいた。
6月7日にうどん粉病が生したとメールを頂いたが、翌日、指導をされている梶谷先生が伺ったようで、

副担任の岡田淳子教諭から「梶谷先生には、成長の早い苗を網に誘引し、うどん粉病にかかった苗を殺虫殺菌剤で治療をしたりしていただきました。」と15日にメールをいただいた。




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地を這わせる2本の苗は、伸ばしていこうとする方向に親蔓を向けました。(写真)

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5株ある内の3本を網に近いところに植えていますが、どちらか生育のいい2本を綱に誘引することになります。




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2018年05月25日

梶谷先生の指導に沿って、鳴子ウリとコンパニオンプランツの定植、そして行燈づくりで、順調に生育。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)が実施している鳴子ウリの栽培は、5月9日に定植作業が行われたことは当ブログで報告している。

当日は、雨が降っていたこともあり、その後は、指導をお願いしている梶谷正義先生の指示に沿って行われている。




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15日に副担任の岡田淳子先生から写真が送られてきた。

梶谷先生はウリハムシから苗を守るため、コンパニオンプランツとしてネギを持参されていたので、担任の先生方が、14日に鳴子ウリの周りに植えた。

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風や、ウリハムシから守るために、ビニール袋を使って行灯も作られた。

岡田先生からは、「係の児童が毎朝、欠かさずたっぷりと水やりをしています。」とあった。



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2018年05月12日

新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)では、江戸東京野菜の鳴子ウリ栽培復活授業が始まった。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)では、江戸東京野菜の鳴子ウリ栽培復活授業が始まった。

今年は、4年生の担任が・安部剛史教諭(1組)、今関明教諭(2組)、岡田淳子教諭(副担任)で、今後栽培指導は梶谷正義先生にお任せするが、

栽培と合わせての、調べ学習や、発表などは、その年度の先生方の指導で進められていく。





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当日は、あいにくの雨だった。
あんなに暑い日があったと思ったら、昨日から降り続いた雨で、10度台の肌寒い日だった。

梶谷先生の授業は雨のために多目的室で4年2組から始まった。

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石川孝治さんが作った苗を、昨日同校に届けておいたが、苗を見せながら栽培授業が行われた。
苗を見せ、鳴子ウリは、雄花と、雌花が咲き、雌花は孫蔓にだけつくこと等・・・・




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2018年05月09日

新宿区立柏木小学校では9日(水)、鳴子ウリの栽培授業に向けて準備が整った。


2013年から鳴子ウリ(江戸東京野菜)の栽培を授業に取り入れている新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)では、今年も9日から鳴子ウリの栽培授業始まる。

先月、栽培指導をお願いしている梶谷正義先生と同校に伺い、担任の先生方と打ち合わせを行ったが、苗と藁を前日お持ちするとお伝えしていた。



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同校では、梶谷先生の指導で、昨年の鳴子ウリの種を直接まくのと、府中市の石川孝治さんが育成した苗の両方を植えているので、早朝、石川さんのお宅に伺い、鳴子ウリの苗と稲わらをいただいてきた。

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担任の先生方は授業中だったので、岩ア広明副校長にお渡ししてきた。

副担任の岡田淳子先生からは梶谷先生の指導に沿って「連休前に、苦土石灰、完熟腐葉土、完熟牛糞堆肥、もみがら燻炭を畑に投入して、耕起し、土づくりの準備を終えました。」とメールがあった。

準備は出来たようだ。

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2018年04月27日

新宿区立柏木小学校では、今年も連休明けに地元の伝統野菜「鳴子ウリ」の栽培授業が始まる。



今年も新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)では、地元の伝統野菜「鳴子ウリ」の栽培授業を行うための打ち合わせ会議を行った。
今年も4年生が栽培授業を行うと云うことで、先日、毎年栽培指導をしていただいている、梶谷正義先生にもご都合をつけていただいて16時に伺った。

佐藤郁子校長、岩ア広明副校長にご挨拶をしてから、4年生の担任・安部剛史教諭(1組)、今関明教諭(2組)、岡田淳子教諭(副担任)と、打ち合わせを行った。

鳴子ウリの栽培授業は、毎年連休明けの気候が安定したころを見計らって、昨年栽培した鳴子ウリの種も引き継ぎ蒔き、苗を定植する授業を行っている。

今年は、5月9日(8:40から10:15まで),2クラスを「鳴子ウリの物語」と「定植」の授業を別々に行うことで決まった。
これによって前日に苗など資材を府中市の石川孝治さんのお宅に伺って資材を運び込む予定だ。

8月27日から2月期がはじまると云うことで、27日の週に鳴子ウリを食べる授業を果実の完熟に合わせて実施することなどが決まった。




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佐藤校長にお見送りいただいた。


担任の先生方には、同校が取り組んでいる意義、地域の伝統野菜「鳴子ウリ」の教育的価値についてお伝えした。

梶谷先生は、鳴子うり栽培の資料を作ってこられて、鳴子ウリの基本データについて説明をされた。
植え付けまでの準備として、
4〜2週間前までに耕起と元肥の投入、
植付時の準備
植え付け作業などについて説明と先生方との確認をされた。

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地元新宿駅近くにある常圓寺の季報に、鳴子瓜を池浦泰憲先生が書いていると、同寺の山中るり子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)に頂いていて、了解を得て紹介する。

数年前、常圓寺が発行する「ロータス」誌のインタビューを受けたことがある。


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2017年09月09日

新宿区立柏木小学校の4年生が鳴子ウリの栽培授業の最後にみんなで食べた。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)の4年生は地元柏木の伝統野菜「鳴子ウリ」の栽培を毎年行っている。

今年も梶谷正義先生が、何度も夏休み中の学校に足を運んで、栽培指導をされていた。
今年の天候は同校が2013年から始めて5年目になるが、こんな天候ははじめてだった。

梅雨は7月までは雨が残ることがあっても、8月になると暑い日が続くと云うのが例年だが、

今年は、7月が暑い日々が続き、8月になると20日間も雨が降り続くという状況で、東京でも果菜類の生産現場では花が咲かないので実がつかないなどの被害が出ていた。

柏木小学校の鳴子ウリも、幾つも実を付けたものの、8月に入って雨が降って、陽が出なかったことや、温度が上がらなかったことから、実が大きくならずに落ちてしまった。





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例年4年生全員が授業で食べる分の鳴子ウリは、府中市西府の石川孝治さんにお願いして、8月末頃に収穫してもらっているが、今年の天候は作りなれた石川さんでも苦労され、8月中下旬に実になる雌花が咲かなかったことから、上旬に実ったものを提供してもらって同校の冷蔵庫で管理していた。

当ブログで紹介したが、練馬区三原台の酒井利博さん(JA東京あおば副組合長) が作ってくれていて、授業当日10数個の鳴子ウリを持参してくれた。

上の画像をタップする
写真上、右から酒井利博さん、新宿区立戸山図書館の大城澄子館長、企画広報担当の福田梓さん、予約・雑誌・システム担当の伊藤司浩さん。

写真中段左の左から、NPO法人ジャパンハーブソサエティーの岡田和子さん(イベント委員)は、都庁の食堂で実施した江戸東京野菜を食べようのイベントに来られていたので、お誘いしたもので、塚本有子さん(イベント委員長)を誘って参観されていた。

写真右下は梶谷先生。



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2017年08月22日

江戸東京野菜の「鳴子ウリ」が、練馬でも栽培されていた。


先日、雑司ヶ谷カボチャの採種を紹介してくれた渡邉和嘉さん(JA東京あおば常務理事)から、電話をいただいた。

何でも、前に差し上げた鳴子ウリが実ったが、どのタイミングで収穫するのか、というもの。

江戸東京野菜の、鳴子ウリや本田ウリ、そして小金井マクワなどは、ヘタ落ちした時が完熟で、それ以前に収穫すると匂いも甘みもまだ乗らない。

電話では失礼だからと、渡邉さんの案内で畑に伺ったが、栽培してくれていたのは、三原台中学のバス停のところで「ブルーベリー摘み取り園の さかい農園」を経営している酒井利博さんで、現在JA東京あおば代表理事副組合長をされている。







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このところの長雨で腐が出ているものもあり、栽培にはご苦労があったようだ。
見たところ、ヘタ落ちしたものはまだなかった。

新宿区立柏木小学校の鳴子ウリの授業は、9月5日(火)の5、6時間目(13時35分〜15時10分)なので、同校の食育授業を視察していただきたい旨、お願いしたが、先約が入っていなければと云う。

柏木小学校の生徒が授業で使う鳴子ウリは、府中市の石川孝治さんが栽培したもので、すでに持参しているが、

当日完熟したものがあれば、持参いただきたいと酒井さんにお願いした。


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2017年08月19日

新宿の伝統野菜「鳴子ウリ」を栽培する新宿区立柏木小学校の4年生は、後は食べる授業を残すまでになった。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)の鳴子ウリの栽培も、後は食べる授業を残すまでになった。

今年は、天候異変で生産者の府中市西府の石川孝治さんも、ご苦労が多かったようだ。

7月は、干ばつ気味でつるの成長が遅れていたことから、雌花がなかなかつかない状況だった。
その後、雨は降ってくれたが、今度は30度を超す連日の猛暑が続いていた。

それが8月に入って連日の長雨で、肌寒い日々が続いていて、農産物の成長には厳しい状況になっている。





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新宿区立柏木小学校の4年生は、新宿の伝統野菜「鳴子ウリ」の栽培授業を行っているが、同校で栽培された分だけでは、4年生全員が食べることができないことから、石川さんに依頼して栽培を行ってもらっている。

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先日雨の中、石川さんから預かった鳴子ウリを同校に持ち込んだ。
夏休み中に登校されていた岩ア広明副校長に、お願いして冷蔵庫にしまっていただいた。




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2017年07月31日

鳴子ウリの栽培をしている新宿区立柏木小学校に様子を見に伺った。


この日も暑い日だったが東京都に行く用事があったので、16時頃新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)に寄ってみた。

夏季ラジオ体操会会場となっていて、7月から実施している。
夏休みになると、規則正しい生活が崩れやすくなるから、毎朝6時に起きて学校に行くという習慣、そして健康維持のためのラジオ体操は8月3日まで行われるようだ。

同校からは4年生の担任の坂本敬紘教諭から、写真を送っていただいていて、6月29日に撮影された写真は、当ブログで紹介していた。



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栽培指導をされている梶谷正義先生は、時間を見つけて行っていただいていて、その都度適切な指導をされている。

上の画像をタップする。
4年生の鳴子ウリはネットを登り、この時期にしては蔓の先は力強かった。



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2017年07月27日

今年も足立の内田さんが栽培する「本田ウリ」が収穫期を迎え、地元の直売所「あだち菜の郷」で販売されている。


足立区興野の内田宏之さんは、最近、足立区の伝統野菜「千住ネギ」の復活に尽力いただいていて、浅草の葱商「浅草葱善」の固定種を栽培しているので、イベントなどでは使わせていただいている。

江戸東京野菜としては、本田ウリを栽培していて、何年か前にご案内したあと、しばらく皆さんに紹介していなかったので、そろそろ収穫期を迎えるのではないかと、電話をしてみた。





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今月の25日に、都庁の食堂で「おいねのつる芋」を食べる企画があるので、なかなか食べることのできない、サプライズで本田ウリを皆さんに試食していただこうと注文したもの。



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2017年07月02日

29日、鳴子ウリの様子を担任の坂本敬紘教諭が写真に撮って送ってくれた。


新宿区立柏木小学校の4年生が地元の鳴子ウリを栽培していて、前回も報告しているが、

29日、鳴子ウリの様子を担任の坂本敬紘教諭が写真に撮って、栽培指導をされている
梶谷正義先生と私に送ってくれた。

「追肥や摘心も行い、様子を見ていたら鳴子うりが実を付け出していました」とメールにはあった。




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梶谷先生から適切な指導が返信された。

上の画像をタツプする。
ご報告ありがとうございました。
実が付きだしたようでなによりです。

・わらの上に這わせている株に実がついた場合は、
 実が汚れないように発泡スチロールを実の下に敷いて下さい。
 納豆のフタが使いやすいですが、発砲スチロールならなんでもかまいません。
 水がたまらないように伏せて使って下さい。

・網を登らせているツルに実が着いた場合は網袋をかぶせて実が落下しないように保護して下さい。

・長く伸びているツルの先は摘芯してそれ以上伸びないようにして下さい。
 摘芯すると脇から新しいツル(孫ヅル)が伸びてそこに実がつきます。

・うどん粉病は葉全体に広がってからでは、今お持ちのスプレー(でんぷんが原料だと思います)では効果がありません。

 小さな斑点が少しでも出てきた段階でスプレーして下さい。
 葉裏にも丁寧にスプレーして下さい。
 うどん粉病が広がってしまった葉は切り取ってしまいますが、一度に何枚も切り取るとダメージが大きくなりますので、1株から切り取る枚数は1日に3枚程度に押さえて、何日か掛けて切り取って下さい。

7月2日の午前中に少し時間が取れますので、様子を見ておきます。


とあった。
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