2016年07月21日

内藤とうがらし「葉唐辛子の佃煮」の販売が始まった。


成田重行先生が代表をしている新宿内藤とうがらしプロジェクトが実施した、「新宿内藤とうがらしフェア2016〈春〉」は、当ブログで紹介したが、その模様は、フードボイスから動画配信もされた。

同プロジェクトでは、このほど、新商品の内藤とうがらし「葉唐辛子の佃煮」を販売した、

内藤とうがらしは、香りが良いことから、江戸・薬研堀の七色唐辛子には、焼きとうがらしとして入っていた。
香りが良いから葉唐辛子としてもおいしいことから、昔から食べられていた。

佃煮は昨年から、試作をしてきたようだが、今年は6月28日に八王子の立川太三郎さんが葉唐辛子用に栽培した内藤トウガラシを、プロジェクトメンバーと、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表などが、抜き取った500株から、柔らかい葉のついた枝を切り落とし、今回は、フレッシュとして販売する分と、佃煮に加工する分を分けての作業を行った。




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内藤とうがらし「葉唐辛子の佃煮」ができたと送っていただいた。

阿部さんのメールには
販売などについての詳細は、内藤とうがらしプロジェクトHP
ご案内していく予定です。

◇江戸時代に内藤とうがらしは葉唐辛子として
人気だったことから、葉唐辛子を佃煮にしました。

◇内藤とうがらしの葉唐辛子の佃煮は他にないので、
プレゼントにも喜ばれています。

◇若い葉だけを使用しているので、ゴワゴワせず、
とても食べやすなっています。

◇お子様からご年配の方までお召し上がりいただけるよう、
辛さを抑えた、甘い仕上がりになっています。

とあった。皆さんお楽しみに、


2016年05月04日

新宿内藤とうがらしフェア2016〈春〉が新宿御苑で開催中です。


一般財団法人国民公園協会新宿御苑と、内藤とうがらしプロジェクトが主催して、環境省新宿御苑管理事務所が共催、新宿区が後援して、新宿内藤とうがらしフェア2016〈春〉が新宿御苑で始まり、早川直幹さんから写真を送っていただいた。

内藤とうがらしプロジェクトの成田重行リーダーが、江戸東京野菜の内藤とうがらしを栽培する生産者会議を開催して準備を進めてきた。

苗は三鷹の冨澤剛さんが担当し、1000本用意した。





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成田リーダーは、入園料のかからない、新宿御苑インフォーメーションセンターの前のスペースで陣頭指揮でフェアを盛り上げていた。
秋には、新宿を赤く彩ろうという、活動へのリピーターが購入に駆けつけていた。

【内藤とうがらし苗販売会】
4月29日(金・祝)〜5月8日(日)9:00〜16:00
※雨天中止
新宿御苑インフォメーションセンター前広場で
一本250円



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2016年04月14日

育てよう!真っ赤なとうがらしを!伝統の江戸兼京野菜“内藤とうがらし”苗販売会


帰ってきた300年前、江戸で評判の内藤とうがらし
新宿内藤とうがらしフェア2016<春> 新宿御苑
育てよう!真っ赤なとうがらしを!伝統の江戸兼京野菜“内藤とうがらし"苗販売会"
2016年4月29日(金・祝)〜5月8日(日)




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新宿内藤とうがらしプロジェクト(東京都新宿区・成田重行代表)は
新宿区の後援を受け、一般財団法人国民公園協会新宿御苑と4月29日(金・祝)から5月8日(日)まで、新宿御苑インフォメーションセンター前広場、レストランゆりのきにて、「新宿内藤とうがらしフェア2016<春>」を開催します。

江戸時代、内藤家下屋敷(現・新宿御苑)で生産されていた内藤とうがらしは、当時のそば人気とあいまって、江戸中の評判でした。江戸中に「内藤とうがらし」が評判になると、内藤新宿宿場近辺の農村地帯でも唐辛子の生産が活発になり、「新宿から大久保へかけて真っ赤な絨毯を敷きしめた光景」といわれるほど地域ブランドとして「内藤とうがらし」が定着していたようです。(新編武蔵風土記、武江産物史、守貞漫稿、新宿の伝説口碑などより参考)

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2016年02月23日

内藤とうがらし生産者会議が、新宿御苑で開催された。


新宿における内藤トウガラシの普及は、(株)ナルコーポレーション 内藤とうがらしプロジェクトが展開しているが、プロジェクーの成田重行リーダーのもとで、

2016年度 第1回 内藤とうがらし生産者会議開かれ、小平の生産者宮寺光政さんを議長に、国民公園協会新宿御苑 レストランゆりのきで、16日に開催された。



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内藤トウガラしの生産者は、20数名となっているが、今回は、ご都合のついた生産者が集まった。

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東村山市の久野稔晃さん、練馬区の井之口勇喜夫さん、練馬区の野坂亮太さん、府中市の石川孝治さん、八王子市の立川太三郎さんの代理として福島秀史さん、練馬区の加藤晴久さん、小平市の宮寺さん、以上生産者に成田リーダーと、阿部千由紀さん、(順不同)


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2016年01月29日

新宿駅西口広場のイベントコーナーで西新宿小学校の5年生が江戸東京野菜の取り組みを発表。


新宿区立西新宿小学校(清水仁校長) の5年生が学校公開の日に、4年生にプレゼンを行ったことは当ブログで紹介した。

実は当日の午後2時半から、新宿駅西口広場にある東京都の施設イベントコーナーで行われている消費生活展(主催・新宿区・新宿区消費生活展実行委員会) のステージで、5年生の皆さんが「江戸東京野菜を広めよう!」の発表を行った。




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西口広場のイベントコーナーは、東京都の農産物を販売する等でも利用しているコーナーで、新宿駅のJR、京王線、小田急線の各改札から都営新宿線へ、また都庁への通路と、コーナーの前は人通り多い場所となっている。

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2016年01月27日

新宿区立西新宿小学校の5年生が4年生に江戸東京野菜のプレゼンを実施。


新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生は、今年、新宿の伝統野菜、内藤トウガラシと内藤カボチャの栽培を行い、更に食べ方を研究、そしてこの貴重な地元の農産物を地域の皆さんに知ってもらおう、広めようとの取り組みを行ってきた。

担任の佐々木琢教諭からの要請で、7月に同校に伺い、昔の新宿における農業のお話から、復活した新宿の伝統野菜、内藤トウガラシ、内藤カボチャ、早稲田ミョウカ、鳴子ウリについてもお話をした。





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担任の佐々木先生の指導で、学習院女子大学での発表など今年1年の取り組みを通して、生徒達は様々な経験をしてきた。

今回、学校公開日にこれらの取り組みについて、来年度5年生で実施しする4年生をランチルームに招いて、プレゼンテーションを行うというので、ご招待を戴きご父兄と共に見守った。


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2016年01月19日

西新宿小学校5年生が「江戸東京野菜をひろめよう!」発表会を、23日(土)新宿駅西口イベントコーナーで実施する。


新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生が23日(土)、街に出て「江戸東京野菜をひろめよう!」の発表会を行いますと、担任の佐々木琢教諭から電話を頂いた。

発表は、西口イベントコーナーで開催される「第37回新宿区消費者の暮らしを守る生活展」ステージにおいて、14:30〜14:55まで、生徒達が出向いて発表を行うというもの。

同校では、昨年の11月に活動結果報告会があり、お招きをいただいたことは、当ブログで紹介した。

7月に伺って、内藤カボチャのお話をしたが、その後、内藤トウガラシの勉強、美味しい食べ方の勉強なども行ったようで、学習院女子大で行われた、内藤トウガラシサミットで発表、資料は新宿区四谷区民センターに1週間張り出されもした。



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これより先、23日の10:45から、同校に於いて来年度取り組む、現4年生に活動内容を説明、タネ等を引き継ぐセレモニーも行うというのでお招きをいただいていて、楽しみにしている。

2015年11月10日

西新宿小学校で、内藤カボチャと内藤トウガラシの活動結果報告会があった。


9月27日、学習院女子大学で開催された「新宿とうがらしサミット(2015)」で、内藤とうがらし等、新宿の伝統野菜を食育に活用している、小、中、高、大学、専門学校の活動報告があった。

新宿区立西新宿小学校(清水仁校長) の5年生の代表18名を担任の佐々木琢教諭が引率してきていたが、立派な活動発表であったことは、当ブログで報告している。

帰り際、佐々木先生から、本日の発表はまだ中間で、11月になったら、最終の報告を行いますので、来ていただきたいとのお話があった。





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佐々木先生から何度か連絡を頂いて、こちらの都合に合わせていただいたので、ランチルームで給食を頂いた後に、みんなが調べ学習で得た知識や、ゲストティチャーから学んだことなどを整理して、報告された。

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会場には、私の他、受粉の授業を行う等、栽培に尽力された小笠原秀二主事、参考資料などの協力を行った学校図書館支援員の小野里尚美さんが招かれていた。


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2015年10月08日

8日、創業130周年を迎える新宿高野本店の「サロンセミナー」に招かれる。



新宿内藤とうがらしフェア〈2015〉実行委員会の成田重行リーダーから、10月7日に、新宿高野本店創業130周年企画で、サロンセミナーがあるから、時間を空けておいてと云われていた。

セミナーのテーマは「内藤とうがらしと新宿御苑の果物の歴史と文化」と云うもので、前段で江戸における野菜事情について依頼されていた。





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同社は、新宿駅が出来た明治18年(1885)に新宿に創業、新宿と共に発展してきた。と
広報誌「TAKANO SEASONAL PRESS」の 10月号に記載されている。

その経過は、12日まで、新宿中村屋ビル3F中村屋サロン美術館特設会場で、写真パネル展示が行われている。

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2015年10月07日

2日、新宿御苑で「新宿内藤とうがらしフェア関係者交流会が開催された。


10月4日から開催されている「新宿内藤とうがらしフェア」に先立ち、2日、新宿御苑レストランゆりの木で、関係者交流会が開催された。

昨年は、デング熱の影響で、新宿御苑が閉鎖になったことから、予定していたレストランゆりの木での交流会が急遽、新宿区四谷区民センターに会場を移して開催されたが、NPO法人 おいしい水大使館内藤とうがらしプロジェクトを進める成田重行リーダーの情熱で、今年も4日(日)からのフェア開催に向けて、参加各店が趣向をこらしていた。




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信州高遠藩藩主内藤家の17代当主内藤頼誼氏が今年も出席された。
昨年、初めてお会いして、色々とお話を伺ったが、家康から賜った下屋敷は、20数万坪と広すぎで、大木戸門近くの玉藻池周辺がお屋敷で、それ以外は、小作に出していたという話に、納得したものだった。

今年は、高井戸にお住まいの、内藤家とは親戚ですかと、お聞きしたら、良く聞かれるそうだが、高井戸の内藤家に聞いていただかないと、家ではわからないと云う事だった。

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さて、交流会は、赤木マキさん(創生会)の司会で始まり、実行委員会の成田重行リーダーが、今年の計画などについて紹介した。

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2015年10月02日

「新宿とうがらしサミット(2015)」が学習院女子大で開催された。


今年も「新宿内藤とうがらしフェア(2015)が始まった。
内藤とうがらしで、新宿のまち興しを永年推進してきた、NPOおいしい水大使館の成田重行理事長から、今年もフェアが始まるとご案内を頂いていた。
同フェアは、新宿区のイベントとして大きく発展し、内藤とうがらしが生まれた、信州高遠藩主内藤家の屋敷地であった新宿御苑を中心に展開される。

環境省新宿御苑管理事務所、一班財団法人国民公園協会新宿御苑、一般財団法人新宿観光振興協会、NPOおいしい水大使館内藤とうがらしプロジェクトが共催、新宿区が後援して、実行委員会を結成している。

同フェアを盛り上げるべく、27日(日)「新宿とうがらしサミット(2015)」が、最初のイベントとして、内藤とうがらしの研究が始まった学習院女子大学で開催された。





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10時から開催された同サミットは、内藤とうがらしを栽培する方々や、内藤とうがらしフェア関係者などを集めて行われた。

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サミットには、地元新宿の吉住健一区長の挨拶で始まり、学校法人学習院の耀(あかる)英一常務理事があいさつをされた。
当初から、成田先生とともに内藤とうがらしの普及に努めていた、料理研究家の宮崎里恵先生も来賓として見えていた。

江戸東京・伝統野菜研究会として基調講演を依頼されていたが、サミットでは
新宿区立の四谷小学校、大久保小学校、西新宿小学校、都立園芸高等学校、新宿調理師専門学校、早稲田大学農楽塾、学習院女子大学の生徒達による、活動や研究発表が行われることから、簡単にという希望もあったので、内藤とうがらしばかりか、折角だったので新宿区の伝統野菜、内藤かぼちゃは、西新宿小学校、早稲田みょうがは早稲田小学校、鳴子うりは柏木小学校で教えていることもお伝えした。、

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2015年08月14日

立川市西砂の石川農園から内藤カボチャが出来たというので、取に行ってきた。


今年の5月だったか、立川市西砂の石川農園の石川公一さんに、内藤トウガラシと内藤カボチャのタネを持って行って栽培を依頼してきたことは、当ブログで紹介した。

先日、畑のローテーションで、そろそろ内藤カボチャの畑を開けたいので、取りに来てくれという。

頼みぱなしだったことを詫びて、収穫の状況を聞くと20個ばかりできたと云う。




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翌日、農園に伺うと、21個できていたが、18個(40キロ)を購入してきた。
はじめてとしては立派なんものだ。

カボチャは保存がきくから、10月2日から新宿で始まる、内藤トウガラシフェアーで、内藤カボチャも使ってもらえそうだ。

後継者の智一さんが、車に乗せてくれた。

内藤トウガラシと、拝島ネギの様子は、急いでいて見る時間がなかった。



2015年08月03日

「とうがらし女子」が学習院女子大で結成され、3日、NHKおはよう日本で放映


この度、新宿内藤とうがらしの復活、普及活動の応援隊として新宿にある学習院女子大学の学生有志15名が集まり、「とうがらし女子」が誕生(6月25日)(代表 関原成妙さん3年生)活動に入りました。

8月3日(月)朝7時45分からのNHKおはよう日本「関東甲信越」の生放送に、「とうがらし女子」が放送されました。

生放送では、食べやすい青唐辛子の選び方として、上部より下の方で日に当たらないところの青唐辛子を選ぶという。
内藤とうがらしの青唐辛子入りアイスクリームを試食、「とうがらし女子」たちは、食材同士の相性がいいと云う。

今後は、内藤とうがらしの青唐辛子を使った爽やかドリンク・新宿内藤とうがらしグリーンスカッシュなどを普及していくという。


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「とうがらし女子」は、新宿内藤とうがらしの復活や普及の各種イベントに参加し、

・7月30日、三鷹のとうがらし農家での収穫応援をした後
・8月1日、2日の丸の内KITTEタワーB1で開催の「にっぽん伝統野菜フェスタ」内藤とうがらしブースでのPR、普及活動を実施しています。

今後は、自主テーマとして、 
内藤とうがらしの特徴である旨み、出汁の研究。
出汁の化学分析、料理研究を行うという。
とうがらし女子の益々の活躍が期待されています。

2015年07月19日

内藤トウガラシプロジェクトの最新情報が届いた。


内藤トウガラシが、次から次へと白い花を付け、緑の実をつけ始めている。

先日も、府中の石川孝治さんの畑に寄ったら順調な生育を見せていたが、
今年は雨の日が続いたと思ったら、真夏のような日差しの日が続き、そしてこんどは台風と、天候の急激な変化に農作物も過激な気候変化の中を耐えながら育っていた。



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これまで内藤トウガラの商品開発を進めている「内藤とうがらしプロジェクト」の成田重行リーダーから、書類が届いていた。

封を開けると、「内藤トウガラシの手拭」が入っていた。

帯びには、江戸屋とTokyo Yasai Styile

「江戸東京の伝統野菜<内藤とうがらし>
江戸時代、内藤新宿宿場近辺では、内藤とうがらしの栽培が盛んに行われ、
「新宿から大久保にかけて真赤なジュウタンをしきつめた光景」
といわれるほど地域ブランドとして「内藤とうがらし」
が定着していたようです。」とある。

上の画像をクリツクする。
天正十八年徳川家康の家臣内藤清成は関東総奉行として統治につとめた。
その功労が認められ、馬で一息囲んだ土地を家康から拝領された。

元禄四年内藤家七代当主清枚がこの土地を下屋敷とし野菜を作った。
その中に番椒(とうがらし)があり、江戸の蕎麦文化とあいまって評判になり、
近隣農家も栽培。新宿一帯は内藤番椒の一大産地となった。

味のある文字が良い。


【問合せ先】 メール(e-mail:narita@nalnet.jp  )か FAX:03−5827−2018で・・・
(1枚1000円税込)

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2015年07月12日

東京都庁のツインタワーが間近に見える西新宿小学校で、内藤カボチャの受粉授業が行われた。


内藤カボチャを栽培をしている、西新宿小学校の清水仁校長と今年から5年生の担任になられた佐々木琢教諭にお会いした話は、当ブログで紹介したが、

カボチャの花が咲く頃に、江戸東京野菜のひとつ内藤カボチャの話をしてほしいと依頼されていたので、

先月日程の調整をして、先日伺った。




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当日の1時間目は、受粉の授業で、小笠原秀二主事が指導し、2時間目、3時間目を使って内藤カボチャの話を依頼されている。

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校庭の西側から内藤カボチャが栽培されている圃場を見ると、何と校舎の上に東京都庁舎のツインタワーが間近に見える。

雨が降りそうな天候だったので、霞んでいたが・・・・。

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2015年05月23日

立川市西砂で、内藤トウガラシと内藤カボチャの試作が始まった。


立川市西砂で、「農薬や化学肥料を使用せず、有効微生物群の資材を(たい肥) (鶏ふん)を肥料にしている鈴木農園を紹介したことがあったが、鈴木農園と旧五日市街道を挟んだ南側の屋敷石川農園・園主石川公一さんからメールが入った。

石川さんは大学の同窓で校友会の役員をされていて、1年後輩とかで先輩と立ててくれるので、今年の春先、江戸東京野菜について話してみたら、種があればと云うので、内藤トウガラシと内藤カボチャのタネを置いてきていた。




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春先に来たときには、江戸東京野菜の「ノラボウ菜」の収穫が忙しかったが、花が咲いていた。

採種をするわけではないようで、作業の順で、近いうちに鋤きこむとか・・・。

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ようやく手が空いて、内藤トウガラシと内藤カボチャの苗を植え込むというので、今年は試作でお願いした。


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2015年05月14日

副都心新宿の西新宿小学校で、昨年に続き5年生が内藤カボチャの栽培が決定した。


昨年、新宿区立西新宿小学校(清水仁校長) の鈴木富雄副校長が内藤カボチャを栽培しているからと、訪ねてこられた。
そんなご縁で、同校の5年生に内藤カボチャの歴史など、お話をさせていただいた。
それがご縁で、エコギャラリー新宿の活動に共鳴している方々とも親しくお話をすることも出来た。

次々にご縁を紡いでいくことで、内藤カボチャに対する興味も区民の中に生まれつつある。

今年も、西新宿小学校では、鈴木副校長が内藤カボチャの栽培を行ってくれるものと思っていたら、

新宿御苑で内藤とうがらしの苗の販売をしていたNPO法人美味しい水大使館の成田重行先生から、西新宿小の鈴木先生が異動され、5年生の担任になった佐々木琢先生が挨拶に来られたとの情報が入った。



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先日、柏木小学校で授業のあった日、昼休みにでも会えないかと思い。

柏木小学校の帰り道、鳴子坂を歩きながら、西新宿小学校の清水仁校長にこれからお会いできないか電話をしてみた。
校長先生は昨年、お邪魔したこともご存じで、お会いしたいと云っていただいた。

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佐々木先生も、次の授業が始まる前に、同席されて、お話をすることが出てきた。
佐々木先生は張り切っておられ、昨年に続いて今年も継続栽培されるということで、いずれ授業でお話させていただけるようだ。

2015年05月03日

天皇の料理番・秋山徳蔵の料理をヒントに、伊藤総料理長が「新宿御苑ゆかりのプレート」を検討中。


TBSテレビ60周年特別企画として、放送1週間前から「料理に全てを奉げた男、天皇の料理番にまでなった秋山徳蔵」と、放送予告を繰り返していた日曜劇場「天皇の料理番」が、先週の日曜日4月26日から始まった。

何をやっても長続きをしない徳蔵が、昆布問屋の婿に入るが、ひょんなことから一口カツレツを食べたことをきっかけに、料理にのめり込んでいく。

2時間番組の後半には、新妻俊子のもとを離れ、縁あって一流西洋料理店・華族会館(旧鹿鳴館) で働けることになる。

今晩第2話が放送されるが、これから、どのような展開になるのかは興味深い

因みに、秋山徳三が宮中に入った時の上司が、新宿御苑の発展に貢献したばかりか、日本の園芸界にも大きな影響を与えた福羽逸人が大膳頭の時だそうで、物語の後半で福羽逸人が登場するかもしれないと、国民公園協会新宿御苑総務部の本荘暁子さんが教えてくれた。





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晩年の秋山徳蔵にお会いしたという、新宿御苑「レストランゆりのき」の伊藤秀雄総料理長が、昨年の2月に、江戸時代に高遠藩主内藤家の下屋敷だった現在の新宿御苑で生まれた内藤とうがらしと、内藤カボチャ等、江戸東京野菜を使って、「大饗賜宴 献立」を作っていただいた。

皇室御苑としての歴史を持つ新宿御苑に残る資料をもとに作っていただいた料理は絶品だった。


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2015年04月30日

29日から5月6日まで、新宿御苑インフォメーションセンター前で内藤とうがらしフェアが開催されている。


「内藤とうがらし復活プロジェクト」の成田重行プロジェクトリーダーは、新宿御苑と共催で、かつて信州高遠藩主内藤家の下屋敷(現新宿御苑) から生まれた、内藤とうがらしと内藤かぼちゃの苗を販売する等、昨年からイベントを展開してきた。

昨年のゴールデンウイークに実施したフェアが好評だったことから、今年も29日から6日までの間、新宿御苑インフォメーションセンター前のスペースで、フェアを開催している。

また、昨秋には新宿区四谷区民センターをメイン会場にして、フェアが行われ、
その流れで、伊勢丹でも華々しく開催されたことは、当ブログで紹介している。




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公益財団法人日本特産農作物種苗協会が発行する「特産種苗」に、成田プロジェクトリーダーが「内藤とうがらし」によるイベントなどを紹介していることは、当ブログで紹介している。



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2015年04月26日

内藤とうがらしプロジェクトの成田先生が「特産種苗」の【特集】〈とうかからし・わさび〉に執筆。


公益財団法人日本特産農作物種苗協会が発行する「特産種苗」No20は、【特集】として〈とうかからし・わさび〉を掲載した。

【巻頭言】は、「在来作物の現地保存の意義とその活用」として江頭宏昌准教授(山形大学農学部食料生命環境学科)が執筆されていて、江戸東京野菜についても触れていただいた。
ありがとうございます。

特集では、とうがらしの「産地の取組」として、
「内藤とうがらし復活プロジェクト」を成田重行プロジェクトリーダーが執筆された。



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同協会と成田先生の了解を得たのでここに掲載する

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始まりは新宿宿場の歴史調査から、八房の原種を探し3年かけ固定種に、学校の活動も活発、内藤とうがらし発祥の地 新宿御苑、 新宿伊勢丹百貨店の内藤とうがらしフェア、
大手食品メーカーからの注文、等となっていて、新たな内藤トウガラシの物語が読み取れる。

日本特産農作物種苗会発行の特産種苗のバックナンバーはここから